幸福のランチ♬「用賀 本城」

Honjo1Honjo29に本城さんのランチいかが?明日トライするかも。寝坊しなかったら(笑)」初夏の頃、突然スカッシュ仲間の受験生の母からメッセージが届いた。人気の京料理の店「用賀 本城」は、特にランチが大人気。翌々月のランチ予約を1日に開始する。すなわち、9月に訪問するためには7月1日に電話するか(これが繋がらない)、店に並ぶしかない。幸い彼女は店の近くに住んでいるため、(頑張って並べば)その狭い門をこじ開けることができるのだ。その作戦で何度かランチ♬したものの、彼女がフルタイムで働き始めてからは作戦休止。今回は7月1日が土曜ということもあり、久しぶりのチャレンジ!楽しみだ。

Honjo3Honjo4は♬ 10人めだよ!」翌日、店に並んでくれた受験生の母からメッセージが届いた。「そして後ろに5人並んだ…」実況中継が続く。そして数分後、「月末にカウンタ席4人で取れたよ!チームIGAで来ます!って言ったら笑われた(笑)」と戦果の報告。グッジョブ!「たん熊北店」で修行し、パリの日本大使館の公邸料理人として活躍した本城さんの京料理は絶品。そして、そもそも「用賀 本城」は20席ほどのこぢんまりした店。その上、彼の仕事が眺められる一番人気のカウンタ席は7席のみ。さらに、夜のコースと遜色ない内容の会席コースで3,500円!夜が6,000円のコースからということからしても、そのお得感が分かるというもの。なかなか予約ができない程の人気は当然か。

Honjo5Honjo62ヵ月後、待望の本城ランチをスカッシュ仲間4人でいただく。スペシャルゲストは、つくば学園都市からわざわざやって来てくれたマダム。昨秋、一緒につくばで“オトナの遠足”をしたメンバーだ。「久しぶりだねぇ♬」京都丹波のスパークリングワインで乾杯。くぅ〜っ、昼酒は実に旨い。白身魚に生海苔、カブに菊花、絶妙な食材の組合せが続く。本城さんの料理は伝統的な京料理に、果敢に斬新な食材を加えてきたり、他国の料理のエッセンスを加えたり、何度お邪魔しても飽きない工夫がある。その日も、ジャガイモのソースの上にカリッと焼いた鮭、その上にジャガイモのフリットとイクラという目にも舌にも歯触りも楽しめる一皿が絶品。実に幸福な味。参りました。

Honjo7Honjo812月も予約しようよ!」久しぶりの本城さんランチに感激した受験生ママが囁く。翌日は1日。なるほど。「良いねぇ♬だったら大勢で来ようか!」とマダムも賛同。何せ写真の6皿に加え、キノコご飯に味噌汁、デザートまで付いて3,500円。お得でゼータクなランチだ。そこに「11月からようやっと上げさせてもらいます」と本城さん。それは良かった。以前から、お気楽夫婦を含めた常連客から「安すぎる!」「上げたほうが良い!」と言われ続けたランチ会席。1,000円上がって4,500円。「内容は良いもんにします」と続ける本城さん。彼の料理と人柄で、価格に関わらず人気を維持するに違いない。「いやぁ、ドキドキなんですわぁ」きっと彼の心配は杞憂に終わるのだろう。

城さん、並んだよ。今日も10番目!後ろにも10人くらい!すごいね」翌日、店に並んでくれた受験生ママから実況中継が入る。「す、凄い!朝の9時だよ!」マダムの感想もごもっとも。値上げしても本城ランチ人気は不動だ。「カウンタ席7人、取れたよぉ〜っ!」ありがとう♬「友達同士で並んで何度も予約取ったり、並び直して取ったりしてるよ!」と中継は続く。「みんな幸福になりたいんだね」とお気楽妻。それにしても恐るべし「用賀 本城」“幸福ランチ”予約。そして持つべきものは(店の)ご近所の友。では、年末に“幸福ランチ忘年会”で!

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