新たな味の記憶「あるけっちゃのー」

Photo_5ところで兄弟夫婦6人でのセットメニューでのランチは、かなりお得。4種類のアンティ・パスト(前菜)は全て味見が可能だし、6種類のパスタを分け合える。これはかなり美味しい、お気楽イタリアンならではの技。まずは「井上農場の樹熟トマトとバジルのスパ」。甘く酸味たっぷりトマトを味わう。正統イタリアン的に旨い。

Photo_6そして「羽黒の子羊と民田なす庄内のオーガニックなマメのスパ」地元では漬物で有名な美味しい丸ナスを、こんがり焼いて子羊と合わせる。素晴らしい♪そして「生ウニと明太子のスパ」って、美味しいけど見た目はちょっと地味だね。「井上農場の小松菜と庄内豚ベーコンのペペロンチーノ」の野菜は元気だぁ!などと、わいわい味わう。

Photo_7続いて「庄内沖 飛魚とオリーブ フェンネルのスパ」は感涙もの。カリカリのトビウオと香草のバランスが素晴らしい。「アサリと三川の佐藤さんのミニトマト バジルのナポリ風スパ」は、オーソドックスなメニューながら佐藤さんに会ってお礼が言いたくなるトマトの美味しさ。野菜の種を販売し、自らも野菜を育てる謂わば“野菜のプロ”の末弟も絶賛。

Photo_8Photo_9「ふぇ~!どれも美味しい♪これからメインとデザートまだあるんだよねぇ」小食の妻が控えめに取り分けつつも、確実に完食している。出てきたのはメインの「地魚とあさり、ドライトマト煮アクアパッツァ」と「庄内豚のグリルと畑の野菜」こりゃあ食べ応えあり。がっつりと美味しい。

Photo_10Photo_11そして最後にドルチェ(デザート)の盛り合わせ。これまたたっぷり。「もうダメ、食べられない」何割増しかで盛り付けたパスタをペロリと食べ続けた次弟も悲鳴を上げる。ペースを抑えて完走を目指したお気楽妻はにんまりと食べ切る。このドルチェは敷地内に増設したスイーツの店「イル・ケッチァーノ」でも購入可能。なかなか戦略的でもある奥田シェフ。お気楽妻も友人におみやげ購入。

ところで、今回の帰省は母親の見舞と家族写真の撮影が目的。そのために兄弟3組の夫婦が揃った。なのにまだ見舞に向かう気配もなく、スプマンテを飲み続ける長兄IGA。お気楽夫婦の東京に戻るフライトの時間が近づいているのに。でも、こうやって皆で会えるってことは母にとっても嬉しいことだよね。「でも、最初に亀やとこの店の予約をして、その後に帰省を決めなかったっけ」…順番はともかく、兄弟が古い記憶を語り合うだけではなく、新しい記憶を綴ることもまた楽し。ちなみに、イタリア語に聞こえる店名は「あるんだよなぁ」という庄内弁。この街には、美味しいものがたくさんアル・ケッチァーノ

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