スカッシュ仲間と飲む夜は「T-SITE、3/4、Foo」
2012年 9 月30日(日)
「オトナのTSUTAYAに行きたいんだけど、一緒に行かない?」ある日の午後、スカッシュ仲間からそんなお誘いメールが届いた。了解、とメールを送り、早めに仕事を切り上げ代官山に向った。彼女は私のブログ記事で代官山のT-SITEに興味を持ち、行ってみたいと言い続けていた。「IVY PLACE」で待ち合わせ、遅いランチあるいは早めの夕食。「良いねぇ、この場所。気に入っちゃったぁ♬」姉妹店のブリュワリーで造られたビールで乾杯し、迷わずワインに進む。ワシントンD.C.の土産話、春先までお受験の真っ最中だった彼女の娘の話、ゆったりとリラックスしながらグラスを傾ける。
何度か訪れ、勝手知ったるオトナのTSUTAYA。店内を案内をしつつ2号館の「Anjin」へ。「きゃぁ〜、ステキ!」ここでも飲めるよと伝えると、迷わず居心地の良さそうなバーカウンタに座る。ワインをぐびり。すっかり飲みモード全開。じんわりと日が暮れて行く。ではお気楽妻と合流し本格的に飲もうかと、渋谷のセルリアンにある「ベロビスト」に向う。遠く新宿の摩天楼群の煌びやかな夜景を望むお気に入りのバー。お酒の飲めない妻はペリエで乾杯し、酔っ払いたちに苦もなく溶け込み、奥さま同士の話題に没入。そんな2人と夜景を交互にを眺めつつ、まったりと自分の酔いに身を委ねる。
「ワシントンから帰って来たら、美味しいモノ食べに行きましょう」男前なスカッシュ仲間からお誘い。それは嬉しい。では、せっかくだからと声を掛けると、あっという間に6人のメンバーが揃った。仕事を終え、三々五々に松陰神社前のビストロ「トロワキャール」に集合。職業も年代もばらばら、交わされる話題も幅広く、お互いに新鮮なジャンルの話に耳を傾ける。メンバーの1人の誕生日を祝ってスパークリングワインで乾杯。サンマのマリネ、モンサンミッシェルのムール貝、鴨のコンフィなど、相変わらずがっつり美味しい料理を味わう。楽しく、美味しく夜は更け、たっぷりと酔って行く。
久しぶりに「Foo」に行こうか!というお誘いにスカッシュ仲間が呼応する。口福中華を味わうために、またもや松陰神社前に向う。開店早々、客もまだまばらな時間。店長のねもきちくんと雑談をしながら、おススメの料理をオーダー。同行メンバーはすっかりこの店に馴染み、のびのびゆったりと飲み、前菜の盛合せから始める絶品料理を味わう。「2人に聞きたいことがあったんだ」と、メンバーのひとりの役員秘書嬢。iPhoneの設定に関して尋ねる秘書嬢、的確に答えるマラソンでサブフォー(3時間台)のアスリート系女史と妻。3人の知識のギャップが愉しい。自分の弱みを軽やかにさらけ出し、何の力みもなく徹底的にサポートする仲間の図。
スカッシュというスポーツを通じて知り合い、互いにしがらみを持たず、嗜好やライフスタイルの傾向が近い(飲み)仲間たち。オトナになって知り合った彼らは、打算なく、肩の力を抜いてつき合える貴重な友人だ。「だからと言って毎回飲み過ぎでしょう」と、夜ごと私の首筋をつまんで自宅まで連れ帰る妻。貴重な存在だ。