北陸ラバーズ♡「富山へ、金沢へ、そして鯖江から」

IMG_3437IMG_3100 2 (1)気楽妻にとっては初の富山。降り立ったのは北陸新幹線富山駅、ではなく「富山きときと空港」。「きときと」とは、富山弁で新鮮な、ぴちぴちのと言うような意味合い。天然の生簀と呼ばれる富山湾のきときとの海の幸が2人を待っている。空港からバスで富山駅へ向かい、荷物を預けて街歩き。富山駅で名物ます寿し巡りのクーポン付きの1日乗車券を購入し、路面電車に乗車。それにしても富山地方鉄道(富山地鉄)とJR富山駅との連携は素晴らしい。駅構内の南北自由通路と並行に、東西自由通路と交差し(踏切がある)路面電車の軌道が配置され、駅ビルを南北に貫通する形で電車が運行されている。撮り鉄、乗り鉄にとってはワクワクする構造。実際鉄ちゃんが多数出没していた。

IMG_3104 2 (1)IMG_3115ころで、「ぐるっとグルメぐりクーポン」と言う名称のフリーきっぷには、市内何店舗かの「ます寿し」が食べられるクーポン券が付いている。*お気楽夫婦は「ますのすし本舗 源」と言う駅弁で有名な店だけなのかと思い込んでいた。聞けばそれぞれの家庭に贔屓の店があり、自宅で食べたり、進物に使っているとのこと。さっそく1軒目「青山総本舗」と言う駅前近くの有名店へ。同様のお客様が多いらしく、クーポン用の個包装がさっと出てきて、店内で食べさせていただいた。ぱくりとひと口。ほんのりと酢とますの香りが漂い、上品な旨さ。2軒目の店とも味わいが違う。奥が深いぞ、富山の伝統の味。

IMG_3122 2 (1)IMG_3132 2に向かったのは、隈研吾氏の設計で有名な「富山市ガラス美術館」と併設の「富山市立図書館」。ガラスアートのようなキラキラ光る外観と、富山県産の杉を多用して作られた杉の板で構成される巨大な吹き抜けを持つ内部が対照的。館内に入った瞬間に圧倒される開放的で、美しい構造とデザイン。そして続いては「富山県美術館」。真っ先に向かったのは「オノマトペの屋上」。「ぐるぐる」とか「ふわふわ」とか、オノマトペ(擬音、擬態語)によって発想された遊具で子供たちが(実はお気楽妻も)遊べるし、立山連峰を望むことができる(当日は残念ながら曇りで見えず)素晴らしい無料の施設だ。

IMG_3153 2 (1)IMG_6366 (1)山県美術館」にはもちろん常設展や企画展もあるが、「ANIMALS」などの無料で鑑賞できる屋外展示も充実しており、十分無料でも楽しめる。近接する「富岩運河環水公園」や世界一美しいと称されるスタバ(それ程でもなかった^^;)など、周辺には見所も沢山。そして富山での締めは、きときとの寿司で決まりだ♬ 駅近くの「とやま鮨 海富山(海to山)」と言う店で、“富山湾寿司”と言うコンセプトのセットメニューをいただく。白エビ、甘エビ、ホタルイカ、富山の地魚と富山県産の米を使った握り寿司、富山らしい汁物付き。お手頃で幸せな味。富山L♡OVE。富山県人羨ましいぞ!

IMG_3162 2IMG_3269 2 (1)陸新幹線で金沢へ。ハイアット修行の一環で、駅前の「ハイアットセントリック金沢」に長期滞在。2人で金沢を訪れるのは4度目。有名な観光スポットは既に訪問済みだから、どこを必ず訪ねたいと言うこともない。暮らすように滞在するのがコンセプト。「World of Hyatt」と言う会員制度のアワードで、一番お手頃な客室料金で、スイートルームに1週間滞在できるという大盤振舞い。都内のハイアット系ホテルの1泊の料金で1週間滞在できる。交通費もマイルを貯めての特典航空券だから、お手頃でゼータクな滞在だ。金沢駅のショッピングモールも近いから、駅弁や土産をつまみに室内宴会もできる♬

IMG_3239 2 (1)IMG_3295 2 (1)沢も美食の都。鰤やカニ、ノドグロなどの日本海の幸はもちろん、能登牛、加賀野菜、金沢おでんなど地元ならではの美味しい食材や料理が豊富。香林坊などの繁華街や、駅近辺に名店が(選ぶのに悩むほど)軒を連ねる。その上、都内近郊に比べてお手頃。ハイアット修行中の2人にとって、どの要素をとっても金沢は絶好のロケーションなのだ。滞在中スカッシュをして洗濯しつつ、「のど黒飯本舗 いたる」で人気のノドグロを、「能加万菜(のうかばんざい)」で能登牛や加賀野菜を、そして忘れてはいけない地酒の利酒を、「黒百合」で金沢おでんを堪能。いずれも感涙ものの絶品だった。

