The Capitol View「ザ キャピトルホテル東急」
2011年 2 月12日(土)
ある週末、お気楽夫婦は恒例の誕生祝いとして都内のホテルに滞在していた。今年選んだのは、2010年に開業したザ・キャピトルホテル東急。以前同じ場所にあったキャピトル東急ホテル、さらにその前身はビートルズの宿泊先としても有名だった東京ヒルトンホテル。1963年に開業した、ヒルトンホテルズ・インターナショナルと東急電鉄の合弁企業が運営する日本初の外資系ホテルだった。ビートルズが宿泊したのは1966年。その後も、エリック・クラプトン、マイケル・ジャクソンなど、来日する著名人が宿泊するホテルだった。1984年、運営が東急グループに移り、キャピトル東急ホテルとなった。正直に言おう。宿泊するまでは、キャピトル(Capital)ホテルだと思っていた。違うのだ。発音は同じだが、キャピトル(Capitol)すなわち、議事堂のこと。
ザ・キャピトルホテル東急が建つ小高い丘は、星が美しく見えたところから星ヶ丘と呼ばれた場所。そして、かつてそこには星岡茶寮という料亭があり、北大路魯山人が借受けて美食倶楽部の会員制料亭にしたという美食の丘でもある。これらはネットで調べたにわか知識。再び正直に言おう。お気楽夫婦の嗜好からすると宿泊したいホテルではなかった。けれど、あるTV番組で紹介された開業直前の奮闘記を視て心揺すぶられた。主人公の1人はORIGAMIに配属された新入社員。伝統あるコーヒーハウスの常連客からダメ出し、お約束の涙。けれど、そこから奮起する彼女の頑張り具合と、彼女を見守る上司の視線が良い感じ。急激に行きたいモードが高まり予約することになった。
ホテルの施設には過剰な期待はしていなかった。日本的な慇懃なサービスだろうと高を括っていた。ところがこのホテル、なかなか良い感じなのだ。元々日本文化と西洋文化の融合がコンセプトだったホテル。以前の客室がそうだったように、新たな客室のコンセプトも同様。ベッドルームとバスルーム、シャワーブースが連続しており、その間にはガラスの壁。フルオープンにしたらビューバスになり、障子をイメージした引戸を閉めると和風情緒溢れるエキゾチックな部屋になる。これは面白い。海外から見た日本のイメージを逆手に取ったデザイン。そして、名前の通りのキャピトル(国会議事堂)ヴュー。皇居の闇、その暗い海の対岸には煌煌と輝く丸の内のビル群、そして近景には国会議事堂。これぞ王道のキャピトルヴュー。うっとりする眺め。
そして、お気楽夫婦には欠かせないジムとプール。コンパクトながら充実した最新のマシンを揃えるジム。2人でトレッドミルで走っていると、隣には都知事の息子でもある国会議員、I原さん。あらら、これぞザ・キャピトルホテル。そして、明るい日射しが燦々と差し込むプール、そしてジャクージ。なかなか良い感じ。しばらくすると、またもやI原議員。ひと泳ぎした後、スパに隣接したサウナに入ると、隣にI原さん。ゆったりとしたジム、プール、スパの施設に満足。「期待してなかった分、得したぐらいに良いホテルって感じるよね♬」ホテルにうるさい妻もご満悦。それは良かった。
ところで、毎回思うのだけれど、この宿泊は私の誕生祝いなんだよね。「ん、プレゼントして喜んでもらって、贈った自分も満足できるんだから、これ以上のギフトはないじゃない!」ごもっとも。「じゃあ、次はどこに泊まる?」…つくづく羨ましいぐらい、お気楽で幸せそうな妻である。
■お気に入りホテルカタログ「ザ キャピトルホテル東急」
zooey
オリガミハウス、赤坂エクセル東急ホテルの地下に長らく移っていたのですよ。
またキャピトルに戻ったのですね。
あそこのパーコー麺が大好きです。
IGA
はい、キャピトルに無事戻りました。
前日の記事で詳しく書きましたが、美味しかったです。
次回はランチで、インドネシア風フライドライスと
zooeyさんおススメのパーコー麺を食べたいと思います。
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