オフィス移転!「街のランチ事情」
2006年 2 月19日(日)
オフィスのランチ環境で仕事に対するモチベーションが変わる。大袈裟だし、良い大人が何言ってるの?ではあるが、確かに“食”の人に与える影響は小さくない。(私の場合は“酒”も?)オフィスのある街、通勤時間、ビルの設備、環境、眺望・・・。いろいろな要素が、朝の“目覚め”、“会社へ行きたい度”に影響する。また、街によって女性の服装が違う。男性の年代と生態が違う。必然的に街の“飲食店”の雰囲気が違う。それらが“オフィスの環境”を左右する。
オフィスまでドア・ツー・ドアで20分。今までの通勤人生の中で、最も恵まれていた半年弱だった。我家は駅まで徒歩2分。直通の電車でオフィスの最寄り駅まで13分。改札から雨に濡れずにエスカレータとエレベータを乗り継いで、22階にある自分の席まで5分弱。その上、味はさておき、18階にあるビルの社員食堂の眺めが素晴らしかった。・・・なのに、オフィスが移転してしまった。残念。
移転初日、地下2階にある社員食堂に行ってみた。広いけれど、窓はない。メニューも少ない。最初の一口。・・・うんっ、明日からは来ない。そう誓った。たぶん、雨の日や時間のない日だけ限定。しかしそこはポジティブ・シンキング。引越し先の街の魅力に注目。その街は古書街で、学生の街。大学入学前からアテネ・フランセに通っていた私にとって馴染みのある街。そして何よりも“安くて美味しい店”が多い街でもある。「新世界菜館」「咸亨酒店」など中華の名店もある。これは楽しみ。
さっそく移転初日の夜に、番町に通勤する妻と待ち合わせ、移転記念?の食事。「もちぶたや」という沖縄料理の店。ふぅむ、柔らかな“もち豚”料理も種類豊富で、うちなー料理も旨いじゃないのっ。合格。翌日のランチは独りで街を歩き、「蘭奢待」という夜は地鶏料理、昼は親子丼の専門店で。柔らかいのにしっかりとした歯応えの鶏と、ふんわりとした仕上がりの卵のバランスが良い。美味しい。この街、やっぱり良いねぇ。
移転前の数日間、“ランチ強化週間”と称して、社員用食堂以外のビル内のレストランを食べ歩いた。引越し準備の当日は、新旧両方のオフィスに入れなかった。仕方なく(?)日中から旧オフィスの1Fにあるアイリッシュパブでフィッシュ&チップスを肴にビールを飲んだ。そんなランチ仲間の女の子2人にメールを送った。「美味しい親子丼の店を発見!来週行こうぜ!ランチ探訪先遣隊より」「隊長、了解しました!楽しみにしています」・・・転職して、以前から読みたかったかつての競合誌も堂々と買えるし、ランチ情報をブログ化しようか!という勢いで、“街の味”を楽しもう。(お楽しみに!)