ポイントでスイート「パークハイアット東京」
2007年 8 月12日(日)
毎朝食べるヨーグルトは30円高いだけでも決して買わない妻だが、休日に宿泊するホテルについてはサービス施設や部屋の広さ、価格などを徹底比較した上で数万円の違いは気にせずに満足できるであろう部屋を選び予約する。彼女の中では複数の金銭感覚が矛盾なく同居し、メリハリが付いている。「10円に厳しく、1万円に甘い」というのが信条だ。つまり、同じ価値のものには10円たりとも無駄に払わず、支払う価値を認めるものに対しては大胆にお金を使うということになる。
その合理的な妻が徹底して集めているのが“ポイント”。それも、実に合理的に。まずはポイントはまとめることが大前提。1,000円程度のスーパーの買物でもクレジットカード。公共料金も、タクシーもカード。コンビニの買物もエディで支払う。幹事体質でまとめ払いの役割もプラスになる。そして、とある航空会社のマイルに集中させる。その結果、年に数万マイル貯まる、という結果になり、数年に1回程度ならビジネスクラスで旅行ができる。典型的な“陸マイラー”だ。
それ以外にも別途ポイントを貯める場合がある。妻が優先して貯めているのが“ハイアット・ゴールド・パスポート”。ハイアットグループのホテルに宿泊する割合が高いお気楽夫婦は、地道に貯めて、アップグレードで一気に利用する。と言うのも、このアップグレードのお得度がかなり高いのだ。例えば、部屋のグレードにもよるが、グランドハイアット東京に1泊して2,000ポイント、箱根リゾート&スパに2泊して4,000ポイント程度貯まる。そして、6,000ポイントを利用して、新宿のパークハイアットの宿泊をアップグレードしようとすると、パークルームの料金で、パークスィートに宿泊できる。それも3連泊まで。
この“3連泊”が、お得感大。部屋の広さで、45㎡が100㎡に。宿泊料金は10万円近い差がある。これが、3泊まで6,000ポイントで利用することができるということは、ホテル内通貨として1ポイントが最大で50円相当!こりゃぁ貯めなきゃ、使わなきゃなのだ…。という訳で、ある夏の週末、金曜日から日曜日にかけて(さすがに2連泊で)パークハイアット東京に宿泊した。このホテルは、お気楽夫婦にとって特別なホテル。結婚パーティを開催した場所でもあり、良い事があった時に乾杯するためのバーがあり、天空のプールでぷかぷかのんびりする場所でもある。…今週もまた「予告編」をお届けしました。詳細は来週末に。
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