ガツンと肉、そしてガツンとワイン「ビストロ808-秋」

Bistro808-1週楽しみにしてま〜す♬ワインは宅配便で送りますね」お気楽夫婦の住む街で、お互いに1軒目で飲んだ後に、店を出たところでばったり会った仲間たち。店を出た瞬間に、ん??知ってる顔だ!と目を見交わす。一瞬の後に現実だと分かり、びっくり!迷うことなく一緒に2軒目に繰り出し大酔っ払い。そして翌週、同じ顔ぶれが「ビストロ808」に到着する前に、大量のワインが届いた。どうやら1人2本の計算らしい。

Bistro808-2え撃つシェフ&スーシェフも抜かりない。大酒飲みの上に大食漢のメンバーに、肉料理をガツンと用意しようという作戦。オードブルのパテドカンパーニュを多めに作り、メインはスーシェフ渾身のガツンとローストビーフだ。他にも事前に料理のリクエストが来ており、鯖のリエット(クリームチーズ・バージョン)、グリーンメドレーサラダ(ストウブ蒸し)は必須。そこに季節のフルーツの料理を加えてメニューは完成だ。

Bistro808-3邪魔しまぁ〜す♬」ツワモノたちを迎えるが、最初はお上品な奥さまたちの風情。「スカッシュとトランポリンで汗かいたから、ビールも買って来ました!」と手渡された(1ダースの!)缶ビールで乾杯♬そして「お腹ペコペコ!」との声に、料理の順番を変え、冷やしてあった「カラフルトマトとローズヒップジュレ」を出すと、「うわぁ!キレー!」「美味しっ!」と大騒ぎ。相変わらず反応の良い嬉しいゲストだ。

Bistro808-4し落ち着いたところで、前半のメイン「オードブルの盛合せ」。合わせるのはポルトガルのヴィーノヴェルデ。超微発泡のカジュアルワイン…だそうだ。実はあぁ見えて(笑)ゲストの1人、サダコに変身する奥さまは、ワインコーディネーター。10本のワインを選んだのも、その飲む順番を考えているのも彼女。きっと彼女はワインが好きな余りに、ついつい飲み過ぎて変身してしまうのかもしれない…と思いたい。

Bistro808-6バのリエット、グリーンメドレーサラダなど、リクエストされた料理も好評の内にあっという間に平らげられ、メインのローストビーフ・オニオンソースジュレの登場だ。いつもは薄めに切って何枚か食べてもらうのだが、今回は厚めに切ってガッツリと。すると「あ!あっちの方が厚い!」「へへへ」…子供か!というやりとりの後、「火入れ抜群!」「美味しい!」と絶賛の声。スーシェフもやる時にはやるのだ。

Bistro808-5ぁ〜っ!コンテチーズ大好き!」ズッキーニとイチジクのコンテチーズ焼きに歓声が上がる。私の経験上、ワイン好きの酔っ払いたちにコンテチーズが嫌いなヤツはいない。たっぷりの焦げたコンテチーズの香りで、ワインがススム。さらに、続いて供した「柿とゴルゴンゾーラのサラダ」がワインの消費を加速する。「ワタシ、今年初の柿だ!フルーツとワインって合うよね」胃も肝臓も強いという奥さまのペースも良い感じ。

Bistro808-7トレッチして良い?」と、毎回オリーブオイルの手土産をいただく奥さまが開脚し始めたかと思えば、強内臓系の奥さまが同じ会話を繰り返す。そろそろ皆さま良い感じで酔ってきたぞ!と、ワインコーディネーターの奥さまは?と見ると、すでにサダコが降りて来ていた。ダンナが嬉しそうにサダコ降臨証明写真を撮影する。その彼も「このワイン、空なのに重いよ?」と満杯のボトルを抱えていたことは妻の観察による。

Bistro808-8しく飲んで食べて大笑いした、嵐が過ぎ去ったようなビストロ808営業の翌日、何事もなかったようにグラスは磨き上げられ、皿はキレーに洗われ並べられている。1人酔うこともなく、後片付けをしてくれたスーシェフ、妻の仕事だ。毎度の事ながら頭が下がる。つくづくエライ。そう言うと「ワタシも楽しいし、喜んでもらえると嬉しいしね」涙。翌日の夕食はこれも恒例の、主催者の特権(笑)余りモノゼータクディナー。

の開店は10月頃かな」と嬉しそうに妻が呟く。さぁて、どなたをお招きし、何を作ろうか。ビストロ808は好評ながら不定期営業中。

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  1. カラスミ尽くしとガレット・デ・ロワ「公現祭の夜」 週末更新お気楽夫婦のお気楽生活ブログ IGA “快楽主義”宣言


    [...] 「予約できたよ!」代わりの人気店で無事に予約。後は公現祭の日に集合し、今年最初のスカッシュ、そしてデパ地下のデリと組み合わせた「ビストロ808」でガレットを食べるだけ。スカッシュで汗を流し、オードブルとメインの料理とワインを買い込みビストロに向かう。全ての料理を作る普段の開店よりもお気楽お手軽。新たな営業スタイル。とは言え、いつものキャロットラペと新作「タコ焼きチーズ」を準備していた。 [...]

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