術後100日を過ぎて「お気楽夫婦的フツーの生活」

Ordinary Life01後3ヶ月の診察で担当医が宣うた。「うん、これは順調だ。フツーの生活して良いよ。コルセットも外しても大丈夫。あ、今日してきたんだ」1ヶ月目の診察でハードなコルセットをせずに受診して、完治を保証しないと脅かされたから装着して行ったのに、この言い草だ。とは言え、嬉しいご宣託だ。「あ、運動はまだダメだよ」ん?私にとって普通の生活とは、週に数度ジムに通い身体を動かす生活のことだ。

Ordinary Life03はいつから可能かと尋ねると「2ヶ月だな。次回2ヶ月後に診察して、たぶん大丈夫だろう」詳しく確認すれば、自転車はOK、ストレッチはダメ、走るのはNG(その時の自分に走れるとは思ってはいなかったが。着地の際に患部がハデに痛むのだ)腰を急に捻っちゃダメだよ!とのこと。やはりスカッシュは術後1年後か。何たってあのスポーツは、腰を捻りまくる。瞬時に動く。走りまくる。思えば身体に悪いスポーツだ。

Ordinary Life05ツーの生活をさっそく実行だ。コロナ禍で遠ざかっていたとは言え、12月は1年間お世話になった店に年末のご挨拶に伺うのが恒例だ。松陰神社前の「ビストロ・トロワキャール」ではビストロ料理の師匠でもあるシェフの聡ちゃん、マダムのまゆみちゃんに入院中のエピソードを披露。用賀の京料理の名店「本城」では大将とお互いの症状を語り合う。すっかり話題が病気やら体調やら。つくづく歳を取ったものだと実感する。

Ordinary Life08泉の「遠藤利三郎商店」の若手女性スタッフがソムリエ試験に合格というNEWS。それはお祝いしなきゃと店に向かった。いつもの席に案内され、シャンパンとスパークリング(妻は水)で乾杯。相変わらず料理はストレートに美味しいし、合わせて選んでいただくワインもぴったり。いつものようにワイン袋持参でオススメのお手頃ワインを何本か持ち帰り。術後に何故か酒量が減った代わりに、ささやかな店への応援として。

Ordinary Life10ストロ808も再開した。友人を自宅に招き、シェフ(私のことだが)のお任せ料理を召し上がっていただく完全個室(笑)のビストロ。ゲストは自分の飲みたいものを飲めるだけ持参するのがお約束。その日のゲストは2人で泡と赤白各1本を飲み干した後、「カラオケ808」に店名変更した店内で熱唱。皆でカラオケBOXに行くのも躊躇ってしまうご時世だから、次回からそのメンバーの恒例となりそうな予感だ。まぁ、それも良し。

Ordinary Life15宅で食事する際は、お気楽妻が専属シェフと呼ぶ私の出番だ。フツーの生活、すなわち家事三昧の日々。今まではコルセット装着しているために腰を曲げられず不自由だった身体が(完全ではないが)解放された。掃除機のコンセントの着脱も、トイレ掃除も、もちろん料理も妻の手を煩わせることもない。朝食を作り、妻の出勤を見送った後に掃除、洗濯、そして引き続きのリモートワークの日々。*出勤はまだ週に1,2回程度。

Ordinary Life12るのは運動不足の解消、すなわち増え過ぎた体重を戻すこと。担当医のことばを拡大解釈し、着地の衝撃のないクロスウォーカーやエアロバイクの利用限定でジムにも通い出した。鈍った筋肉も回復しつつあるようで、代謝も上がり汗がかけるようになってきた。2着しか着られなくなっていたスーツを着回すのは限界がある。全てのスーツが着られるよう腰回りの贅肉を落とさねば。それができて初めて「フツーの生活」だ。

コロナ禍に加えて、脊椎管狭窄症の手術、長期療養というフツーではなかった私の2021年が終わろうとしている。フツーではなかったからこそフツーの有り難さがしみじみ分かった1年でもあった。何年(フツーなら?2年弱)か後に妻の卒業(定年退職)を控え、お気楽夫婦にとって本格的な老後が目の前に見え始めている。人生の終盤をどのように生きたいか、そのための手術でもあった。骨が付くまであと数ヶ月、待ってろよ2022年!まだまだしばらく元気でいてやる!

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