住まうように泊まる「ハイアット・リージェンシー・オークランド」
2008年 11 月16日(日)
お気楽夫婦が宿を選ぶ際の条件はいくつかある。(その条件のほとんどはホテル・ジャンキーと呼んでも良い妻の出すものであるのだが)ひとつは充分な部屋の広さ。寛ぐための宿なのに、ストレスが溜まるような窮屈な部屋は嫌だということ。その基準は自宅と同等か広いこと。ただ、幸いなことにマンション住まいの我家は狭小。合格の基準は50㎡。オークランドを訪問する際に選んだのはハイアット・リージェンシー・オークランド。このホテルにはレジデンスと呼ぶカテゴリがある。広さは66㎡以上。分譲だったり、長期利用の部屋の一部をホテルと同じようにスィート・ルームとして利用できる。お気楽夫婦はハイアット・グループで貯めたポイントを利用し、スタンダードの宿泊料金でレジデンス・スィート・キングに宿泊。かなりお得。円高もあって1泊1万円強!
チェックインして最初に案内された部屋は、シャワーブース付きの大きなバスルーム、広いベランダ付きの明るいリビングの豪華な部屋だったが、低層階のためか眺望が今ひとつ。他の部屋を案内してもらうことに。ベルの男の子にお願いすると、「OK!ちょっと待ってて。フロントに確認するよ。…あぁ、OK。最上階のひとつ下で、ちょっとここより狭いけどハーバーを望める部屋が用意できるみたいだ」とすかさず対応。マスターキーですぐに新しい部屋に通される。ホテルを選ぶ条件、その2。決して慇懃ではなく、打てば応える接客。合格だ。部屋もOK。ベッドルームとリビングにベランダ付き。ベランダからのハーバーの眺めも素晴らしい。部屋の広さも充分過ぎる程。良い部屋だ。
部屋に落ち着くと、さっそく妻が荷解きを始める。衣類はクローゼットやチェストに仕舞い、化粧品や歯ブラシなどは洗面カウンタの鏡の前に並べる。まるでさっき到着したばかりの旅人ではなく、そこに住んでいたかのような設えを整えるために。私はその間、手持ち無沙汰もあり、ブログ用の写真を撮影。(サイトをリニューアルする際にはホテル・カタログを作ろうと思ってもいる。けれど、いつになるのやら)「よしっ♪」黙々と旅のお供たちを片付けていた妻が満足そうに頷く。ホテルを選ぶ条件その3、充分な収納も合格のようだ。
「じゃあまずジム行くよ!」リビングでゆったりとお茶を飲んで、ガイドブックを眺めながら夕飯をどこで食べるかを確認し終わると、妻がすくっと立ち上がる。はいはい。条件その4。ジムやプールなどの身体を動かすことのできる施設があること。いつもだったらスカッシュコートがあることがベストなのだけれど、今回は何日もスカッシュをした後だったから条件からは除外。スパと併設された明るい大きな窓に面したジムとプール、そして大きなジャグージ。30分程ランニングした後、妻がジャグージでにんまり。どうやらこれも合格らしい。
ジムとジャグージで汗を流した後、街に出る。ホテルに戻り、カフェでビールと軽い前菜をいただく。レジデンスに付く無料サービス。お味は、かなりの高水準。旨い。「グッダイ♪」部屋に案内してくれたベル・スタッフが挨拶して通り過ぎる。さほどお腹が空かないこともあり、カフェでいただいた前菜と同じ厨房で作っているということで、オークランドの初日はルームサービスに変更。温野菜サラダ、シーザーズ・サラダ、フレンチ・フライと軽めのメニュー。うん、これは美味しい。条件その5は、ホテル内の食事が美味しいこと。もちろん合格。そして、羊の国最後の朝。7時前にホテルを出なければいけないスケジュール。「でも、せっかくだから朝ご飯食べて行こう!」と妻。ホテル生活には貪欲だ。誰もいない早朝のカフェ。2人だけできっちりと美味しい朝食。満足。ハイアット・リージェンシー・オークランド。住まうように過ごすことができた満足のホテルだった。
サプライズ コスメ
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