お気に入り度アップ♬「リッツカールトン東京」
2016年 6 月12日(日)
春に忙しい妻の仕事が一段落。のんびり温泉にでも行こうか?と妻に希望を尋ねると、遠くまで出かけて時間を掛けるなら、都内のホテルに宿泊して、交通費分だけゼータクにアップグレードしよう!という作戦になった。選んだホテルはリッツカールトン東京。前回の宿泊は2008年の夏。東京タワーを望むクラブフロアの客室だった。今回は、ゼータクにもエグゼクティブクラブスイートをチョイス。とは言え、クラブルームを通常料金で予約すると、スイートにアップグレードできるプラン。チェックイン当日、友人たちと一緒にランチを楽しんだ後、客室でのんびりと部屋飲み。外で買い込み、持ち込んだビールで乾杯。独立したリビングルームは5人で過ごしても余裕の広さだ。
今回の滞在は、リニューアルしたばかりのクラブラウンジのサービスが楽しみだった。45階のフロントを素通りし、最上階53階のラウンジでチェックイン。以前滞在した際とは大きく様変わりした、シックでゴージャスな内装。ダイニングルーム、ライブラリーなど、4つのエリアに区切られ、以前のようなフロアの広さは感じなくなったけれど、どのコーナーも落ち着きのあるデザインだ。1日に5回あるフードプレゼンテーションを堪能するために、宿泊客は無料で利用できるプールへ。46階からの景色を楽しみながらジャグージに浸かり、昼から飲みすぎた酔いを醒ます。シャワーを浴びてスッキリした後は、クラブラウンジでシャンパン飲み放題(笑)が待っている。
クラブフロアの宿泊は、ラウンジのサービスレベルによってお得感が増す。夕刻のイブニングオードブルの料理は、少食のお気楽夫婦には充分な内容。何種類かの冷製オードブル、たっぷりのサラダ、デザート、そして何よりもシャンパンを含めたフリードリンクが嬉しい。料理の補充もスムースで、ゲストにストレスを感じさせない、適量の料理を何度も追加する方法。夜景を眺めながらゆったりと過ごすことができる。いい感じ。朝食も同様に充実。コールドフードのコーナーでサラダやフルーツなどを選び、ホットコーナーで卵料理などをオーダー。決して料理の種類は豊富な訳ではないけれど、ペストリーなどのパンのレベルも高く、フレッシュジュースもきちんと美味しい。
朝食の後は、いつもより摂り過ぎたカロリーを消費するためにジムで走る。facebook仲間に「前から思ってたけれど、ジムの後に朝食じゃないのか?」と突っ込まれたけれど、2人はストイック系のアスリートではなく、お気楽系のエンジョイスポーツ派。あくまでも、朝食後に部屋で寛いだ後にジムというのがいつものスタイル。丁寧にストレッチをして、都心の風景を見下ろしながらクロストレーナーで1時間ほど汗を流し、再びじっくりとストレッチを行い、シャワーを浴びる。ふぅ〜っ、さっぱり、気分爽快。12時までのチェックアウトもクラブラウンジで。そしてそのままラウンジで、オードブルとビール、そしてサンドウィッチとサラダの軽いランチ。幸福な時間だ。
「何だか大阪のリッツもそうだったけど、2度目のリッツはいい感じだね」すっかりリラックスモードで、ご満悦の妻が微笑む。大阪のリッツカールトンも、今回の東京も、いずれも2度目の滞在で個人的な評価が大幅に向上した。クラブラウンジのサービスに満足し、ストレスなく滞在できたことが好感度アップの理由。国内では一番のお気に入りホテル、パークハイアット東京にはクラブラウンジという概念がなく、フリーフード&ドリンクのサービスが受けられない。ラウンジのサービスを重視すれば、リッツのお気に入りランキングはTOPかもしれない。「また来たいホテルだね」妻の上から目線発言がそれを裏付ける。