愛する街のために「自由が丘森林化計画」

南口の緑道10月のある週末、お気楽夫婦は大勢の人で賑わう自由が丘の街にいた。その週末は「自由が丘女神まつり」という、この街最大のイベントが行われていた。駅前ロータリーに設置されたメインステージでは、相川七瀬のライブなどのイベントが行われた。街角にはジャズライブのステージが設けられ、ワイン片手にお洒落なオヤジどもが語らうスポットが登場した。街のあらゆる路地にはワゴンが並び、買物客で溢れた。南口の緑道沿いには出店が軒を連ね、他の街でもお馴染みの焼そばや焼鳥、ビールなども販売。ちょっと他の街と違うのは、ワイン専門の店、シーカバブなどを売るインド料理、オニオンパイなどを並べるフレンチ屋台など、お洒落な店が多いこと。ショットで販売するワインもプラスティックのグラスにワインを注ぐ。パラソルの下で車座になって飲む人々の足下には、シャンパンやワインの空ボトルが並ぶ。

自由が丘森林化計画んな街で新しい試みが始まっている。名付けて「自由が丘森林化計画」。Google Earthで都内上空から眺めた時に、なぜここだけ緑が多いんだ?とズームインしてみると、その街は自由が丘だった…というイメージの実現を目指す。昨年、買物の際にPASMO・Suica で決済するとポイントが貯まるサービスが自由が丘で始まった。今年はそれに加え、街のエコ活動でポイントを発行開始。例えば、ペットボトルの回収機を街に設置。資源回収に協力し、回収機のリーダにPASMO・Suica でタッチするとポイントが貯まる。女神まつりでは「本を森へ帰そう」というエコアクション企画を実施。古本回収でエコポイントを発行。そんなエコポイントと買物ポイントを合算し、買物の際に割引で使えるだけではなく、街の緑化基金にポイントを寄付できる。それに加え、PASMO・Suica で決済をする際の手数料の一部を自動的に商店街が緑化基金に回す。そして積み立てられた基金で街の緑が増える、という計画。

ショーケースだし、それで終わらないのが自由が丘。森林化計画の象徴として「丘ばちプロジェクト」を立ち上げ、ミツバチを飼い始めた。街の緑が増えれば花も増え、ミツバチの集める蜜も増える。そして集めた蜂蜜を使ったオリジナルスイーツを自由が丘のスイーツの名店(辻口さんのモンサンクレールやスイーツフォレスト)で製造し、「丘ばちスイーツ」として販売する。そんな楽しいアイディアを実現させてしまうのだ。こうして資源が、緑化が、街のビジネスが循環する。今、そんなプロジェクトにコンサルタントとして深く関わっている。そして、来月から半ば専属のコンサルタントとして、この街に関わることになる。これからは日々自由が丘に通い、自由が丘の街を愛する人たちと、愛する街のために仕事をする。街の文化を創ってきた「街のダンナ衆」と一緒に、街の文化を創って行けたらという思いだ。

揚げ春巻き由が丘女神まつりは、街の人たちの“おもてなし”の心が溢れたイベントだ。何ヶ月も前から準備を始め、それぞれの仕事が終わった後、毎日のように夜遅くまで計画を練りあげる。しかし、商売だけが優先する訳ではなく(実際イベントによっては赤字になったりもする)自分たちも楽しみ、街を訪れる人たちを楽しませようという気持に満ちている“お祭り”だ。テニスのイベントで子供たちの案内をする男性スタッフは高級テニスクラブのオーナーだったり、ジャズステーションのチケットを売っているのは信託銀行支店の課長だったりする。街を挙げての巨大な学園祭のようでもあり、街を訪れる人に対する感謝イベントのようでもある。愛する街のために、自分ができることをやる。とても自然に。当たり前に。だからこそ訪れる人に笑顔が溢れ、街が一体となって楽しむ空気に満ち溢れた2日間になる。

トナム料理でも食べて帰ろうか♪私、学生時代からこの街が好きなんだよねぇ♫」お気楽妻もこの街のファン。了解。どこでもご案内いたしましょう!

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