お祝いの花、お礼のメール「メモリアル・バースディ」

Photo_2ぇ、IGAIGAぁ、何かプレゼント用意してるの?」妻の誕生日の数日前。いつものスポーツクラブのスカッシュコートで、ご近所の高級住宅街に住む友人Kちゃんから尋ねられた。妻からは、皆と一緒に「たん熊」に行くだけで充分、プレゼントは何もいらない、と言われていた。だから小さなブーケでも買おうかと思っていた。「じゃぁさぁ、私がプレザーブド・フラワー作るよ!」おぉ、それは良いねぇ。ありがとう!じゃあ、みんなで一緒のプレゼントにしようか。スカッシュ仲間“ハニカミ・クィーンズ”の2人にメールを送る。さっそく2人から返信。「良い提案ですねぇ。よろしくです♪」「もちろん大賛成!」この辺りのノリは、女子高生並み。さっそく彼女に返信内容を伝え、制作をお願いすることにする。

しっ、分かった。じゃあ材料費だけで良いよ。私のイメージするEちゃん(お気楽妻)の感じで創ってみるよ。楽しみぃ♪」彼女はフラワー・アレンジメント教室の先生。お気楽夫婦の結婚パーティでも素敵なブーケを創ってプレゼントしてくれた。その作品は優雅で上品。贈る相手に合わせたイメージで創られる花はいつもとびきりに素敵だ。友人の結婚式にはいつもフラワー・アレンジメントの依頼付きで招待されるという大変な役割。材料費だけではとても割に合わない。でも喜ぶ友人たちの顔を見る彼女の顔もとても幸福そうでもある。家族で海外旅行に出かける度に、いつもスーツケースひとつ分もあるのではないかと思うほどのおみやげを皆に買って来る彼女。きっと、彼女は大好きなのだ。人が、友人たちが、喜んでくれるのが。そして何より、彼女は誉め上手で誉められ上手。良いねぇ♪と誉めると、実に素直に「良いでしょう♪」と応えてくれる。

Photo_3の日のプレザーブド・フラワーの出来も素晴らしかった。誕生日おめでとう!と、テーブルの上に差し出された紫のバラ。「うわぁ、きれいだねぇ」「すっごぉい!Eちゃんに合ってるぅ」「どうもありがとう♪素敵ぃ」誉められたKちゃんは、照れながらも「良いでしょう♪Eちゃんのイメージなんだ」と胸を張る。レッスン仲間の1人からも可愛いギフトボックスを受け取る。自由が丘のモンブランのクッキー詰め合わせ。昔ながらの堅実に美味しい妻の好みのタイプ。もうひとりのレッスン仲間からはペニンシュラのチョコレート。これまた妻のストライクゾーンど真ん中。人生の秋に実った友人たちは、年齢を重ねてから出会っただけに価値観も近い。

日。そんな楽しい誕生日を過ごした妻が、皆にお礼のメールを送った。「昨晩は遅くまでありがとうございました。記憶に残る楽しい誕生日になりました…」そんなメールにさっそく皆が返信。さすが今時のアラフォーだ。「こちらこそぉ。楽しかったし、美味しかったねぇ…」「素敵なお店&ロケーションで、楽しいメンバーと一緒にEちゃんのお祝いができて最高でした!」「昨夜はたいへん美味しく楽しい一時でした。夜景も食事も何もかも感動的!」なんだか80年代的な大げさな表現のメールが飛び交う。そこもまたアラフォー。改めて実感すれば、いずれも長くお付き合いしたい貴重な仲間たち。人生の中で、こんなに印象的な誕生日を迎えることは、そう多くはない。つくづく幸せだね。楽しい誕生日でした。「…ところでニュージランドでもよろしくね!」友人の1人のメールはそう続いた。そう、いよいよ人間よりも羊の多い国、ニュージーランドに出発だ。

1つのコメントがあります。

  1. 販売+営業+ネゴシエーター÷ホテルマン=サービスマスター


    夜景がギザ美しすぅ!!(@0@)/

    夜景がギザ美しすぅ!!(@0@)/

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