うれし懐かし大好き・・・だった「大人の修学旅行」

p1000“30”年。最後に会ったのは、たぶん高校を卒業した頃。それでも、会場に遅れて入った時に、すぐに分かった。好きだった女の子。その30年後。名前がすっと出てきた。不思議。・・・そんな嬉しい瞬間を味わった。

故郷に住む同級生たちが、都内までやってきて同窓会を開くという。「東京に行くのは、修学旅行以来ってやつもいるんだぜぇ」幹事が電話で言ったことばに思わず微笑んでしまった。週末を使った2泊3日。はとバスに乗り、二日目の夜は都内近郊に住む同級生と会うという企画。そうかぁ、だったら大人の修学旅行じゃないか。「へぇ、良い企画だねぇ!」と、珍しく参加を決めた。・・・さすがに「ショーパブに行くんだぜ!」と幹事が嬉しそうに言う“はとバスツアー”には参加できないけど、ちょっと楽しみな土曜の夜。

そして、会場に入った瞬間に嬉しさ、懐かしさが身体中を駆け巡った。中学生、15歳ぐらいの頃に、好きだった女の子(当時は)が、目の前にいた。それまで、その女性を思い出すことはほとんどなく、好きだったことすら(正直言えば)忘れていた。なのに、瞬間的に、いろんなことを思い出した。「あ、Mさんだ!そうそう、家から彼女に電話かけられなくて、近くの電話ボックスに行ったなぁ。あれ?俺、そんなこと覚えてるんだ?」と自分に突っ込みを入れるまで、僅か何分の一秒!というスピード感。

当時と違い、テレ知らずのオヤジになった私は、席を替わってもらい、その女性の隣に座る。話をすると昔の面影そのまま。そうかぁ、そうだったなぁ。いろんなことを思い出しながらニコニコしてしまう。素直に嬉しい。当時の自分に、この余裕があればなぁ。とは言え、あの頃の純情と、現在のズーズーしさのどちらかが当時選べるとしたら、どうだろう?その頃をこうやって思い出して、楽しんでいるんだから、これで良いんだろうなぁ。

二次会に突入し、カラオケ!「あれ?そんなに歌ったけ?」と、突っ込まれる。・・・そうだねぇ。真面目で純情な男の子だったかもねぇ。今では我ながら信じられないほどに。「そういえば、Mさんのこと好きだったよなぁ。つき合ってたんだっけ?」そんな間違った記憶で突っ込まれることも嬉しい。懐かしさだけでつながる会話。たまにはそんな時間も悪くない。そんな思いで帰った翌日、メールが入った。「東京在住の同級生で集まらないか?」・・・皆、年齢を重ね、懐かしい友人が恋しくなる世代になったのかなぁ。

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