集合!Team Mac!「林檎ネットワーク」

Applesる秋の日、わが家にiPhone5がやって来た。それまで妻のiPhone3GSは暴走を続けていた。ミュートにしてあったはずが着信音が鳴ったり、断続的にムダなメッセージを画面に表示したり。美しいと思っていたデジカメの解像度も、この春に買い換えた私のiPhone4Sに比べると見劣りがする。画面の立ち上がりも遅く、バッテリーも持たない。限界だった。5の発売を心待ちにしていた。本体を予約し、さっそくケースを購入。そして待望の5が到着。ところが、お気楽夫婦宅にはすでに大勢の先住林檎たちがいた。1994年の初Mac「LC575」以来、14年ぶりに購入を許されたiMac、そしてセカンドマシンとして2011年に購入したMacBookAir、さらにAppleTV、iPhone4Sというラインナップ。購入時期もOSもばらばら、不揃いの林檎たち。

MacsiCloudのCMのようなネットワークにしたいよね♬」わが家のIT担当はお気楽妻。私のセカンドマシンだったはずのMacBookAirを、いつの間にか自分のファーストマシンに設定。AppleIDを新たに設定し、iCloudのネットワークを分けた。すると、林檎たちのフォトストリームに不整合が起きた。加えて、画像データが増え過ぎ、iMacのHDが満杯状態になってもいた。う〜む、混沌状態だ。Help!私のサイトを立ち上げた際にサポートしてもらったTeamMacを招集した。彼らは私のMacの師匠であり、WEBサイト構築の開発者であり、WEBデザイナー。仕事上のお付き合いもあるけれど、夕食を招待することをギャラ代わりにしたプライベートなサポートチーム。*全員がパクチーをこよなく愛するチームパクチーでもある。

TeamMac16:30に集合!今回はホームパーティ。ミッション終了後にパーティ開始!料理と飲物は用意するけど、自分で飲みたい物を持参すること♬メンバーに指令を送る。「了解です。楽しみにしてます!」お気楽夫婦は解決したい課題を整理し、ホームパーティの準備。とは言っても、そこはお気楽夫婦。全てを手料理などとはハナから考えていない。自分たちで作ったのはカンタン煮込み料理の「ラタトゥイユ」、秋のキノコたっぷりサラダだけ。ビストロ トロワキャールの木下シェフにオードブルのテイクアウトを依頼。パーティ当日に店まで受け取りに伺い、デザートはプティポワソンのマコちゃんのケーキをゲット。後はメンバーの到着を待つばかり。

HomePartyIGAさん、できました!」サイト表記やリンクなどの小さな不具合をあっという間に修正。サンクス!「外付けHDを用意して、画像データを移して共有する方が良いですね」「アカウントはもう一つ作って、使い分けた方が良いですね」と、師匠たちの適切なアドバイス。「やっぱりそうだよね」と妻。Windows使いだった妻も、今やすっかりMacユーザ。説明を聞くのも妻の役割になった。今度発売される新しいiMacを買うって手もあるよね。「おぉ〜っ!それは良いですね。画面の端が5mmって、凄く薄くなるんですよ。容量もでかいし!」私の要望にも即応。持参したMacBookAirを使って発売される予定のiMacの解説をしてくれる。よっしゃあっ!これで課題はほぼ解決だ。では、ミッション完遂を祝って乾杯だ!

いっすねぇ、このお肉♬」「IGAさんたちの料理も、すっごく美味しいです♡」ありがと。林檎ネットワークの課題もスッキリ。あ、ところでたまにリンクのメッセージ発信元がWEB開発者くんになるんだよね。「あぁ、分かりました。修正できます。でもそれはきっと、たまに思い出してださいって、僕のメッセージですよ!」可愛いこと言うじゃないか。うん、分かった。では、そのままにしておこう。彼らも大切な林檎ネットワーク。次回は、新しいiMacがやって来た頃に!

恒例の、初めての。「上海ガニの会、世田谷線の会(仮称)」

ShanghaiCrabMapoDofuになると、いつもの仲間が集まる。お気楽夫婦が主催し、10年以上続く恒例の「上海ガニを食べる会」。毎回6〜8人が集まるその会の参加者は、ほとんどがスカッシュ仲間。何年ぶりかで参加するゲストもいれば、転勤で参加できなくなった準会員や、すっかりご無沙汰している休眠会員もいる。会の規約や参加条件はもちろんないけれど、ご夫婦やカップルで参加するメンバーがほとんど。今年は、久々に参加したゲストを含め、8人の仲間たちが集まった。会場はご近所中華の名店「萬来軒」。これまたいつも通り。

BanRaiKen2BanRaiKenばちゃぁ〜ん、こんばんは♬」フロア担当のおばちゃんともすっかり顔馴染みのメンバーたち。「今日は秋田に転勤しちゃった人は来ないんだね。あぁ、Hさんがいるから麻婆豆腐は辛さを抑えなきゃね」おばちゃんもメンバーをしっかりと掌握。いつも通りに馴染みの味を楽しんだ後は、メインの上海ガニ登場。黙してカニの身を剥く夫、ニコニコと食べる妻といういつもの構図。そしてシメはもうひとつのメイン、痺れる美味の麻婆豆腐が登場する。「中国の税関が厳しくってさぁ、アメリカ経由で入れてもらった山椒なんだって」これまたいつも通りの“おばちゃん節”。今年もこうやって集まることができた。いつもの仲間たち。いつもの味。毎年楽しみな恒例の会。

