美味しいリゾート「シックスセンシズ・コンダオ」

Restaurant2Restaurantゾートの愉しみは食事にもある。シックスセンシズ・コンダオのレストランは2つだけ。朝食は7:30から。お気楽夫婦は毎朝自転車に乗って出かけた。毎朝ほとんど一番乗り。健康的な2人。「シンチャオ!」すっかり顔馴染みになったスタッフに案内されるのは、初日に迷って決めた席。「奥さまはコーヒー、ご主人はブラックティですね」しっかり覚えてもらったらしい。アーリーバードの日本人夫婦。ビュフェスタイルの朝食はメニューが豊富。フレッシュジュース、生野菜やフルーツが美しく盛付けられている。

JuiceEggBenedictッグベネディクトお願いします♬」妻はお約束のメニューをオーダー。ある日はワッフル、あるいはフレンチトースト。どれも妻の定番。そしてどれも高水準。屋台風に演出されたフォーもかなりの美味しさ。パクチーやミントをたっぷり乗せ、ライムを絞って食す。ん、んまい。そこに毎朝ドンペリのロゼをオーダーする家族が登場。いつものテラス席に座り、小さな息子はパッションフルーツだけを食べ、父親はひとりピンドンを飲み、奥さまはバギーに乗った幼子をあやす。不思議と嫌みにならないセレブな風景。

LunchLunch2ンチはプールサイドで。ある日はマーケットと呼ばれる一画にあるデリ「Deli’cious(ネーミングがナイス!)」のサンドウィッチを持帰り。ヴェトナム風のバゲットにバラエティに富んだ具を挟む。コールスローなどのサラダ付き。部屋に備え付けの食器に盛付け、プールサイドの小さなテーブルに並べる。これが実に美味しいのだ。ビールにぴったり。またある日は、ヴェトナミーズレストランの料理でイン・ヴィラ・ダイニング。野菜たっぷりの香ばしい焼きヌードルなど。これまたビールにぴったり。

VietnameseNoodle々ヴェトナム料理が大好きな2人。二子玉川の「ジャンズ」、六本木の「ベトナミーズ・シクロ」など馴染みの店も多い。そんな2人が、ヴェトナムで、それも高い水準で毎日いただけるのだから感涙もの。ある日のランチはヴェトナミーズレストランで。フォー・ガー(鶏肉のフォー)にはたっぷりの香草と香辛料が付いてくる。野菜好き、香辛料♡LOVEの妻は満面の笑み。私のオーダーはたっぷりの野菜と一緒に炒めたフォー。ビールにぴったり。野菜が新鮮で香り高く、シャキシャキに美味しい。実に嬉しい。

OpenKitchenIcecreamェトナミーズレストランはオープンキッチン。それも客席との仕切りは全くなく、店の外壁もない。客席もオープン。そんな店でノンラー(丸傘)姿のオバちゃんたちが立ち働く。ヴェトナムの親戚の家を訪ねた気分。「帰りにデザート食べてこうか」と妻。隣のデリでアイスクリームを食べようという提案。毎日6種類のシャーベットとアイスクリームが無料でいただける。マンゴーのシャーベット、ココナッツのアイスクリームなど、新鮮なフルーツを使ったものが多く、どれも絶品。

南アジアのリゾートの中では、ここが今までで一番かなぁ」ホテルマニアの妻が絶賛。その評価の理由は料理にもあるようだ。チェックアウトを終え、スタッフたちに「またお出でください」と握手をされ送迎車に乗り込む。車の中で「この辺りは春にはいろいろな花が咲いて、とても奇麗です。その頃にまた来てください」そんな挨拶をされ、「また来れるといいなぁ」と妻が呟く。また来たいと思わせる、実に心地良く快適で、実に美味しいリゾートだった。

空と海を眺めるリゾート「シックスセンシズ・コンダオ」

MyVillaBedroomィラ125。それがお気楽夫婦が過ごしたヴィラのNo。全体で50棟のヴィラがあるリゾートのちょうど真ん中。両端にあるレストラン、ジム、スパなどに出かけるには、ヴィラに人数分備え付けられた自転車を使う。カートを呼んでタクシーのように使うこともできるが、自転車がお気楽で快適。すれ違うスタッフたちと「シンチャオ!(おはよう〜こんにちは〜こんばんは)」と挨拶し合う。英語が通じないガーデナーや清掃スタッフたちとも「シンチャオ!」のひと言で互いに笑顔になれる。

BathroomSunriseンベッドルームのヴィラはステュディオタイプ。天蓋付きのベッド、カウチがあるベッドルーム&リビングルーム。巨大なバスタブ、ダブルボウルの洗面スペース、やはり巨大なデイベッドがあるバスルーム。屋外シャワー付き(ここは蚊に注意)の裏庭。そして何よりもリビングルームから続くテラス、インフィニティなプライベートプールという設備が素晴らしい。インテリアは素朴なデザインながら機能的。例えば、少し歪な木製の扉を開けると、内側にはもう一つ扉の付いた最新のワインセラー、そんな感じ。

DaytimeDaytime2ィラに最初に入った時のトキメキは忘れられない。リビングとテラスの間にある大きなガラス窓を開け放つと、プライベートプール。その向こうには波穏やかな海。そして鮮やかな青い空。風に揺れる椰子の樹。流れる白い雲。昔で言えば絵はがきのような、今ならプロモーション映像のような、現実なのにうっとりしてしまう夢のような景色。この空間を5日間も独占できるという幸福感が溢れる。さっそくキリッと冷えたローカルビール333(バーバーバー)と、ミネラルウォーターで乾杯。

