赤坂新旧探訪「THE ARTISAN TABLE、赤坂四川飯店、他」

Akasaka1気楽妻が新卒で入社したのは、赤坂に本社があった外資系のコンピュータメーカー。誘われて(試験なしで)転職したソフトウェア会社は元赤坂、会社ごとP社系列になった時は、半蔵門にオフィスがあった。すなわち、半径1kmくらいのエリアに20年以上勤務したことになる。スゲー。ある週末、そんな懐かしの地を一緒に訪ねようということになった。まずは初任地のご近所に新しくできたインターシティへ、GO!

Akasaka2気の店ということで予約して(ランチでも予約可)向かったのは「THE ARTISAN TABLE」というDEAN & DELUCAのカフェレストラン。都心とは思えない緑溢れるエリアに建つゼータクな一軒家。アメリカ大使館の真向かいということもあり、テラス席や吹き抜けがある店の作りも、メニューやオペレーションも完全にアメリカン。何種類かの料理の中からメインを選び、豪華なサラダビュフェが付くボリューミーなランチだ。

Akasaka3本進出より前に、NYCで初めて出会った時からDEAN & DELUCA のファンになった2人が欣喜雀躍(ウキウキ)してしまうロケーション。イカのセート風煮込みサフランライス添え、ひよこ豆のファラフェル フムスとグリル野菜のマリネ アリッサソースという説明を要す料理をいただき、ランチビールと共に満足の味。フランクな接客もあって、NYCに滞在しているような気分を味わった。お手頃なUSA滞在。おススメです。

Akasaka4々麺食べよぉ〜っ!」その日の夜は、赤坂時代のランチ御用達の「赤坂四川飯店」で、赤坂の放送局に勤める友人と会食。2代目の陳建一さんがTVに出始める前から、この近辺で担々麺と言えばこの店(あるいは麹町の「登龍」)だった。けれど、2人ともランチだけで(それもほぼ担々麺のみ)夜に訪れたことはなかったのだ。「担々麺以外のメニュー、楽しみだね」と辛いモノ好きの妻の気持ちが逸るのも分かる。

Akasaka5初は抑えめに「干しどうふの中華和え物」「ピータンの冷製」などの穏やかな前菜でスタート。「棒棒鶏」や「砂肝の冷製」などで助走をつけて、メインは「白味魚(その日はノドグロ)の山椒オイルがけ」という真っ赤なメニュー。英字の表記には「in super hot Szechwan pepper sauce」とあったが、後の祭り。美味しいのは間違いないのだけれど、滝のような汗。流石の妻も食べれられると聞いた唐辛子は食べずにいた。

Akasaka6めは待望の担々麺。その日選んだ(汁なし、ありなど3種類)のは、スープなし、黒酢入りの「正宗担々麺」という香り立つ一品。3人で取り分けてワシワシと食す。鼻に抜ける黒酢と中国山椒の香りが、満腹で味見程度に食べようと思っていたはずの食欲を刺激し、箸を進ませる。やっぱり旨い。お気楽夫婦にとって担々麺の原点であり、基準。「登龍」と「萬来軒(地元の店です)」と合わせ、改めて担々麺御三家としよう。

Akasaka7日のランチは、青山にお住いの赤坂時代の妻の同僚(と言うか先輩)をお誘いし、赤坂ランチ。赤坂のランチと言えば、有名店、人気店、高ポイントの店が揃う激戦区。その中で選んだのは昭和25年創業の「赤坂 津つ井 総本店」と言う、名門中の名門洋食店だ。赤坂駅から少し歩く住宅街にある、箸で食べる洋食がコンセプトの、この店で食すべきは看板メニューの「ビフテキ丼」、そしてオムライスなどの王道メニューだ。

Akasaka9味しかったより、懐かしかったねぇ♬」赤坂の老舗で食す、伝統の洋食ランチ。赤坂のオフィスで共に働いた2人が、赤坂時代の若かった頃の思い出話になるのは必然。お約束のオムライス、同じく名物のマルセヰユ鍋(ブイヤベース)、期待通りに美味しかったビフテキ丼などで満腹、満足の昼餉。お気楽妻の思い出がたっぷりと詰まった赤坂に縁のある友人たちをお誘いし、赤坂を巡る旅を締めくくった。VIVA!赤坂!

コメントする








002141001

SINCE 1.May 2005