リフォーム開始「快適トイレ生活」
2007年 4 月22日(日)
<過敏性大腸症候群>の私は、毎朝トイレに行く回数が尋常ではない。一度で済む人や、何日に1度で良いという人が羨ましい。通勤経路の全ての駅のトイレの場所は正確に把握している。何年か前、そんな私に大腸ポリープが何個か見つかり、内視鏡で2回にわたって除去手術を行った。ポリープの数が多く、手術を2度に分けたおかげで生命保険の手術給付金をしっかり2度もらい、俄かに保険金成金となって周囲に奢った。どうもポリープができやすい体質であることが分かり、それ以降3年程度の周期で内視鏡検査も欠かさない。
そんな私のお尻には、洗浄トイレが必需品。我が家の洗浄トイレは発火しないタイプの<TOTOウォシュレット>。毎朝かなりの回数苦楽を共にした戦友だ。しかし、使用頻度が高いためか、購入して10年以上経ったためか(たぶん両方の理由で)愛用ウォシュレットが苦しんでいた。老衰と過労による瀕死状態。ここ数ヶ月は、最後の力を振り絞りながら、チョロチョロと洗浄水を出す日々が続いていた。最期を看取る日が近づいている。よしよし、君は良く働いた。もう良いよ。そう励ましながら、それでも過酷に使い続けた。
もうすぐ住まいのローンも終わる。全面的リフォームを検討している。だけどそれまで持ちそうもない。トイレだけ部分的なリフォームか!よし、そう決断したら行動は早い。チラシを見て電話を掛けて、その日の内に見積り依頼。電話してから2時間後に来てくれた営業担当の女性がてきぱきとしたタイプで信頼できたこともあり、見積りは1社のみ。願望を全て伝えて、見積りを見て、優先順位を決めてオプションを削った。翌週には色や機能を選び、工事日も決まった。選んだのは収納一体型のINAXの<Pita>シリーズ。工期も1日だけ。将来的に本格リフォームを実施することを前提に、最小限のトイレリフォームを決行。
全面リフォームのコンセプトは“快適な生活”。目指すのは老後に備えたバリアフリーと、ホテルのスィートルームのような“生活感を感じさせない快適さ”。必要最小限のものを保有し、収納し、すっきりと暮らしたい。という方向性に合わせてリフォームしたトイレは、パイプやコンセントも扉付きの棚の中に収まりすっきり。私にとっては、家に居る時間の中で、結構なシェアを占める大事な空間。これからよろしくと挨拶し、初使用。おっ!良い感じ♪毎朝のトイレタイムが快適になりそうだ。「だからと言って毎朝余計に使わなくても良いからね、置いていっちゃうよ」厳しくコメントしながらも毎朝同伴出勤してくれる妻。途中下車が少なくなったのも彼女のおかげ。これからもよろしくお願いします。