居心地の良い場所「ザ・ダタイ(後編)」

P1020401お気楽夫婦におけるヴァカンスとは、何もしないこと。もちろん、プールで読書はするし、スパでマッサージは受けるし、毎日ジムに通う。この旅では、毎朝テニスコートで汗を流した。「テニス合宿のようだね」と妻も苦笑した。つまり、“何もしない”とは、観光や買物などに出歩かないことを指す。そう、ホテルのファシリティを十二分に活用し、ホテルから一歩も出ないのだ。だからこそ、ホテル選びは重要。

P1020288ホテル全体の部屋数が少なく、部屋の広さが充分あり、ジムなどのスポーツ施設が充実し、地元料理の美味しいレストランがあり、スパでマッサージが受けられ、読書をするための居心地の良い場所があること。すなわち、スモール&ラグジュアリー。それらが二人に必要なリゾートの条件。ネットで可能な限りのデータを検索し、収集し、検討する。口コミ情報のチェックや、イマジネーションを駆使する必要もある。

P1020222_1熱帯雨林の中のヴィラを選ぶ場合は、覚悟も必要。ガッコーが鳴いていたり、天井を這いずり廻っていたりなどというのは当然として、大きな蜘蛛がバスルームに侵入していたり、冷蔵庫の裏に大きなゴキブリが潜んでいたり、広いバスルームをゲジゲジが堂々と跋扈していたり、というのは日常的に起きる。今回のダタイでも、実際に全て起きた。しかし、そんなことも全て許してしまう“寛ぎ”がそこにはある。高い天井、広いベッドルーム、読書用のカウチ、ゆったりとしたバスルームが気持をゆるゆるにしてくれる。

P1020431_1そして、リゾートのプールは決してがしがしと泳ぐ必要はないけれど、眺めて美しい必要がある。言うまでもなく、サングラスや防水の時計を付けながら泳いでも「危険ですから外してください!」などという無粋なスタッフもいない。プールサイドのパラソルは、隣と距離が充分あり、二人分の日陰を確保する大きさが必要。定期的にライムの香りの冷たいウェットタオルと水がサーブされる。…こんなダタイのスタッフの笑顔と共に。

P1020287この居心地の良さを求めて、この快適さを味わい、この場所でリフレッシュするために、お気楽夫婦はやってくる。…幸福な数日間のために。「また、すぐ来るよ!」そう妻は言うけれど、日々のストレスから離れるからこその快感。「だって、私はストレスないし」…そういう人もいるけどね。

【旅の記録、街の記憶】 ■憧れの隠れ家リゾート ザ・ダタイ

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