ScoolSunset気楽夫婦のリゾートでの過ごし方は、何もしないこと。島内観光には出かけず、海では泳がず潜らず、徹底的にリゾートに籠る。ジムには毎朝通うし、夕暮れ時にはスパに出かけるけれど、日中は本を読み、ビールを飲み、ぼぉ〜っと海と空と雲を眺める。それが基本。例えば夜明け。漁火しか見えなかった漆黒の世界が、ゆっくりと太陽を迎える。波の音しかしない静かな夜明け。例えば昼。青い空に蝶が舞い、ツバメが飛び交い、雲が飛び去る。広い海岸には人影はない。砂浜に穴を掘るカニが遊ぶだけ。

Sunset2Night方になると風向きが変わり、少し気温が下がったかと思うと、決まってスコールがやって来る。プールサイドバーのスタッフにもらったココナツジュースを飲みながら雨を眺める。するといつの間にかスコールは去り、雲が赤く染まって来る。ウェルカムドリンクとして冷えていたスパークリングワインをぐびり。夕焼けを眺めながら夕焼け色のワイン。至福の時間がゆったりと流れて行く。空と海が深い青色になる黄昏時、プライベートプールの照明をつけ、日中とは趣が違う青の風景を味わう。

んだか気持も身体もほぐれるねぇ」と妻。このリゾートの客室には時計がない。BOSEのプレーヤーにiPhoneをつなぎ、好きな音楽を聴く。リゾート用にスタンバイしていた本を読む。ワインをぐびり。心地良い時間が過ぎて行く。蚊取り線香の煙がたなびく。身体のあちこちが痒い。これで蚊さえいなかったら…。

六感で味わうリゾート「シックスセンシズ・コンダオ」

ConciergeVillasーチミンシティのタンソンニャット空港から、ヴェトナム航空のプロペラ機で南西へ45分。コンダオ島は、かつては流刑の島として、そして近年はリゾート地として知られる大小16の島からなる諸島だ。小さな空港にはホテルから迎えの車が待っていた。専任のガイドが同乗し、ホテルまでのドライブ中に島の案内をしてくれる。手つかずの自然が残るコンダオ島は、全島が国立公園。お気楽夫婦が宿泊したホテルも、環境保全を優先して建てられ、エコロジカルな運営を行っているという。

PalmTreeBeachゾート手前で未舗装になった道路から少し入った場所にある、小ぢんまりとして開放的な木造平屋建てのフロント棟でチェックイン。ミントの香りのする冷たいオシボリ、ウェルカムドリンクでほっと一息。そこからは幅1.6kmもある遠浅のビーチに面したリゾート全体を見渡すことができる。チェックイン後に滞在中お世話になる部屋付きのバトラーが紹介される。小柄で目がくりっとして、笑顔の可愛いヘイリーちゃん。リゾートの施設を紹介してもらいながら電動カートでヴィラへ向かう。

PoolStaff50棟あるリゾートのゲストルームヴィラは、全てオーシャンビューでプール付き。お気楽夫婦が予約した、いちばん小さなワンベッドルームのヴィラでも150㎡。けれど建築資材はリサイクルの廃材でペンキも使っていないから、ヴィラの外観は質素。海岸に沿ってカート1台がようやく通れる細い路が続き、その道沿いに大小のヴィラが並ぶ。路の突き当たりにはエレファントマウンテン(象が横たわっている姿に似ている)と呼ばれる特徴的な姿の山。その麓にはこのリゾートグループご自慢のスパ施設が広がる。

SpaFreeIcecream気楽夫婦がこのリゾートで過ごした5日間は、実に規則正しい生活だった。夜明けと共に(私は)目覚め(妻を起こし)、眠気覚ましにプールに飛び込み、昇り立ての太陽を眺める。そして自転車に乗ってレストランへ。たっぷりと朝食を取り、一息付いたら自転車に乗ってジムへ向かう。ストレッチと軽い筋トレの後には、トレッドミルかクロストレーナーで5km程度のラン。他に利用者のいないジムで、大音量の音楽に乗ってたっぷり汗を流す。そしてヴィラに戻ってウェアの洗濯(笑)。

Gym2Bicycleンチはプールサイドで。引き潮の海岸を散歩する母子や、椰子の樹の陰をのんびり眺めながら。そして午後はビールを飲みながら、やはりプールサイドで読書。暑さに我慢できなくなったらプールに飛び込む。甘いモノふが欲しくなったら、毎日メニューが変わる無料のアイスクリームやシャーベットを食べに出かける。夕暮れ時にはワインを飲みながら、夕食前にと予約したスパの時間を待つ。マッサージの余りの気持良さに、ヨダレを垂らさんばかりに束の間の午睡。そして星空とキャンドルを眺めながら夕食。

のリゾートは五感をフルに使って楽しむ…だけではない。見て、聴いて、味わい、嗅いで、触って、そして感じることができる。流れる雲、移り変わる空と海の色、素足で踏むパウダーサンド、スコールがやって来そうな風の気配、プールに突き刺ささる雨音、漆黒の夜の無音、そんな自分を取り巻く全てのものを六感で味わうリゾートだ。そのリゾートの名前は、シックスセンシズ(Six Senses:六感)。

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SINCE 1.May 2005