IMG_3286 2 (1)IMG_3282 2回の滞在でどうしても訪問したかった唯一の場所が「石川県立図書館」。愛称は「百万石Biblio Baum(ビブリオ バウム)」。ラテン語で「図書」と「木」と言うことばを組合せた造語らしい。公立の図書館なのに、見学コースまである人気のスポット。金沢駅からバスに乗って20分。内部に入ると口が開いたままになる。圧巻。360度、巨大な吹抜けがある円形劇場のような空間。木材を多用した建築と照明、レイアウトの素晴らしさに感動すら覚える。そして何より、書籍の分類が詳細で、日本各県毎の文化を取りまとめるなどの独自性があったり、豊富な読書スペースや自習コーナーがあったり、賞賛のことばが言い尽くせない。ここには1日中いたかった。また来たいと、いや来ると誓った。それほど素晴らしい空間だった。良いなぁ、石川県民、羨ましいぞ‼️

IMG_3320 2IMG_3330 2山、石川と来たら、トリは北陸新幹線延伸で話題の福井。福井県は鯖江からラブラブな友人夫妻が訪ねて来てくれた。選んだ店が大正解。「333(sasami)」と言う人気の比内地鶏と加賀野菜の炭火焼きの店。この店、串に刺さない焼き鳥を提供。グループで行ってもシェアし易いし、何より鶏のどの部位もジューシーで旨い。リピート決定。絶品焼き鳥を食べた後は、友人夫妻と部屋飲み。ついつい楽しくて飲み過ぎ、用意していた酒が足りなくなり、駅まで皆んなで買いに出かけたのも楽しい思い出になった。これは止められないね、金沢滞在。すっかりお気楽夫婦は北陸L♡VE。また来年、伺います。

*年初の能登半島地震、9月の能登半島豪雨で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

お気楽妻の卒業旅行記(3)「New York , New York ♬」

IMG_2103 2IMG_2100 2IMG_22211977年の古い映画の主題歌に「Theme from New York , New York」と言う曲(NYヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムで試合終了後に流す&一番搾りのCMでも使用)がある。その中の一節、“I wanna wake up , in a city that doesn’t sleep”から引用するまでもなく、ニューヨークには“眠らない街”という形容がある。お気楽妻の卒業旅行の最終目的地、ニューヨークは本当に眠らない。2人が宿泊したホテルの客室は、タイムズスクウェアを見下ろす高層階にあった。2人は朝早くから夜遅くまで、人通りの絶えないその場所を飽かず眺めていた。

IMG_2176 2IMG_2167 2IMG_2314 2る日は話題の「ハイライン」へ出かけた。2009年に高架の廃線跡を2km以上に渡って再開発した人気のスポット。単に緑化しただけではなく、周辺の建物とデザインでコラボレーションしたり、定期的なイベントが行われていたり、何よりボランティアスタッフが手入れしている植物が瑞々しい。人の手がきちんと入った都会の中の自然。それが周辺の建物に溶け込み、思わず意図せず(お気楽夫婦も踏破した)コースを全て歩いてしまう。他の日に訪れたクイーンズの公園(NYCに住んでいた友人推薦)も心地良い場所だった。NYCの公園LOVE♬

IMG_2489IMG_2467IMG_2232 2れる場所によって、訪れる人によって、街の表情は大きく変わるのはどの大都市も同じだけれど、NYCはダイナミック。「Summit One Vandarvilt」という91階から93階!?に広がる全面ガラス張り(床もガラス張りだからスカートはNG)の展望フロアからの眺望と言ったらもう、高い所が好きなお気楽夫婦を狂喜乱舞させ、高所恐怖症ではない2人さえも一瞬躊躇する底無しガラスフロアに驚愕。誰がこんな企画と設計を考えるんだ!と半ば呆れる凄さ。一方で、「ワン・ワールド・トレードセンター」の静謐な内部デザインには思わず頭を垂れる。

