お台場露天風呂「ホテル日航東京」

P1000951JALのマイルが余った。それも、実に中途半端に。そして、それを「JALクーポン」という金券に変えた。空港の売店で豪勢に蟹でも買うかぁ!という作戦だった。ところが、しばらく空港に行く機会がないまま新年を迎え、ふとクーポンの券面を見ると、あらら、1月末で有効期限が切れる!慌てて使い方を検討する2人。残念ながら羽田にも成田にも行く予定はない。困った。どうやって使おうか。

…ん?日航と言えば、お台場のホテルがあるじゃないか!日程的に宿泊は難しいスケジュールだけれど、日帰りで良ければ、お気に入りの「SPA 然」がある。以前宿泊した際にも訪れ、のんびりリゾート気分を味わった。検索すると、ランチ付きの利用プランがあった。これだ!1人9,000円と、ちょっと高いけど、こっちには15,000円分のクーポンという強い味方がいる。差額の3,000円でのんびりお得にアーバンリゾートを楽しもうぜぇ!と、出かけた。

この施設、プールが秀逸。楕円形のプールの周囲に足ツボを刺激する石が埋め込まれている。そこを周回するだけで、セルフ・リフレクソロジー。午前中の空いているプールで、同じ方向にぐるぐる廻る2人。“ちびくろサンボ”のように。(この可愛い名前、使用禁止はおかしいよね)…すると、なんという事でしょう!(『大改造!!劇的ビフォア・アフター』のナレーション、サザエさんの声でお馴染み加藤みどりさんの声で読んでください)楕円形のプールにバターではなく、水流ができる。そう、流れるプールのように。そこで2人は、それまでと逆の方向に廻る。水流と逆廻り、つまり水圧に逆らって歩くため負荷が掛かるのだ。そして逆に水流が出来ると、さらに逆廻り。…それを繰り返す(傍目にはちょとおバカな)2人。

勿論、このSPAの“売り”はそれだけではない。室内にある大きなジャグージ。(ワールプール・バスが正しい)外の景色が見える大きなガラス窓付きのサウナ。そして、アウトドアのジャグージ。これらが最大の魅力。レインボーブリッジを中心に、拡がる湾岸の風景と穏やかな東京湾を眺める。夕景のパノラマは、マンハッタンにも負けてはいない。香港のインターコンチ(旧リージェント)のジャグージにも決して引けを取らない眺め。そう、ここは、CXの社員、自由の女神像で記念撮影をする人々、ゆりかもめに乗車する人たちから、自分たちも眺められていることを気にしなければ、最高のアーバンリゾートだ。

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