TroisQuartsPiaる秋の夜、ちょっと変わった組合せのメンバーが集まった。一人ひとりはもちろん顔馴染み、同じ会社に在籍していた(あるいはしている)仲間たち。けれど、この組合せで会うのは初めて。最初はFacebookがきっかけだった。お気楽妻の誕生日にメッセージを残した1人に、がっつり肉を食べようか!と返信。転職先の会社のパリ赴任から帰国した仲間を誘って4人で一緒に、というコンセプト。それを聞きつけた仲間が1人増え、2人増え、最後に加わった1人が「かつての上司3人が集まるんだったら、行かなきゃ!」と駆けつけ最終的には7人が集まった。その上司のひとり、私もそのかつての部下と会うのは退社以来初めて。中には個人的にご一緒するのは初めてのメンバーも。会場は松陰神社前のお馴染みビストロ トロワキャール。

Confit久しぶりです!」「変わらないねぇ」Facebookで繋がっているメンバーは、リアルでは懐かしいのだけれど、ネットではなんとなく様子を知っている。不思議な感覚。お互い仕事のしがらみもないメンバー。「日本の方がフランス料理も旨いっす」「痩せましたよねぇ」笑みがこぼれ、懐かしい話に頷き、今の生活や新しい仕事について尋ね合う。あるメンバーは新たな仕事でのネットワークを語り、あるメンバーはお付き合いを始めたばかりのパートナーを語る。それぞれが若々しく変わっていないのは、それぞれの生活が充実しているからだろうか。年長のお気楽夫婦。後輩たちの幸せそうな様子がくすぐったく嬉しい。先輩というよりは、なんだか親戚の伯父や伯母のように。在籍した会社を離れて7年余り、こんな場を持てるのも嬉しいことだ。

回は彼を連れておいで!」「分かりました。ぜひ!」「今度はダンナも!」たっぷり食べて飲んだ帰宅後に、Facebookのメッセージが飛び交う。「次回も松陰神社の中華料理とかで?とすると世田谷線沿線の会、ですかね」了解。けれども、焦ることなく“次回”を設定するのも良いだろう。緩やかに、折々に、いつも通りを楽しめる、気軽に集える場になりますように。

サプライズ!サプライズ!サプライズ!「10月20日」

Phalaenopsis orchidTroisQuartsExteriorの日のことを忘れていた訳ではなかった。たぶん、それは妻も一緒。大切な記念日ではあるけれど、2人にとっては通過点。それも10年以上前の。そんな日だった。一時帰国していて、週明けにはまたワシントンに戻ってしまう友人とのランチ会。その日程を決めた方が先だった。スカッシュ仲間が集まった。お店はすっかり馴染みになったビストロ トロワキャール。友人たちと何度も訪れているけれど、ランチにお邪魔するのは初めて。そしてその日はお店の開店2周年でもあった。2周年おめでとうございます!地元の商店街を走り回って買込んだ胡蝶蘭の鉢を奥さまのまゆみちゃんに手渡す。「うわぁ〜っ!凄ぉ〜いっ!ありがとうございます♡」ひとつ目のサプライズ♬

SaladePork杯!」ワシントンに帰る友人の無事を祈って、そしてガンの疑いがあった彼女の検査結果がなんともなかったことを祝って、さらにはその日の朝に皇居1周ラン大会を走って見事に2位に入賞したメンバーを祝って、加えてお店の2周年に!木下シェフの計らいで、ヒューガルデンホワイト、ワインの白、赤のフリードリンク1,500円という夜の2周年記念メニューをランチにも提供していただく。多謝。タスマニアサーモンのスモーク、エゾシカ入りパテドカンパーニュとキャロットロベの前菜盛合せ。相変わらず絶品のシャルキュトリー。それぞれメイン料理を選び、ワインは何本目かの白を飲み干し、赤ワインを飲み始める。…そろそろ頃合いか。

Friends2IGA&ERIゆみちゃんにアイコンタクト。昼過ぎにお店に届いたことは横目で確認済み。事前にお願いして企画を伝えてもあった。自由が丘の花屋で、差出人と受取人に自分の名前を書いた宅配便の伝票を書いたのは昨日。前日にギリギリで思い出した。実は今日は…。花束を受取りメンバーに説明する。12本のバラを妻に渡す。「えぇ〜っ!そうだったぁ!忘れてたぁ!ありがとう♡」と妻。その日はお気楽夫婦の結婚記念日。とは言え、2人で一緒に暮し始めてから入籍するまで約6年、つき合い始めてからは20年が経とうとしていた。そんなこともテレながらメンバーに話しつつ、「おめでとう!」「ステキぃ〜っ!」の大合唱と共に、再びの乾杯。2つめのサプライズ。

Flowers&Cake24personsIGAさん、奥さま、おめでとうございます!」まゆみちゃんの声に振り向くと、木下さんと揃って2人で何かを抱えている。「これはお店からお祝いのケーキです。アールグレイのシフォンケーキに生のいちぢくをデコレーションしました。お召し上がりください♬」「わぁ〜っ!キレー!」「美味しそう〜!」やられたっ!3つ目のサプライズ。いつまでも素敵なご夫婦でというメッセージ。サンクス。これは嬉しいプレゼントだ。それに、まゆみちゃんの作るデザートは絶品だ。そう誉めると「僕もイチヂクを並べました」とシェフ。こちらこそステキなご夫婦だ。2組の夫婦、めでたい4人で記念撮影。

りがとう。今までで一番印象的な記念日になったよ。楽しかったね」お店からの帰路、妻がメンバーにお礼のメールを送る。12時の集合時間から、4時まで飲み続けた。笑い続けた。明るい日射しが注ぐテラス席。2012年10月20日、忘れられない日になった。仲間たちに、心より感謝♡

002315947

SINCE 1.May 2005