IMG_2344IMG_2664 2IMG_2423 2NYCと言えば、エンタテインメントだろう!と言う事で、ブロードウェイの各劇場に歩いて行ける地の利を活かして、ミュージカルを2本鑑賞。1本目に選んだ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は大正解。映画の第1作のストーリーに忠実な舞台化で、登場人物のキャラクター設定もそのまま。有名ないくつかのセリフも(おそらく)そのまま。英語力が低い私も楽しめた。でも2本目の「MJ」はハードルが高かった。着飾ったブラックのお姉様方が「ワオ!」とか大喝采とか、大笑いしていても理解できず、歌うシーンだけが救い。やはりことばを超える美術館や博物館が良いなと、「MoMA」や「自然史博物館」でホッとする。

IMG_2270 2IMG_2209IMG_2569 2配していた食事代金の高さも、お気楽夫婦は難なくクリア。例えば、アメリカンサイズの朝食(ハイアットの上級会員は何をどれだけ食べても無料!!)をTo Goでランチとシェア。コインランドリーの時間待ちで食べたヴェトナム料理やカジュアルな中華料理はお手頃で美味しかった♬その結果、ランチ用にと日本から大量に持参したカロリーメイトも食べたのは2食分のみ。そして何より楽しかったのは、ホテルの近所に何店もあったアイリッシュパブでフィッシュ&チップスの食べ比べ、ビールの飲み比べ。NYCでは美味しいものをさほど期待していなかった分、これで充分満足。訪問時、歴史的な円安だったが目を瞑ろう。

IMG_2241 2IMG_2632 2IMG_2753 2は6度目の、私にとっては4度目の、そして2人とも12年ぶりのNYC訪問で驚いたのは、治安が良くなった(ように思える)ことと、地下鉄が便利になったこと。ホームレスの数はフィリーの方が多かったし、ゴミも少ない。ホームにx分後に電車が来る時刻が表示され、ほぼ時間通りに来る!! 最新の車両内には次の停車駅や終点駅のデジタル表示が。君たち、やればできるじゃん!と驚く2人。とは言え、日本の交通機関の神経質なほどの正確さ、生真面目さに比べれば格段の差はあるけれど、降りる駅はどこ?とドキドキしなくても済むのは嬉しい。

こうして2人の旅は終わった。前掲の「Theme from New York , New York」にこんな一節がある。“ I want to wake up in a city that never sleeps ” 眠らない街で僕は目覚めたい。そして、こう続く。“ I’m gonna make a brand new start of  it ” 僕は新たなスタートを切るつもりだ。…さぁ、僕らはどこに向かってスタートを切ろうか。

日本到着翌日の朝から2人とも会議が続くこともあり、ビジネスクラスでゆったりの帰路。そしてジェットラグを防ぐため、機内では一睡もせず映画三昧。私は見逃した『ナポレオン』や、あの感動をもう一度と『グレイテスト・ショーマン』などを鑑賞。妻は『ゴーストバスターズ』の最新作を気に入ったようで、過去の3作品を見た模様。どちらも会議には変なテンションで参加した(汗)。

これで3週間に渡るお気楽妻の卒業旅行も大きなトラブルもなく無事終了。妻の長年のハードワークを慰労する良い旅になった。旅先で友人たちにも会えた。長い人生の中に、ちょっと「、」読点を付けた気分。それでも「。」句点を付けるまでには、まだまだ時間がありそうだ。長い旅行に耐える体力も残っているようだし、自信にもなった。「それで、次はどこに行こうか」あれ?卒業旅行は終わりでは?「ふふふ」と、不敵に笑う妻。まだまだお気楽夫婦の旅は続く。

お気楽妻の卒業旅行記(2)「妻の好みは、フリスコ<ウィンディシティ>フィリー」

IMG_1448IMG_1436気楽妻の卒業旅行、2つ目の街はサンフランシスコ(フリスコ)。2人にとって初めての街♬とは言え、コロナ禍以降に治安が悪化し、危険な地域もあるとの情報で、ややビビりながら空港に降り立ち、ホテルへ。ハイアット修行中の2人の宿泊先は「グランドハイアットフリスコ」。設備面でやや寂しいものの、クラブラウンジからの眺望は見事。眼下に中華街、遠く「コイトタワー」、サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島が一望できる。その北米最大の中華街に出かけた2人。それも食事のためではなく洗濯のために。長丁場の旅にはコインランドリーの所在確認が重要だ。それでも中華料理好きの2人にとって、細い路地が入り組む怪しい街の散策は刺激的で心弾む。

