恋に落ちて「宮古島LOVE」
2024年 3 月10日(日)
「2月に沖縄行くんですけど、一緒に行きます?」愛娘(のような若い友人)のシャレ半分のひと言に、「行く!」と即答したお気楽夫婦。育休中の友人夫妻は愛娘(こちらはホントの娘)をかつての仕事仲間たちにお披露目に行くのだと言う。さて、せっかく沖縄に行くのなら他の島にも行ってみようかと選んだのは宮古島。仕事で訪ねて以来40年ぶり、妻は初めての訪問だ。どこに泊まろうかと悩んだ結果、無料で渡れる橋としては日本一(3,540m)の「伊良部大橋」で宮古島と繋がった伊良部島の「ヴィラブリゾート」に決定。
宮古島空港から宮古ブルーの海が周囲360度に広がる伊良部大橋を渡り「ヴィラブリゾート」へ。6棟のヴィラが建ち並ぶ小ぢんまりとしたリゾート。全てのヴィラには広い庭とプライベートプール付き、そしてオーシャンビュー♬ 赤瓦の屋根の上にはシーサーが座し、沖縄とバリの建築が融合する落ち着いた佇まい。どうだ!と主張するのではなく、滞在するゲストに柔らかに寄り添う使いやすい設備や落ち着いた内装。これは素晴らしい。
沖縄の食材を使った洋食と和食が選べる朝食のレベルも高く、シャキシャキの野菜(彼女の食事の評価は野菜の新鮮さにかかっている)を頬張り、お気楽妻も思わずにっこり。食事の後は、ホテルで借りた自転車(後に悲劇を招く)でポダリング。あえてサイクリングと記さなかったのは、ワタシはママチャリ、妻は小さな車輪の折り畳み自転車だったから。自転車のスピードで島を巡り、眺める景色の余りの美しさに、お気楽夫婦は揃って恋に落ちた。
え?だって、この青さですよ。恋に落ちるのは必然。巡る湾ごとに、立ち寄った時間により、空の色により、陽射しにより、その表情を変える海。渡口の浜から下地島に渡り、広々としたサトウキビ畑の中の真っ直ぐ続く道を2人でのんびりペダルを漕いで行くと、雲の間から天使の梯子が降りてくる。そしてその先には初めて見る多彩なブルー。少し疲れたなと砂浜に下りればブルーシールアイスクリームを供する茶屋がある。これは楽園です。
あ、こうして書き記していると、あの暖かな南の島の甘美な時間を思い出してしまい、またすぐに行きたくなってしまうので、今夜はこの辺で。続きは後日。