Sweets Sweets Sweeeeets ♬「ショコラティエ・ミキ、他」

Sweets1が付けば、お気楽夫婦の住む街、世田谷区の外れにはスイーツの人気店が増えていた。「食べログ」のランキングで、最寄駅の全ジャンルTOP4がスイーツ店なのだ。*TOP20にスイーツの店がもう1店。ちなみにラーメン店1店を除き、TOP20のほぼ全店がお気楽夫婦の馴染みの店だった。地元密着的生活万歳。そんなある日、「ミキちゃんのチョコのかき氷、食べたい!」と、スカッシュ仲間のスイーツ好きの女性が宣言。了解♬ご一緒しよう。

Sweets2程を調整し、せっかくだから他のスイーツ店もご案内しよう!と、その日休業の1店を除き、TOP4全店制覇の計画を立てた。最初の1店は「キャトルセゾン」という老舗。作りたてモンブランで有名らしいが、余りに昭和な佇まいに、それまでお気楽夫婦はノーマーク。その日が初訪問となった。結果は、大正解。サクサクのメレンゲの上に、甘み控えめで優しい味の和栗クリーム。人気があるのが分かる。良いスタートだ。

Sweets3念ながらその日が休みだったのは「ル・プティ・ポワソン」という焼き菓子の名店。パティシエのマコちゃんが出産後に子育て優先の営業日にしたこともあり、週末3日間だけの営業。当日は週末ながら臨時休業。ブルーチーズが利いて酒のツマミにもなる「大人のチーズケーキ」「ちょっと大人のチーズケーキ」をぜひ食べて欲しかった。そう説明すると、「残念!次回ぜひ!」と涙ぐむスカッシュ仲間。良いリアクションだ。

Sweets42店目は「ラ・ヴィエイユ・フランス 本店」という大御所の店。パリの同名の老舗でシェフパティシエを務めた木村氏が暖簾分けを許されて日本でOPEN。店構えも、店内のディスプレーも、芸術的なケーキの見た目も、店名通り「古き良きフランス」という店。1店目でイートインで味わったからと、友人は焼き菓子を数点、お気楽夫婦は日経新聞「PLUS1」の何でもランキングで1位になった“アイスサンド”を購入。

Sweets63店舗めは、その日のメインイベント「ショコラティエ・ミキ」で、チョコレートカキ氷。手作りの生チョコがメインの店であることから、毎年夏には3ヶ月ほど休業。ところが嬉しいことに数年前から期間限定でカキ氷を始め、かなり気にはなっていたもののタイミングが合わず未体験。とても楽しみにしていた一品だ。チョコレート色の店内に入ると、エアコンまでがチョコ色であることに友人が驚く。そしてさっそく…。

Sweets7触りが滑らかで、すごい!美味しい!何だかカキ氷の概念が変わる!」珍しくお気楽妻が興奮気味。どれどれとひと口いただくと、今までに経験のない新食感。冷たいのにキチンとミキちゃんの絶品チョコの味で、ザラザラ感がない細かなチョコアイスが繊細に山盛りになっている。時間が経つと沈んでくるから確かに氷と分かるけれど、口溶けの柔らかさはチョコ味の冷たい綿菓子を食べている感じ。確かにすげー!絶品。

Sweets8にも友人はやはり絶品のオランジュ(ドライオレンジのチョコレート掛け)と板チョコ、お気楽夫婦はマンディアンを買い込み、思わずニンマリ。ちなみに、その日はカキ氷目当ての客で満席!良いお値段(920円)なのに、さすがだ。そして、人気ダントツNo.1の「パティスリー・ユウ・ササゲ」に向かう。実はこの店、お気楽夫婦宅の最もご近所。遠くの店から攻めて、最後の店で買ったケーキを自宅で食べようという作戦だ。

Sweets9のスカッシュ仲間の評価も赤マル急上昇のこの店。季節を感じさせる美形のケーキのラインナップが魅力。サントノーレやシブーストなどの定番ケーキの食材を季節によって変えてくる。これがズルいぐらいに上手い。常連も飽きさせない魅力的なケーキが季節ごとに並ぶのだ。その日はラズベリーのサントノーレやフロマージュブランなどを買い込み、シェアして堪能。地元スイーツツアーの掉尾を飾る美味しさだった。

「…ところでIGAさんって、お酒だけじゃなくって甘いモノも好きなんですね」スカッシュ仲間の素直な疑問。「彼は甘いモノもツマミにして飲んじゃうんだよ」「え〜っ!」…例えば美味しいチョコにキリッと冷えた白ワイン、合うと思う。

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