HAPPY♡WEDDING!「幸福な週末」

Member5Kishi々しい秋晴れの土曜日、その日の天気のように晴れ渡った笑顔の花嫁。赤い傘の下で白無垢の花嫁衣装を纏い綿帽子を被った花嫁は、お気楽夫婦が毎週通い続けるスカッシュスクールのメンバー。やや緊張気味に花嫁をエスコートする花婿はやはりスカッシュ仲間。大勢のスカッシュ仲間がこの日を待っていた。ある事情で悩み多き日々を送っていた彼が、痩せてげっそりして周囲を心配させた時期があった。そんな頃、お付き合いを始めたばかりの彼女がきっぱりと言った。「私が太らせてみせる!」その宣言通り、新郎に穏やかな日々が訪れ、幸福と栄養をたっぷり摂った彼は元通りの体型に戻った。

Member2Photo郎のかつてのややこしい事情を知り、新婦の甲斐甲斐しさを見守ったスカッシュ仲間たち。だからこそ、その日の空のようにすっきり晴れやかな気持は共通だったと思う。けれど、ちょっと調子に乗った2人の仲間がいた。1人は乾杯のスピーチが終えるまでは緊張しきり、終わった後はほっとして飲みまくったスカッシュのコーチ。2次会の後、地下鉄の車内で寝込み乗り過ごし、慌てて折り返してさらに乗り過ごしたという。やれやれ。もう1人のスカッシュ仲間は「今日は飲むぞ!」と宣言し、飲み、笑い、歩き回り、ほぼ全てのテーブルの記念撮影に座敷童のように収まった。グッジョブ♬

MakoSouやかに暮れた日曜の夕、幸せそうだねと言えば「うん、とっても幸福♡」と臆面もなく返す新妻と乾杯。幸福オーラ溢れる2人のお祝いで訪れたのは、ちょうど4周年イベント開催中の「ビストロ トロワキャール」。ビールやワイン飲み放題、オードブル盛合せ付き、ローストビーフなどの肉料理食べ放題というお祝いにぴったりの豪勢な企画だ。新妻は「ル・プティポワソン」のオーナーパティシエ、マコちゃん。彼女を誘って訪れた「魚の寄り処 てとら」というお気楽夫婦の知り合いの飲み屋に、お気楽夫婦以上に通い詰め、すっかり常連となった彼女。その店で出会い、あっという間にゴールイン。

MayumiQuatreIGAさん、それはキューピッドですよ」初めてそんなエピソードを聞いたという新郎。同じ店に通う仲間とは言え、ほとんど初対面。誠実で優しそうで、かつブレない軸をしっかり持っていそうな彼。良いダンナじゃないか。「そうでしょ、そうでしょ。毎日幸せですよ」とマコちゃん。はいはい、分りました。新婚だから許す。「お二人も幸福そうですよ」そう言って店のマダム、まゆみちゃんが持って来てくれたのはサプライズスイーツ。新婚の2人のお祝いだけではなく、お気楽夫婦の結婚記念日(店の開業日と偶然にも同じ日)のメッセージも描いてくれた。これは嬉しい。改めて6人で乾杯♬

4周年イベントにお越しいただきありがとうございました!一緒にステキな記念日を迎えることができて感謝感激です」トロワキャールのオーナーシェフ、聡ちゃんからお礼のメッセージが届いた。「毎年美味しく楽しく一緒に周年をお祝いできるって嬉しいね」妻が返信。そうか、これから毎年10月はますます嬉しい月になる。3組のカップルと、ラブラブ夫婦が営むビストロが記念日を迎える月。願わくば、毎年それぞれが幸せな記念日を迎えられますように。

幻の肉体改造計画「中目黒♡生活(その3)」

KonamiTrainingの課題は、下半身のスリムアップ、股関節の柔軟性向上など。『FRAU』最新号の特集を地でいく「女性らしい筋肉」作りがテーマ。私の課題は、肘痛に繋がってしまっている左右の筋肉バランスの矯正、肩甲骨周りの稼働域の狭さを克服すること。2ヶ月の仮住まい生活で集中的にジムに通い、肉体改造をするのだ!と意気込んだ2人。トレーナーにメニュー作りからお願いし、プライベートトレーニングを実行中。今まで余り使ってこなかった筋肉を酷使し、意識していなかった筋肉に神経を繋げる。実にスポーツ科学的であり、論理的で、実践的。自分の身体を知り、体幹を整え、弱い部分を鍛える。図示してもらい自主トレで復習する。これが実に楽しいのだ。

ChiakiUnimeshi重ぜんぜん減らない、どころか私史上最大だよぉ!」妻が嘆く。なぜだろう?と悩む余地もない。トレーニングでのエネルギー消費よりも、毎晩貪欲に新しい店を探して街を楽しんでしまうエネルギー摂取量の方が明らかに多いのだ。例えば、ある夜は10数年振りに前職の後輩たちと一献。既に3度目の訪問となった「いふう」で、すっかり顔なじみとなったオバちゃんに勧められるままに食べ、ご機嫌に飲み、満腹となる。食べ切れないと分っていても、絶品ウニご飯を食べない訳にはいかず、食べ残したうまうまメシを2人の後輩に持ち帰ってもらう。「翌朝に娘と一緒に美味しく食べました♬」「お弁当でいただきました」と後輩たちからお礼のメッセージ。

