テーマは洋食「NYC壮行会」

P1030937お気楽夫婦が住む街の肉屋で美味しい“レバカツ”を発見した。こりゃあ皆に食べてもらわねば、と開催したのが<NYC壮行会>という名のホームパーティ。料理の主役がレバカツだから、テーマは“洋食”。加えて、2月末に初めてビッグアップルに挑む友人二人(♂)のために、NYC経験のある仲間たちがNYC情報を提供しようという趣旨。誤解のないように、念のために書き留めると、二人(♂×2)は仲の良いスカッシュ仲間同士。グランドセントラル駅の構内で開催されるスカッシュの大会観戦に出かけようというスカッシュフリークだ。

週末の夕方、近所に住む友人(♀)が、早目にやってきて料理を手伝ってくれる。さすがにお気楽妻と違い、毎日のように料理を作ってるだけあって、手際が良く、小気味良い動き。レレバカツ用のキャベツを千切りに刻む包丁の音も軽やか。それに比べ、ミモザサラダ用のゆで卵をザルで漉しながら「うわぁ~、なんだか料理やってるみたいだねぇ」とのたまう妻。かつては餃子の皮も手作りだったというお気楽妻の“幻の料理”の数々は、本当に幻だっだのではないかと思ってしまう。やはり友人を招いた“エスニック料理”パーティから、ほぼ3年。きっと、それ以来の“きちんとした”料理。

P1030939料理が出来かけた頃、主役の友人二人もお酒を携えやって来た。テーマが洋食だからと、シャレ半分で“赤玉スィートワイン”をお願いしたら、しっかり発見して買ってきてくれた。子供の頃、誕生日やクリスマスに小さなグラスに1杯だけ飲ませてもらった思い出がある懐かしい酒。かなり嬉しい。(ただし、30年ぶりぐらいに飲むその酒は、甘ったるく懐かしいだけの味で、懐かしくない他のメンバーには不評だった)そして、前の日からぐつぐつと煮込んだビーフシチュー、ミモザサラダ、にんじんとダイコンのサラダ、鯛のカルパッチョなど、洋食というには微妙なラインナップ。「3年ぶりの料理、美味しいぃ♪」毎日作っていても誉められない方に申し訳ないぐらいに、友人たちに絶賛され図に乗る妻。「貴重な手料理だから、次回は3年後ねぇ!」・・・まぁ、オリンピックより開催頻度は高いか。

そして、お気楽夫婦のNYC旅行の画像を眺めながら、デザートの登場。友人の1人が前からNYCに行ったらぜひ食べたいと言い続けていた<カンノーリ>。NYCでは一般的だというイタリアのお菓子。日本ではなかなか売っておらず、あちこち検索した結果、日本橋高島屋 <PECK>で買ってきた一品。新宿や他のPECKにはない、これも貴重なもの。「うぇ~!凄い!嬉しい!」期待以上に喜んでくれる友人。一段と声のヴォリュームが上がる。(ちょっとうるさい)そこまで喜んでいただけると、前日に買いに行って売切れだったことにめげずに、当日の朝に再チャレンジした甲斐があったってものだ。餞別代わりの素朴な焼き菓子。NYCに行って、ぜひ食べ比べて来て!ボン・ヴォヤージュ!

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