2005年「観劇リスト」②転機の年を振返る

P1000891上半期から続く・・・と言いながら、転職先の仕事の状況が予想できなかったのでチケットを買い控えたり、行きたかった舞台のチケットがGETできなかったことも多く、後半は余り芝居を観ていないことに気付く。・・・うぅむ。ま、何とかなるだろう。

「覇王別姫」オーチャードホール・・・ブログ記事掲載済。“アジアの美”を再認識した素晴らしい舞台だった。こんな作品とどっぷりと関わることができる友人Kくんが、いつもながら羨ましい。彼がとあるサイトに連載したブログの記事「伝説の少女」も楽しく読ませてもらった。自転車キンクリートSTORE「ブラウニング・バージョン」俳優座劇場・・・これも記事掲載済。KARA COMPLEX「調教師」シアターコクーン・・・これも掲載。あれ?下半期は芝居を観る度に記事を書いてるなぁ。(ますますネタに困る)

ゴー・ゴー・ハリケーン「ハロルド」青山円形劇場・・・観劇直前に仕事でトラブル発生。珍しく電話を携帯していたばかりに、緊急連絡網に捕まる。しばらく電話でやり取りをした後に、「これから2時間ほど連絡が取れなくなるので、よろしく!」と消息不明を宣言し、劇場に向かう。芝居自体は面白かったが、気持の端っこがムズムズと落ち着かない。劇場を出て、トラブルの収束を確認。その後に友人の誕生日を祝うために食事の約束をしていたこともあり、ようやくムズムズ感が解消され、休日モードに戻る。・・・そこで教訓の一句。「休日のお出かけ電話は不携帯」(社会人として問題ありだが)

チームARAGOTO「エビ大王」青山劇場・・・関西のやんちゃな(筧利夫は浜松市出身だけど)若者たちの芝居。単純に楽しめる、という芝居ではなかった。韓国の歴史や、世界観、性や家、家族に対する視点、というか芝居そのものとの距離感。そんなものが掴めず、芝居に入り込めなかった。相変わらず、筧利夫のテンション、むちゃ高いし。

ということで、2005年を振り返った。芝居がどうと言うより、今年は転機の年だった。人生の折り返しをはっきりと意識し、ブログを始め、仕事を変え、お終いまでの準備を開始した。そんな記念すべき年。なのに、「今年はいろいろあったなぁ・・・」とつぶやく私に、妻は「あれ?そうだっけ?何だっけ?」・・・おい、おい。大人のナツヤスミと称してロンドンやパリに行ったのは、転職したからでしょ。「あ、そうだったねぇ。過ぎたことは、どんどん忘れていくんだよねぇ・・・」こんな妻と一緒の、お気楽な日々が過ぎていく。

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