ChihiroPancakeる週末は、仙台から友人カップルが来訪。代官山T-SITEの「IVY PLACE」でランチ。昼から地ビール&ワインを飲みつつ、ピッツアや巨大ソーセージを食べた後に、店自慢のパンケーキをオーダー。フレッシュフルーツをたっぷりトッピングし、溶けたバターの上にハチミツを掛けると、満腹だったはずなのに(さすがに4人でシェアをして)ペロリといただける。正統派で王道の味のパンケーキ。このぐらいの量なら、んまい!と食べられるとも言える。その後、仮住まいのわが家に移動。1年振りに会う友人たちと(その後の2人の動向を尋ねつつ)夕方までスパークリングワインを飲み続ける。

Mina&HaruSalmonたある週末はいつものメンバーで女子会+オヤヂの会。大盛りビストロ「オーコアンドゥフー」に向かう。2人ではいろいろ食べられなかったからと、楽しみにしていた。5人ならオードブル4皿、メイン2皿いけるだろう!と「多いと思うよ!」と言う制止する妻を振り切ってオーダー。オードブルなのにメインなみのボリュームのサーモンに驚き、サイドディッシュの量に笑ってしまい、どれも美味しくいただきつつ、見事に玉砕。「だから言ったでしょ」「はい、奥さま言ってました」「言ってた言ってたぁ」と女子会のメンバーから声が上がる。孤立するオヤヂ。鴨のロースト持ち帰り。

日はどこで食べようか」妻の中目黒での外食に関する姿勢はかつてない程に積極的。チェーン店が少ない中目黒。店毎に個性があり、オリジナルのメニュー、マニュアル的ではないサービスが心地良いらしい。そんな中目黒生活も残すところ2週間。「中目黒を離れたら痩せられるかなぁ」あれ?仮住まい生活で痩せるという目標では?…肉体改造計画は幻のものとなりそうな気配だ。

上海ガニは浜松で♬「氷箱里」

BingXiangLiZensai箱里(ビンシャンリー)という師匠(Mさん)御用達の店に行ってみたいと思ってます。スカッシュの後に一緒にいかがですか?」秋の週末、妻の故郷浜松に向かう前に、中華料理好きのお気楽妻がスカッシュ仲間にメールを送った。「参加します♬」「因縁の対決を楽しみにしてます。夜も参加です」と、いつもお相手をしてもらうメンバーから返信。「こちらで予約入れますよ」と師匠Mさんからも連絡。さらに「上海ガニが解禁という記事を目にしたので、カニコースを予約しました」と嬉しい追伸。「やったぁ〜っ。今年初上海ガニだぁ」すっかりテンションが上がった妻。すかさずお礼の返信。

DaikonMochiAona生日おめでとう♬乾杯!」妻の帰省に合わせて、毎回お相手をしていただく浜松のスカッシュ仲間。facebookでも繋がっている=誕生日を強制的に知らされるため、妻の誕生日のお祝いも兼ねた食事会となった。「それにしても、今日のコートは人が多かったですねぇ」「初めてくらいの混雑だったね」聞けば静岡にあったスカッシュコートが閉鎖されたため、週末毎に遠路通って来るメンバーが増えたという。元々が和気あいあいとコートに入って一緒にプレーする雰囲気の浜松のメンバーたち。他クラブからのメンバーもすっかり馴染み、ますます浜松のクラブは温かで貴重な空間になった。

ShanghaiCrab待たせしました」遅れてやって来た妻のライバル、Oさん。毎回“因縁の対決”としてスカッシュの試合を行い、勝ったり負けたりの2人。フルセットにもつれ込んだり、Oさんの焦らしのプレーに怒った(ふだんは温厚な)妻がコート内でラケットを放り投げるなど、これまで何度も名(迷)勝負を繰り返して来た。「誕生日おめでとうございます」そんなOさんが抱えて来た花束を受取り、妻は嬉しいびっくり顔。ナイスな(笑)サプライズ。スカッシュコートを出れば、気の良いおぢさん。やるぢゃん!Oさん。今回の遅延プレーはコンダクトワーニング(警告)対象外。改めて全員で乾杯。

MemberOnoueして、その日のもうひとつの主役、上海ガニの登場。紐で縛られた活きたカニを見せてもらい、しばらくして真っ赤に茹で上げられたカニと再対面。若い店長さんが上海ガニの産地、オスメスの見分け方、食べ方などを熱く語る。毎年食べているけれど、初めての蘊蓄ネタも多い。ちょっと長くて飽きるけど、知識豊富で勉強熱心。そして肝心のカニはと言えば、実に良い型。肉厚。店長の教え通り、ほぐした身とミソと内子を混ぜてパクリ。んんんんんまぁ〜いっ!たっぷり濃厚なミソと内子がねっとりと美味しい。「今日は試合も勝ったし、良い誕生日だなぁ」と満面の笑みの妻。

りがとうございました。愉しかったです」飲み放題のコースで、誰も覚えていない程たっぷりの瓶出し紹興酒を皆でいただいた。師匠もすっかり千鳥足。奥さまに連れられて家路に付く師匠の姿は我が身を眺めるよう。「良い人たちだよね」妻が笑顔で呟いた。両親に会うために妻の故郷浜松に帰る年に数回の帰省旅行。その度にこうして楽しくお付き合いいただける仲間たちがいることが有り難い。次は年末、またラケット持って伺います!

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SINCE 1.May 2005