スカッシュと酒の関係「アフタースカッシュ」
2008年 10 月05日(日)
ニュージーランドへ。いつの間にか、そんなことになってしまった。右腕で、絶好調でも、日本の水準でも、オープントーナメントで勝つことは難しいのに、いきなり世界大会。実に大胆だ。言い換えれば、無謀だ。でも、だからこそ楽しもう。そんな開き直った気持になった。とは言え、鍼治療の効果が出てはきたものの、右腕はまだ以前のようには使えない。利き手ではない左手でのインチキスカッシュは、奇跡的に上達してきたけれど、初心者としては上手という程度。とても世界各国から集まる選手たちに勝てるとは思えない。いや、勝てないまでも対戦相手に失礼のないプレーができる水準までには持って行きたい。よしっ!ちょっと頑張ってみるか。ミキちゃんのように、世界に羽ばたいてみるか!(ちょっと大げさ)
そして、ある週末、ニュージーランドにも同行するコーチと共に、高原リゾートでのスカッシュ合宿に参加した。2日間で4コマのレッスンと、2時間の交流試合が予定されている。お気楽夫婦が1ヶ月かけてやる練習を2日間でやるぐらいの内容だ。参加メンバーは、東京近郊の複数のスポーツクラブから集まったスカッシュフリークが20人弱。インチキサウスポーの私は中級、右手で参加する妻は中上級のクラスに振り分けられた。初めて会う方々とは言え、共通言語はスカッシュ。お互いのプレーを見ていれば、その人のキャラクターも想像できる。強気のプレーをするけれど、優しい気持の人かな。言い訳が多いこの人はプライドが高いのかな。右手が使えないことで、普段の自分より目線を下げて他人のプレーを見ることができる。右手だったら難なく取れるボールが、左手ではとんでもなく難しいボールに変わる。だからこそ気付くこともある。
合宿初日の練習を終え、同じ施設内にある温泉に浸かり、その後はお楽しみの宴会。帰らなくても済む、という安心感と開放感が底なしの“飲み”を誘う、ある意味大人げない宴会になることが多い。そして、この合宿でそれを改めて実感することになる。コーチ陣を含め20人を超える宴会。時間制限があるようなないような飲み放題。中には食事の後に自主練習をするためにお酒を控える人がいるけれど、ほとんどは半ば宴会目的で合宿に参加するエンジョイ・スカッシュ・プレーヤー。かくいう私もそうだけど、この記事の前半ではちょっと頑張ってみるか!と決意したはず。その辺りが酒飲みの弱さ、だらしなさ。飲んでしまった。たっぷりと。当初から2次会を想定しているコーチが用意させた大量のビール、メンバーが持ち込んだワイン、日本酒、おつまみと共に部屋飲みに突入。あぁ、世界が遠くなる。
スカッシュコートの中の姿を見て、その人のキャラクターが分かる、などと嘯いていた私はまだ青いな!と痛感。人は多面的であり、スカッシュで解放される人もいれば、酒で解放される人もいる。かくいう私もスカッシュで(酒でも)ストレスを解消しているのは事実。しかし、それは解放され過ぎ。コートでの姿から豹変し、反則技を繰り出す女性が出現。スカッシュにいろんなプレースタイルがあるように、酔い方もそれぞれ。犠牲になった若手男性コーチには気の毒だったけれど、これも接客業の通過儀礼のようなもの。冥福を祈りつつ、翌日のレッスンに臨む。しかし、強烈な二日酔い。それでもなんとか倒れずに頑張り、最終レッスンを終える。「いやぁ、IGAさんの左は良い感じになってきましたね」そうだね、右手も多少は使えるようになってきたし、後は試合の前日にいかに飲みを抑えるか、だね。「分かっているのに、酔っぱらいって、おバカだよねぇ。また繰り返すんだよねぇ」と妻。…確かに。温泉に浸かって、また昼食時にビールを飲んだ私は、学習できない酔っぱらい。世界は、遥かに遠い。
静岡の女帝
IGAさま~
ご無沙汰しております。
反則技が得意な女帝です。その節は大変失礼を致しました。
初対面での悪態&醜態は…
都会の素敵なスカッシュミセスを甚だ失望をさせてしまいましたね~
ゴメンなさい。
スカッシュマジックの飲み会は大好きなのに。。普段なかなか絡めない私は…
ついハイテンションに!!
毎回の反省は次のイベント時には忘れています。
次回。。どこかでお会いしましたら…
極力“飲み”を控えますのでどうか今回の事はお許し下さいませ~
IGA
うわぁ〜♪静岡の女帝さまだぁ〜!
コメントありがとうございます。嬉しいです。
反省など、酔っ払いには全く必要ありません。
私も毎回懲りもせずに、学習もせずに酔っぱらい、
同じ過ちを繰り返し、妻に嗜められます。
でも、良いんです。それが楽しいんですから。
次回、またどこかでお会いできたら、
妻の手前絡めないとは思いますが、
ど〜ぞ、よろしくお願い致します。
販売+営業+ネゴシエーター÷ホテルマン=サービスマスター
サービス接客業のあいさつ 普段のあいさつ
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