ウチごはんデザート付き「ショコラティエ・ミキのオランジュ」
2008年 6 月16日(月)
お気楽夫婦は決して料理が嫌いな訳でも、苦手な訳でもない。平日は帰ってから料理を作る時間も気力もなく、週末はスカッシュやお芝居で出掛けることが多く、つい外食に走ってしまう。(という言い方は言い訳じみていて、ソトで食べるゴハンが大好きなだけ)しかし、時間と気持の余裕があれば、自宅で食事することは嫌いではない。とは言え、手間暇掛かる料理を作る時間はなく、その日もご近所のスーパーで目に付いた食材を組み合わせて、久しぶりのウチごはん。妻はさぬき系のもっちりうどんよりも、喉越しの良い「稲庭うどん」が大好き。そして、稲庭うどんと言えば、この「佐藤養助」。さぬきうどんに比べ、細いのに強い腰が特徴。
たっぷりのお湯で茹で上げ、冷水で洗いぬめりを取る。そして氷を入れた水で麺を引き締める。これが強い腰を活かすポイント。食べる前に、もう一度熱湯を通し、熱々の出し汁を掛ける。その上にかりかりの掻き揚げを乗せ、冷凍してある万能葱をぱらぱらとふりかけ、完成!美味しそう。まぁ、これを料理とは決して言わないだろうけれど。「美味しいねぇ♪やっぱり私は讃岐うどんより、稲庭うどんの方が好きだなぁ」妻もたまのウチごはんを堪能。彼女は最近、料理は完全に放棄しており、もっぱら食べる&後片付け担当。やっぱり作ってもらって食べるだけの料理は美味しいよね。私は自分で作る料理も好き。まぁ、2人はそれぞれ良いバランスということで、大きな問題はなし。
ところで、その日のウチごはんは、デザート付き。ご近所ショコラ「ショコラティエ・ミキ」のオランジュ。マスコミにも取り上げられ始め、京王百貨店のお中元にも採用されたというオランジュが食べてみたくて、いつものボクササイズの帰りに訪問。閉店ギリギリに駆け込むと店内に先客。良かった開いてた。何しろ狭い店舗。先客が帰るまで店には入れない。秘密クラブのような趣。「あぁIGAさん、こんにちは!いつもありがとうございます」オランジュの評判はどう?「お陰様で好評のようです。実はお歳暮に向けて、他の百貨店さんからも問い合わせが来てるんです」それは凄い。嬉しいねぇ。「ところで、昨日はIGAさんのブログの記事を読んで、どうしても行きたかったマデュロに行って来たんです。なので、朝帰りで時差ボケなんです」それは嬉しい♪バックナンバーまできちんと読んでくれてるんだね。ありがとう。
「ダンナ様も一緒だったんです。あ、ちょうど今日は迎えに来てくれてるんで、お2人にご紹介します」あぁ、初めまして。ご近所のお気楽夫婦です。今度一緒に飲みに行きましょう!「えぇ、是非!やっぱり記事を読んで、はしぐち亭にも行ってみたんです。良い店ですね」はい、是非ともご一緒しましょう。・・・そんなやり取りの後にオランジュとボンボンショコラを購入。そして、その日のウチごはんのデザートに選んだのは「オランジュ」。細くきったものは他にもあるけれど、輪切りにしたオランジュは初めて。チョコを掛けたオレンジの端を齧る。うわっ!口の中にフレッシュな柑橘類独特の香りが拡がる。その後を濃厚なチョコの味が追いかけてくる。これは美味しい!「うぅ~ん、これはかなり美味しいね♪」チョコ好きの妻も絶賛。これはヒットしそうな予感。お歳暮の季節には「雪だるま」もブレイク必至?佐藤養助の稲庭うどんと、ショコラティエ・ミキのオランジュ、いずれも職人の技を楽しむウチごはんだった。