IMG_1462IMG_1526安が先行し、余り期待していなかったフリスコの街は意外に楽しく、フィッシャーマンズワーフにある「ミュゼ・メカニーク」というコイン式の古いアーケードゲームの博物館では本気で遊び、フェリービルでウィンドウショッピング、ケーブルカーは眺めるだけだだった(運賃がやたら高い)が、路面電車やバスなどの市内の公共交通に乗りまくった。そして最大の収穫は「サンフランシスコ近代美術館(SF MoMA)」だ。展示作品の意外なほどの充実ぶり(失礼)に加えて、中庭の造形の素晴らしさ、そして「The Visitors」というインスタレーションに感涙。この作品に出会えただけでもこの街に来た甲斐があったというものだ。*真っ赤なトイレも驚愕ものではあったけれども。

IMG_1585IMG_1613いて訪れたのはウィンディシティと呼ばれる街、シカゴ。この街には前職の友人夫妻が2人の到着を待っていてくれた。「アメリカに来るのなら、どこでも飛んでく!」と言ってくれていた彼女。宿泊先のひとつがシカゴだと伝えると、「じゃあ車で行けるから」と気軽に言うので安心していたら、何とその距離400Km!!。さすがアメリカ感覚(汗)。ともあれ、4人で乾杯しさらに部屋飲み。翌日はホテルの目の前のシカゴ川を船で巡り、建築物を鑑賞するクルーズツアーへ。川沿いに建つ「リグビービル」や「トリビューンタワー」をはじめとした歴史的建築物、かつて世界一の高さを誇った旧シアーズタワーなど、見所が満載。英語の解説が判らなくても、これが期待以上に楽しい♬

IMG_1678IMG_1660を降りて4人が向かったのは街の中心部にある広大な「ミレニアムパーク」。その公園のイチオシが通称「Bean」と呼ばれる巨大な屋外オブジェ「雲の門(Cloud Gate)」だ。鏡のように磨き上げられたオブジェに映るスカイスクレイパーや自分たちの姿に、子どもたちだけでなく大人も歓声を上げる。そして、妻の卒業旅行と言いながら、私が便乗してどうしても行きたかった「Route66」の起点へ。66歳のうちに訪ねることができたお祝い?に珍しく1人で記念撮影。それにしても、66歳からの私のRouteはどこに続くのか、いつまでどこまで(笑)続くのか。いずれにしても、シカゴが思いもかけず良い街だったと言う印象が残ったのは、友人夫妻のおかげでもあった。感謝。

IMG_1816IMG_18104番目の街はフィラデルフィア(フィリー)。4番の割には知名度が低く、かなり地味である。お気楽夫婦がこの街を訪ねた理由はひとつだけ。「USスカッシュセンター」を訪問したかったのだ。常設の観客席付き4面グラスコートが2面、ダブルスコートも含め22面のスカッシュコートを有する巨大な施設。2人にとって夢のような、天国のような場所。そこを見学するだけでなく、何とネットで予約し、グラスコートでスカッシュまで(それも2日間も)やってしまった。夢が叶った。Dreams Come True!!。内部には「US SQUASH National Headquarters」があったり、歴代の選手が紹介されていたり、まさにUSスカッシュの殿堂。日本にもこのような聖地が欲しいと涙する2人。

IMG_1874IMG_1986メリカ建国に縁のあるこの街を訪れたのは、タイミング良く「4th of JULY」。敢えて日程をそのように組んだのだが。街は熱狂的なお祭りムードに包まれ…てはおらず、パレードのルート周辺だけが関係者を中心に賑わい、終わったらささっと帰って行く、そんな観客の反応。それでも楽しもうぜ!と言う雰囲気が溢れ、ルーツは関係なく俺たちゃアメリカン!と言う参加者(世界各国をルーツに持つ国ごとに民族衣装を身に纏った参加者が多かった)が潔い。所詮(ネイティブアメリカンを除き)国民全員が移民の子孫である訳だし、と今更思う東洋の島国からやって来た2人。アメリカの自由と寛容と、良い加減さとスケールの大きさを感じることになった街だった。

「それにしても、フリスコよりもフィリーの方が危険な街だね」と妻。確かに、街の中心のオフィス街でも、交差点ごとに縄張りを持つ浮浪者が物乞いをしていたフィリー。地下鉄ではゾンビ(のように頭を垂れたジャンキー)を駅の警備員が電車から引き摺り下ろしている現場に出くわした。アンモニア臭が立ち込め、ゴミが散乱している路地も多い。「シカゴなら再訪アリかもしれないけど、フリスコも、フィリーも、もう来なくても良いかな」と妻の感想。「あ、スカッシュコートだけはまた来てみたいけど」全くの合意。そして続いての街は…。

002251158

SINCE 1.May 2005