エンタメ係数ダウン?「2006極私的ベスト・ステージ」
2006年 12 月24日(日)
2006年も終わろうとしている。今年もいろんな芝居や映画を観て、飲んだ。芝居を観終わった後の酒は、旨い。そんな中から、極私的に今年のベスト・ステージを選んでみた。
【1月】『時の男』リリパット・アーミーⅡ、『贋作 罪と罰』NODA MAP、『BIGGEST BIZ』AGAPE Store 【2月】『夫婦犯罪』トム・プロジェクト、『有頂天ホテル』 【3月】『エキスポ』加藤健一事務所、『四畳半ブルース』BACK FRONT 【4月】なし 【5月】『かもめ食堂』『プロデューサーズ』 【6月】なし 【7月】『3バカ』転球劇場、『RENT』、『東京原子核クラブ』俳優座劇場プロデュース、『あわれ彼女は娼婦』シアターコクーン・オンレパートリー、『ダ・ヴィンチ・コード』
【8月】『電界』猫のホテル、『寝ずの番』、『ニコラス・マクファーソン』PIPER 【9月】なし 【10月】『ジェイル・ブレーカーズ』G2、『The Worst of・・・』王立劇場、『ゴルフなんて大嫌い!!』パルコ劇場 【11月】『そこそこ黒の男』表現・さわやか、『ズビズビ。』劇団M.O.P. 【12月】『みんな昔はリーだった』パルコ・プロデュース
…少ない。芝居が18本、映画が6本。だいたい、全く劇場に行っていない月が3ヶ月もあるなんざぁ!う~む、これは問題だ。
前にブログの記事でも書いたが、行きたいと思った公演のチケットが取れなかったのが一番の原因。それに加え、加藤健一事務所、ラックシステムなど、2人に定番の劇団の新作が少なく、それらをカバーする新しい劇団を探しきれなかった。
そこで、今年のベスト。うぅ~ん、『BIGGEST BIZ』AGAPE Storeかなぁ…。『BIG BIZ』『BIGGER BIZ』と続いたシリーズ最終作。登場人物のキャラが、それぞれくっきり立っていて、お互いに実に巧く絡み合う。前作を観ていなくても勿論思いっきり笑えるのだが、やはり最初から観たい。あぁ、第一作を出張で観られなかった自分の過去を呪いたい。観たかったぁ…。そして、最終作ということは、トラブルメーカーの健三(松尾貴史)にイライラしつつも憎めない動きも、皿袋(松永玲子)の変身振りがもう観られないのが、実に淋しい。それにしても、このシリーズを含め、G2、後藤ひろひとの絡む芝居を観ることが多い近頃。今年最後のステージも後藤の舞台。出番は僅か、セリフもほとんどない。でも、ずるいでしょう、そんな持っていっては。そのキャラは反則!という内容。
…で、1年間を総括。最後までG2と後藤に救われ続け、蜷川さんの(例えば『あわれ彼女は娼婦』)演出に飽きてきたのは事実だけど、決してエンタメ係数が下がった訳じゃないと断言して、締めということで。
kumi20
そうですよ、チケット取れなさすぎですよ〜。プンプンッ。NODAMAPなんて全滅だしぃ。
パルコ歌舞伎もすっごい行きたかったのに取れなかった。チッ。
最近ライブも取れないし。大して人気もないのにさ〜。
でも、気を取り直して、来年もエンタメを大いに楽しみましょうね!
IGA
そうなんだよぉ!チケットなんとか、なんとかしてちょっ!
・・・って、関係者ぢゃなくなった強み。
ところで、メリィクリスマァ~スッ&ただいま!
ウチの一階にあるこぢゃれたバーでも、スペシャルナイトやってました。
題して「さびしんぼうナイト」・・・賑わってました。
そう、汝は善き行いを成しているのであるぞ。
ということで、良いお年を!年末は妻の実家で隠遁生活なので、
ブログの記事も今週末同様に書き溜め、時限装置で爆発さ!
なので、コメントを付けてくれてもUPできず、
お返事もしばらく書くことができません。悪しからず。