やっぱりパンが好き♡「Kepo bagles」上北沢

Kepo bagles店先Kepobagles看板勤途中の車窓に気になる店があった。京王線の上北沢駅。お気楽夫婦が利用する急行や通勤快速では通過してしまう、小さな駅。その駅の近く、線路際に小さな小さな店はあった。店の名前は「Kepo bagles」。名前の通り、ベーグルの(ほぼ)専門店。ベーグル生地を使ったパンもあるけれど、小さな店に並ぶのはいろんな顔つきのベーグルたち。パン好きの妻が、こんな店を放っておく訳がない。ある日の朝、「ベーグル買いに行こう!」と元気に宣言したのだった。

ベーグルやさんベーグルたちを降りて店に向かう。白いタイル、白い大きな看板、白く塗った木枠の窓。清潔感溢れる外観。好感度良し。大きなガラス窓から店内を覗くと先客あり。店の前でしばし待つ。数人入ったらもう身動きが取れないぐらいの店内。「うぅ〜、旨そうだぁ♡」妻の目が♡になる。妻が好きなパンを大別すれば、(カテゴリ分けがアバウトではあるが)フランスパン>ベーグル>イギリスパンなどの食パン>…ヴィエノワズリー(クロワッサンなどの菓子パン)となる。すなわち、バターなどの脂分が少ないパンが好物ということ。

ぶどうのベーグル黒ごまのベーグルターを使わない、独特の食感のベーグルはニューヨーク名物。そして妻の好物。元々、東欧系ユダヤ人がアメリカに持ち込んだという由来。この店のベーグルは、北米産小麦とイーストを使ったアメリカ系ベーグルと、国産小麦と天然酵母を使った和ベーグルの2系列がある。皮がぱりっ、中身がしっとりがニューヨークベーグル。皮むっちり、中身もっちりが和ベーグルだという。どれどれ。見比べている内に、いつの間にか妻は大量にベーグルをトレーに入れている。「ベーグルは冷凍できるからね」と言い訳をしながら。

カボチャとアーモンドのベーグル白ごまのベーグルが選んだのは、和ベーグル陣営からは、いちぢくくるみ、ごまさつ(黒ごまとさつまいも)。チーム・ニューヨークベーグルからは、プレーン、セサミ(白ごま)など、合計6ヶ!「嬉しいよぉ」涙ぐまんばかり。家に戻ってさっそくランチで試食。「やっぱりニューヨークベーグルが好きかなぁ♫」♡の目のままで妻が感想を零す。んん〜、正直に言えば私はフランスパンの方が好き。かりかりのクラストで口の中が切れるぐらいのサンドィッチを齧りながら、白ワインなんぞを飲むのが好み。「まぁ、確かに酒には余り合わないかもね」アル中の夫を持つ妻は鷹揚。

ゃあ、私が全部食べちゃおうかなぁ♫」どうぞ、どうぞ。妻はやっぱりパンが好き。

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