天空のジムと部屋飲みと♬「パークハイアット東京」
2017年 5 月20日(土)
パークハイアット東京滞在の楽しみのひとつは、天空のジムとスパにある。45階にあるロッカールーム(これがまた素晴らしい施設なのだ)で着替え、専用エレベータで47階に上がると、ピラミッド型の天井や東西南北全てのガラス窓から陽光が溢れるプールが広がる。この眺めが実に爽快。さらに、プールの左右にはジムがある。西側は筋トレ系のマシンジム、都心を望む東側にはカーディオ系マシンとスタジオという配置。この東側のジムで、新宿御苑や神宮外苑の緑と新宿や赤坂・六本木方面のスカイスクレーパーを眺めがら、クロスウォーカーで汗を流すのがお気楽夫婦のお気に入り。まさしく天空のジム。ウェアとマイシューズを持参し、2泊3日の滞在中に3回もジムに通う。*ロッカーを使わず、部屋で着替えてジムやプールだけの利用なら宿泊者は無料。
汗を流した後は、スパでのんびり過ごす。このスパを利用するためには宿泊者でも別途料金が必要。2泊する理由はそこにある。有料であってもこのスパは魅力。そして、どうせ利用するならのんびりしたい。そこで滞在2日目の午後は、ジムとこのスパに篭るという作戦だ。大きなロッカーにはそれぞれ表に大きな鏡が付き、外光溢れる明るくゆったりとした作り。厚手のバスローブと大きなバスタオルを担いで(実際重いのだ)スパへ向かう。中央にジャクージ、周囲には何種類かのサウナ。ゴージャスな造りだ。ただし湯温が高いため、さほど長居はできない(笑)。シャワーを浴びた後はバスローブのままで、広々とした休憩スペースへ。革張りのリクライニングソファでリラックス。至福の時間だ。と、絶妙なタイミングで喉が渇き、ビールを求め客室に戻る。
広い部屋に宿泊するメリットは、友人たちを招いて“部屋飲み”ができること。ビールを飲みながら友人たちの到着を待つ。初日のゲストは肉部所属のI葉夫妻。「きゃぁ〜っ!凄い部屋ぁ〜っ!」と、まずは客室内探索。落ち着いたところで食事の準備だ。メニューはデパ地下で買ってきてもらったパテドカンパーニュ何種かと、ホテルのデリカテッセンで購入し、ルームサービスにしてもらったサラダ各種。実はこれが裏技。前回の滞在の際に、皿に盛り付けて持って来ていただき、すっかり味を占めた。ワイングラスはもちろん、取り皿やカテラリーも人数分用意していただける。なのに、ルームサービスメニュー価格よりも格段にリーズナブル。まずは、ホテルにいただいたシャンパンで乾杯!そして、さらに4本(!!)も持参していただワインも完飲。楽しい夜だ♬
2日目の夜は女子会。世田谷マダムお2人と、若手女子をお招きした。「わぁ〜っ!凄い豪華なお部屋ですねぇ〜っ」前夜と同様の反応だが、そこは世田谷マダムたち、すぐに落ち着きを取り戻す。そして、さっそく持参したワインを冷やすクーラーなどをルームサービスにお願いする。その日のメインはローストビーフ!前日持って来ていただいたベビーリーフを合わせて盛り付け。お皿はもちろんホテルからお借りする。「乾杯!」その日もシャンパンでスタート。連日豪華な夕食だ。「ミックスフルーツ持って来たんです」とイチゴやメロン、ブルーベリーが美しく並べられているのは、なんと重箱!さすが。「頑張りましたぁ。食べましょ♬」一見のんびりしていながら、実はしっかり者の奥様が笑顔でフルーツをおススメ。シャンパンに良く合う。嬉しい夜だ♡
年齢を重ねるにつれ、物欲はどんどん減退し、“消えモノ”消費が増大しているお気楽夫婦。高価な時計などは欲しくないけれど、ゼータクなホテルにはヘーキで泊まる。ブランド物のバッグは買わないけれど、仲間たちと美味しいモノを食べに行くことには積極的。消えてしまうけれど、記憶には残る楽しい時間を求め、消費する。自分たちの住まいよりも広い部屋に泊まり、高くて買えない!と買うのを止めたスーツより高い宿泊代を支払う。「そう言えばそうだね、2泊でけっこう良いバッグ買えるもんね」とお気楽妻は意に介さない。価値観は人それぞれ。仲間たちと楽しくゼータクな時間を過ごした3日間だった。