Archive for 5 月 22nd, 2010

ご近所カフェでご満悦「〜RASHIKU(千歳烏山)Cote de Rouge Cafe × dominique saibron(成城学園)」

〜RASHIKU店内〜RASHIKUメニューフェの似合う街がある。青山や自由が丘、代官山に代表されるこぢゃれ系カフェが似合う街。シモキタ、吉祥寺などサブカル系カフェが似合う街。それぞれに個性ある店があり、街並がある。お気楽夫婦の住む街は、実にカフェが似合わない。残念ながら、カフェ不毛エリア。街のあちこちに点々とカフェ(またはカフェらしき店)はあるけれど、周囲の街並に溶け込まない。例えばこの店も。「Cafe 〜RASHIKU(カフェ〜ラシク)」。千歳烏山駅のホームからも見える、絶好のロケーション。けれど、ビルの2階にある店の前に立つと絶句。2階の大きなガラス窓の下に、1階の居酒屋の巨大看板。「いざかや○万石」というカフェ?という風情。これも街の個性ではある。

〜RASHIKUフォカッチャランチ〜RASHIKUカレーランチ段を上り店内に入ると空気が変わる。すっと爽やかで柔らかな雰囲気に包まれる。壁面にディスプレーされた雑誌。その壁の下にも書籍が無造作に積まれている。白いパーテションに囲まれた椅子席、窓際のソファ席、店の奥にはカウンタ席。良い感じ。大きなソファに座り、ビールをぐびり。大きな窓から眺める雑然とした街並に目をつぶれば、なかなかのカフェ気分。フォカッチャもチキンカレーもなかなかの味。サービスも自然で心地良く、店内のデザインもすっきり。居心地の良い店だ。料金も手頃。居酒屋看板に気圧され、それまで訪問しなかったことを後悔。「また来ようね♪」妻もご満悦。

dominique saibron外観dominique saibronメニュー(ドンペリのかき氷)隣の街、成城学園にも新しいカフェがオープンという情報を聞きつけた妻。「行ってみようよ、ドミニク・サブロンのカフェだって♫」東急フードショーで何度か食べたこの店のフランスパンがお気に入り。店は駅前の一等地。駅ビル「コルティ成城」の、それもDEAN & DELUCAの目の前。挑戦的な立地。けれど相乗効果もある。店に入るとすぐにブランジェリー。そして左手奥にカフェ。マキシム・ド・パリ(銀座)の系列カフェ「Cote de Rouge Cafe」と、ベーカリー「dominique saibron」のコラボ店。白と黒の組合せを中心としたシックな店内。差し色には店名の赤。オシャレ。

dominique saibronのパテdominique saibronオードブル盛り合せっそくビールをぐびり。ドンペリのかき氷で有名なこの店。けれど、ワンコイン(500円)のオードブルメニューもいくつかある。そして、そのいずれの料理も真っ赤な食器にちんまりと飾られる。斬新な組合せ。妻のお目当はガレット(そば粉で作ったクレープ)。なかなかの味。もちろんフランスパンをパテやチーズと一緒にかりかり。「うん、美味し♡」そんなメニュー合わせるにはモエ・エ・シャンドンがオーストラリアで造った「シャンドン ブリュットNV」というスパークリングワイン。旨し。

こも良い店だけど、毎日来るって訳にはいかないねぇ」忙しさのピークを越え、毎日でも来たいと言いたげな妻。けれど、Cote de Rouge Cafe はハレの店。地元烏山のカフェ「〜RASHIKU」という店名は「〜らしく」という意味だと言う。お気楽夫婦にはジャストフィット。カフェはご近所で。

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SINCE 1.May 2005