祝リノベーション3周年♬「ビストロ808」

808−1808−22014年11月に2ヶ月の工事期間を経て、我が家「ビストロ808」のリノベーションが完成した。バスルームを広く、バスタブを低くしたい。天井をできるだけ高くしたい。首都直下型地震に備えた造り付け家具にしたい。老後に備えて床面は完全にフラットにしたい。狭さを感じさせないオープンなレイアウトにしたい。書籍、食器、スカッシュラケットなどをすっきりと収納したい。引き戸にしてドアの開閉スペースを効果的に使いたい。TVを壁面収納にしたい。スピーカーを天井付にしたい。ワインラックが欲しい…などの希望が叶えられ、以前の間取りにあったストレスのほとんどが解消された。お気に入りの我が家で過ごすことが楽しみになった。それから3年。

808−3808−4人の建築家、廣部剛司くんが手がけてくれたおかげで、808(彼の事務所でのPJ名)は、何度か建築系の雑誌やサイトで紹介された。そしてこの秋、『別冊住まいの設計 オトナリノベーション』No.2というMooksに、お気楽夫婦と共に掲載。サブタイトルは「50代から始める、暮らし直し」。確かに、お気楽夫婦の目指したものも、老後を意識した“暮らし直し”だ。我が家は築20年余り。今後の暮らし方にも変わらないものがあり、変わるものもある。ライフスタイルに合わせて軌道修正するとしたら、早い方が良い。“仲間を招いてホームパーティを開く機会がますます増えそうだ”と掲載された記事にもあったように、自宅で(私が)料理をして友人を招き、ビストロを開く機会が増えた。

808−5808−6期点検(笑)という名目で、建築家の友人を中心に気のおけない仲間たちを招いてビストロを開店。それが秋の恒例となった。メニューはこの3年間ですっかり定番となったパテドカンパーニュ、キャロットラペや、かぼちゃのムースなどの新作料理の組合せ。3年間で20回程開店しているから、誰を招いてどんな料理を出したかをデータベース化(笑)して、メニューを決めた。アーチ型の垂れ壁に囲まれたダイニングコーナーが仲間たちを包み込む。狭いながらもオープンキッチンと一体化した位置で、使い易く、会話を途切らせることなく料理やワインをサーブすることができる。ゲストも手馴れたもので、テーブル横に作り付けた食器棚からワイングラスを出してくてれる。

808−7808-9ストロ808のルールはシンプル。料理はシェフにお任せ。自分が飲みたいドリンク持参。以上。「IGAちゃんの料理、毎回毎回本格的になるねぇ」「ほ〜んと。今日の料理も全部美味しい」嬉しいけれど、リップサービスも含まれているんだと自らに言い聞かせ、精進する日々。…私はどこを目指しているのだろう(笑)。とは言え、楽しいのだ。お招きする友人たちのためにメニューを考え、お出しする器や料理の順番を盛付けを決める。前日までに作っておくもの、当日の朝に仕込むもの、ライブでお出しするもの、温かいものと、冷たい料理のバランスを考え…。素人の料理だからこそ、趣味でやっているからこそ、その過程も楽しめる。これはきっと私のライフワークに違いない(笑)。

808−8は4周年で!そう言いながら何度目かの乾杯。撮った写真を見ると何だかとっても楽しそうだ。このメンバー全員が揃うのはきっと1年後。その時も、さらに翌年も、何年後かも、定期点検という名目をつけて(笑)ずっと一緒にお祝いできると良いなぁ。リノベーション後のビストロ808、不定期ながら好評営業中です♬まだご来店いただいていない方も、いつか是非!

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