たまには自宅で夕食を!「ナパスブレッド」千歳烏山

Photo_5宅で食事を取ることがほとんどないお気楽夫婦。子供がいないことも、2人共外で働いていることも、その理由(というか言い訳)にはなる。しかし、ホントの理由は、ただ外食が好きなのだ。居ながらにして世界中の料理を(一定の水準以上の味で)気軽に食べられる幸福。東京という街に住む最大のメリット。ということで2人は(経済的に許される範囲で)平日は毎日のように待ち合わせをして一緒に食事をして帰宅。休日はのんびりお気に入りの店で食事。結果的に、毎日の朝食と休日の昼食だけが自宅で食事をするチャンス。自分の食べたいものをたっぷり食べるために、この貴重な自宅での食事がある。

こしばらく職種的な季節変動要素と会社の事情(苦笑)によって忙しい妻。待ち合わせをするどの店でも、私が文庫本を読みながら妻を待つことになる。たぶん忙しい妻と、暇な夫の構図、と見えているに違いない。まぁ、事実ですけれど。自宅マンションの1階にあるバーでも、「今日は奥さま遅いですねぇ」という挨拶から「今日は残念ですね、奥さまいらっしゃれなかったですね」に変った。やれやれ。ある週末、急な会議が入り妻は出勤。私はと言えば、独りスーパーに買物に行き、夕飯の献立を考える。とは言っても、何か料理をする訳ではなく、買ってきた惣菜を並べるだけ。ということもあり、わが家のガスレンジは築12年を経過したのにぴかぴか。友人が遊びに来ると、よく「使ってないみたい!」と言われるが、その通り。ほぼ使ってませんから。

Photo_6の日のメニューは、妻の大好きなローストビーフとスモークドサーモン。(ん?考えてみたら宴会料理みたいだ)最寄のスーパーで2種類のローストビーフ(グレービーソースのものと、カルパッチョ風の野菜付きのもの)とサーモン、ラディッシュ、クレソンなどを購入。そして妻が何より好きな「ナパスブレッド」のバゲットだ。あ、店に行くとバゲットがない。残念。今日はバゲットないんで…と言い終わらない内に職人さんが焼きたてのバゲットを店頭に持って来た。ラッキー。おっ!今日は休日限定のバゲット・トラディショネルもある。レギュラータイプのバゲットよりも両端が尖っていて、先端恐怖症の私にとってはちょっと脅威。でも美味しそう。買いっ!ぽかぽかのバゲットを抱え、幸せな気分で帰宅。

ぉ~凄ぉいっ!今日は私の好きなものばっかりだぁ♪」へとへとの顔で帰ってきた妻の顔が輝く。「相変わらず盛付が美しいよねぇ」そうなのだ。めったに料理をしないけれど、友人たちが訪ねてくる際に作る料理は夫婦合作。そして盛付は私の役割。(この場合は買ってきたものを)いかに美味しそうに盛り付けるかが私の料理?のポイント。「うん、美味しい。ナパのバゲットは相変わらず旨いね♪」ハード系のパンが好きな妻はご満悦。その日は私の好きなカヴァも漏れなく付いている。シャンパンと違ってお手頃価格のスペインのスパークリングワイン。フルボトルで買って、飲み残しはブルーベリージャムを作るために使用。うぅ~ん、美味しい。シュワシュワの泡を喉越しに楽しみながら、お気楽夫婦の休日の夜が更けていく。「ん、今日は酔っ払っても良いよ。私はこれから持ち帰った仕事やっちゃうから」頑張れ!大黒柱。いつでも私は専業主夫になるよ!「それはダメ!私も早く引退したいんだから!」…しゃあない、暫くは2人で頑張るか。

■残念ながらなパスブレッドは閉店

1つのコメントがあります。

  1. 『Napas bread通信』〜おいしいパン日記〜


    『Napas bread』の究極!”バゲット・トラディショネル”

    『Napas bread』には、2種類のバゲットがあります。

    1つは、定番のバゲット、こちらはまた後日書きます。

    そして、もう一つは、土、日、限定商品の”バゲット・トラディショネル”です。

    とにか世話のやける子で、使用している粉は、石臼挽き国産小麦全粒粉
                         石臼挽き国産小麦細挽き粉
                         アリューロン層のみを挽いた特殊な粉
                         石臼挽きライ麦細挽き粉
       …..

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