博多で一献、二献、サンコン「博多べい」

Photo先日訪ねた長崎が“老後に住みたい街ランキング”で赤丸急上昇。ちなみに、調査対象はお気楽夫婦二人の超限定だが。旅行前に長崎情報を送ってくれた友人とそのまた友人も、二人のお気に入り具合を喜んでくれた。ほんとに良い街だね。ちなみにランキング上位の他の街は、ボストン(冬はちょっと寒いけれど)、オークランド(まだ行ったことないけれど)、クアラルンプール(物価が安いし街がこざっぱりと清潔)、浜松(妻の実家)、そして博多。味も、人も、良い街だ。

博多の街を妻と訪ねた。出張では何十回も訪れた街だけれど、仕事で訪れる時とプライベートで訪れる時とは街の顔つきが違って見える。店の印象も同様。以前仕事がらみで利用した店がどうしても気になり再訪。その店は“博多の達人”にご紹介いただいた「博多べい」という小料理屋。場所は博多山笠の<追い山>の舞台、櫛田神社の正面。前回同様に2階のお座敷に案内されるとびっくり。櫛田神社の鳥居が目の前に。もの凄く豪華なロケーション。あれ?ということは景色をじっくり眺める余裕もなかったのか。

待ち合わせた博多在住の友人と合流して3人でちんまりと酒を酌み交わす。前回は料理が美味しかったという記憶があるが、ふわふわと飲み、刺激的な話を伺い、楽しく語り、ついでにすっかり酔ってしまった。今回あらためて味わうと、料理はどれもかなり旨い。うぅむ、同じ店なのに美味しさの意味が違う。前回が舌では美味しさを理解しているけれど頭が追いついていない美味しさだったとしたら、今回は舌でも頭でも実感する“実体のある”旨さ。焼酎も(これはいつものことながら)旨い。

Photo_2料理と酒の美味しさに調子に乗った酔払いと、素面(博多の友人も酒は嗜む程度)の女性2人は、博多の街をふらふらと楽しく彷徨う。やっぱり屋台でしょう!焼きラーメンでしょう!という酔男をを先頭に有名屋台「小金ちゃん」へ。ところが相変わらずの長蛇の列。じゃあ別の店に行こうかと案内されたのは「鬼多郎」という屋台。この店の焼きラーメンは塩味のさっぱり系。細麺のぱりぱり。あ、旨いじゃん!ぐじゃぐじゃ系の小金ちゃんの焼きラーメンとは全く別物だけど。酔男はこの店でも焼酎をぐびりぐびり。

Photo_4すっかり満足したはずの酔払いは、もう少し飲もう!大名に行こう!などとのたまう。酔払男の扱いに慣れている大人の女性2人は、仕方ないヤツと思いながらも優しくお付き合い。 大名は若者だけではなく大人も楽しめる元気な街。昼のショップも夜の店も充実している辺りがバランスの良い博多を象徴している。「じゃあコーヒーでも飲もうか」と入ったのは「SWINDLE FACTORY」というカフェ。酔払いは性懲りもなくワインなどを飲み続ける。この辺りになると男の記憶はまだら状態。きっとホテルに戻ったらばたりと倒れこむに違いない。楽しかねぇ♪やっぱ博多ん街は良か!博多ん人は良か!とかインチキ博多弁でぶつぶつ言いながら。

コメントする








002184380

SINCE 1.May 2005