バブル到来!「コンラッド東京」後編

P1000776交換してもらった部屋に落ち着いたところで、部屋の中をひと通りチェック。ベッドルームとバスルームの間は大きなガラス。電動のブラインドで視線を遮ることもできるが、そのままの方が部屋は明るく広い。ベッドルームから見るとセクシーな眺め、バスルームから見るとビューバスのような爽やかな眺望。どちらの眺めが記憶に残るのか、この部屋の印象を決めるのは二人の関係による。

ダブルシンクの洗面台、レインシャワーの付いたシャワーブース、“あひる”が棲息する独立式のバスタブ。大型のプラズマTV、落ち着いた色調の家具、設備も充実。部屋のレイアウトも使いやすく、照明の配置も明るさもOK。窓際には部屋の幅いっぱいの大きなソファ。ごろっと横になり、浜離宮庭園やその向こうに広がる東京湾岸の風景を眺める。至福の時間。

その後、レストランのいくつかを下見。このホテルはゴードン・ラムゼイという有名なシェフが日本初進出!と話題になった。その他にも魅力的な店がいくつか。「どこで食べようか?」「やっぱり中華かねぇ・・・」ところがその「チャイナブルー」に電話をすと「あいにく本日は予約で満席でございます」うぅむ。決して安くないのに・・・。12月23日という日程を甘く見ていた二人。そこで方針変更。ジムで走って、プールで泳いだ後にルームサービスでディナーと決め込んだ。選択できるメニューは少なくなるが、ラムゼイさんの料理も中華も一緒に、窓際の絶景ビューで寛ぎながら食べられる。グッチョイス!これぞ宿泊客の特権。(客室内物価はもちろん高いので、同じビル内のファミマ!で購入した)ビールで乾杯し、夜景を満喫。それにしても使い勝手の良い部屋だ。このホテルのハードは合格!良い意味で期待に反する満足。よしよし。

そして翌朝。すっかり気に入ったジムでチェックアウトぎりぎりまでランニング。こぢんまりとしたスパで汗を流す。そして12時。フロントに向かうエレベータはすでに混み混み。さほど広くないフロント前で、チェックアウトの人の列ができる。お忍び系と思えるホテルなのに、これはちょっと・・・。そして並んでいるのは、ほとんどが20代後半から30代前半ぐらいのカップル。う~む。お気楽夫婦も少し躊躇った宿泊料金を平気で(?)出せる若者たち。やるなぁ!(でも、ちょっと気恥ずかしい風景)そして頑張れ!自分も含めたオヤジたち!(若い娘を連れた既に頑張っている“パパ”もいたけれど・・・)

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