赤い誘惑「セラドン」(赤いシリーズ第2弾)

0608032汗っかきの癖に、真夏の暑さには強い。甲子園で野球をやっている高校球児のように夏バテ知らず。それにしても、彼らは実に暑そうだ。なのに、嘘っぽいぐらいに、絵に描いたように元気。(主催の朝日新聞のように、自分が正しい日本の夏の高校生!と主張しているようで、好きだけどちょっと苦手)そして高校と言えば、クーラーの利いていない教室は暑かったなぁ。今はクーラー付きの教室も増えたらしいけど。

そんな夏の日には、辛いものを食すのが身体に良いらしい。四川料理、韓国料理、インド料理、タイ料理・・・。お気楽夫婦の近所には“辛モノ「赤い料理」の御三家”がある(あった)。1軒はお馴染み四川料理「萬来軒」。本格四川の辛さに満足。2軒目はインド料理の「グルシャン」。ハンサムで日本語堪能なインド人店長を中心に、家族で切り盛りしていた繁盛店だった。なのに突然閉店。しかし、その後に全て“居抜き”で4軒のインド料理屋が営業。「グルシャン」⇒「GAOUS」⇒「RANZANA」⇒「PANAS」⇒「アンナプルナ」と変遷。全部食べに行ったけれど初代の店が一番だった。残念。

そして3軒目が、タイ料理の「ライ・タイ(大陸食堂)」。無口な日本人の夫がシェフで、愛想の良いタイ人の妻がフロア担当。本格“辛っ旨っ”のタイ料理が徒歩1分の店で食べられる幸福。友人を誘
い、妻と二人で、頻繁に足を運んだ。なんせシャワー浴びたように大量に汗をかいても、すぐ家でシャワー。これは嬉しい。なのに、これまた数年前に閉店。(夫婦でタイに戻り、なぜか日本料理屋を開
いたらしい)そんな行きつけの店がなくなったこともあり、タイ料理はしばらく足が遠のいていた。残念。

060803しかし、そこは辛モノ好きの二人、暑い夏の日の夜、赤い誘惑のままに、久々に激辛タイ料理を食すことになった。前から気になっていた有名店「セラドン」。場所は幡ヶ谷と笹塚の中間。ちょっと不便なロケーション。なのに、店は大賑わい。ほほぉ、メニューも豊富(写真付き)。おぉ!久しぶりにシンハーなんぞを飲もうか。ガイ・ヤーンが食べてくれ!と囁いている。OK!食べたげる。甘辛のホットチリソースに合う合う。そして夏はさらっとヤム・ウーセンも良いねぇ。汗が滝のように流れる。お薦めメニューからソフトシェルクラブの揚げ物。甲羅の柔らか固い感触がたまらず旨っ!良く冷えたシンハーと辛旨の料理で、汗がたらり。自分の頭の、ある部分から汗が湧き出すのが分かる。見た目通りの南方系の血が騒ぐ。くぅっ、うめぇ!しっかし、この辛さ。夏はこれだっ!

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