おめでとうは何度でも♬「GoGo!55歳!」
2013年 2 月10日(日)
55歳になった。ちょっと前(1970年代)なら定年の年齢。けれど今は65歳定年の時代。まだまだ働かねばの年代だ。今、なぜか年齢を重ねることが楽しい。毎週末のスカッシュレッスンでちょっと懸命にボールを追い続けたらクタクタになった。撮られた写真を眺め皺が増えたことに驚くこともある。それもまた良し。それが今の自分だ。年齢を重ねて失ったものもあるけれど、得ているものも数多い。疎遠になってしまった友人もいるけれど、新たに出会った友人たちもいる。固有名詞が出てこない。けれど覚えている古いエピソードもある。肩の力が抜けて、尾辻克彦が言う「老人力」が付いてきたのだろう。ということで、友人たちと一緒に誕生日お祝いだ。
誕誕生日直前の週末、都内のラグジュアリーなホテルに宿泊。そこに友人たちを招きお祝い。それが妻から恒例の誕生日プレゼント。今年のゲストはスカッシュ仲間3人。中には数日違いの誕生日の女性が2人も。宿泊先に近いiiyo!!にある「Daichi & keats」で最初の乾杯。そして最初のサプライズ。2月生まれの友人が手配してくれたバースデーケーキ。ちゃっかり自分の名前が入っていることに大笑い。ギリギリまで出席できるかどうか分からなかった友人の名前も間に合った。そして2つめのサプライズは、オリジナル写真付きキットカット!ヴァレンタイン期間限定ヴァージョン。大盛り上がりのテンションのまま2次会はホテルでの部屋飲み。終電を逃してしまったのもご愛嬌。
誕生日当日は「用賀 本城」にて乾杯。ホテル企画にも参加してくれたスカッシュ仲間の役員秘書とご一緒に。何度かこの店にご一緒している彼女のために、その日はアラカルトメニュー。シメに鰊蕎麦を食べたいとだけお願いし、後は本城さんにお任せ。ニシン蕎麦は以前一度だけ出していただいて、涙モノの美味しさだった裏メニュー。そのゴールに向けて絶品メニューを味わい、酒を酌み交わす。しみじみ美味しく、幸福になる料理だ。シラウオと菜の花の霙和え、湯葉と筍の鉢には花びら型に切った百合根が添えられ、ハマグリのぬたの横にはボケの花。春の味を舌でも目でも味わう。つくづく幸福だ。
誕生日お祝い週間の掉尾を飾るのはスカッシュ仲間の小顔美女。真っ先にホテルでのお祝い企画に参加表明してくれたにも関わらず、風邪を引いて欠席というアンラッキーだった彼女。日を改めてご近所で飲もう!という企画。彼女がおススメの「斗(と)」は、タコの刺身を山椒と塩で味わったりという創作和食の店。スパークリングワインも各国のものが10種類以上。これは飲まねば!と軽やかに2本を飲み干し、美味しい料理にさらにグラスワインを2杯。酒豪の誉れ高き彼女のペースにはまり、見事に酔っぱらい。
「母に酔っぱらってるわね、って言われました」翌日、小顔美女からコメント。すたすたと歩いて帰ったハズの彼女も意外にも酔っていたらしい。「へへ、酔っぱらっておりました」同じ酔っ払いとしてちょっと嬉しい。…こうして誕生日のお祝いという錦の御旗の下、飲み続けた1週間が過ぎて行った。おめでとうと言っていただいた友人たちに感謝。「さぁ、ジムに行くよ!」ウェイトオーバーだからと妻が急かす。OK!まだまだGoGo!55歳。今日も元気だ。