新作フランボワーズ完成!「ショコラティエ・ミキ」千歳烏山

Photoランボワーズ、ようやく自信を持って販売することができました…」そんなメールをもらった週末、お気楽夫婦はいそいそとショコラティエ・ミキに向かった。春の初めの頃、「新作のフランボワーズなかなか満足できるものができないんです。生クリームを使わないのですごく難しいんです」そんな話をミキちゃんに聞いていた。先日はようやく完成したとの知らせを受けて向かった店先で「まだ納得いかないって言って販売延期にしたんです」と不在のミキちゃんに代わってそんな話をお母さんに聞かされた。40通り以上の調合を試し、なんとか販売開始を発表した直後に、やはり自ら待ったをかけたという。「これなんですけどね、ご試食で召し上がってください」販売延期となった47番目のフランボワーズをいただく。美味しい、けれど今までのショコラと味の方向が違い、やや酸味が勝っている。なるほど…。

Photo_2念だったねぇ。ほんとに難しいんだね」妻も心配そう。そうだね。でもそこまで拘る完成品は楽しみでもある。妻のことばに頷きつつ代わりに購入したショコリングリーをひと口。うっ、うんまぁ〜いっ!これは絶品だ。もうひとつぱくり。うん、サクサクと軽やかなクッキーと存在感のあるショコラの組合せが素晴らしい。正直に言えば、クッキーの割には高いなぁと思って買ったのは事実。けれど、ショコラとして買うならむちゃくちゃ安い。旨い旨いと連発する私に「良かったら全部食べて良いよ…」と妻が気を遣う。ありがと、旨いよこれ。すっかりお気に入りとなったショコリングリーとフランボワーズを組合せてお土産にしよう!そう決めた。連休前までにフランボワーズが間に合いますように!

して連休前のある週末、フランボワーズの完成をお祝いしつつ店に向かったという訳だ。さっそく店頭でミキちゃんを慰労。完成おめでとう。良かったねぇ。「ありがとうございますぅ、ホント良かったです。長かったです」ミキちゃんが拘ったのはプロとしての矜持。自分の可愛い子供たちだと思っているボンボン・ショコラを、自信を持ってお客さまの元へ送り出したいと思っているからこそ。そんなミキちゃん自信作のフランボワーズ、リニューアルしたというカプチーノ、私のお薦めのキャラメル・ローズマリーを組合せパッケージしてもらう。ひとつはショコリングリーと一緒にNYC帰りの友人夫妻へ。もうひとつは自分たちの分も一緒に妻の両親へのお土産として。

Photo_3IGAさん、知ってました?ここに載ってるんですよ」待ち合わせをした中華街の飲茶レストラン。席に着くとすぐに友人夫妻が興奮気味に声を揃えるように話しかけてくる。ん、何?「凄いんですよ、ここに、ほら♪メゾン・デュ・ショコラとか有名なお店と一緒に!」友人の勤める企業グループの豪華な社内広報誌の特集にショコラティエ・ミキが取り上げられているという。良く見れば表紙にもショコラティエ・ミキの赤い箱。なんだか自分のことのように嬉しそうに報告してくれる友人夫妻。へぇ〜、知らなかった。いろんな雑誌に掲載されたものを店頭で紹介しているけど、これは聞いてなかった。「そうですか、じゃあぜひ彼女に持って行ってあげてください」ありがとう。そこで妻に目配せ。お土産を出すタイミングは今だ!ところで、そのショコラティエ・ミキの新作のボンボン・ショコラがね…。

ゃぁ〜っ!嬉しい♪」歓喜する友人(妻)。それにしてもなんという偶然、シンクロニシティ。お気楽夫婦にも興奮が伝染する。「この前はタイミングが合わなくて店に行けなかったけど、いつか行ってみたいんだぁ♪」はい、いつでもご案内します。でも行ったら驚くよ!ミキちゃん曰く、世界で一番小さなチョコレートショップ。でも味は世界で一番…。

【食いしん坊夫婦の御用達へ】 ショコラティエ・ミキ

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