YOKOHAMA黄昏「パン パシフィック 横浜ベイホテル」

よこはま観覧車 たそがれ ホテルの小部屋ぁ〜♬ ♪街の灯りがとてもきれいねヨコハマ ブルーライト ヨコハマァ〜♫ 古めの曲を口ずさむ。作詞作曲が山口洋子&平尾昌晃、橋本淳&筒美京平という、いずれも昭和の名曲であり、横浜のご当地ソングの定番。2つの楽曲から広がるイメージは、港、酒、男と女、イルミネーション。昭和の横浜は、横浜ではなく「よこはま」であり「ヨコハマ」。そして平成に入り、みなとみらいの再開発を経て、横浜はYOKOHAMAになった。日本一の高さを誇るランドマークタワー、帆船日本丸を取り込んだ日本丸メモリアルパーク、赤煉瓦倉庫の再生による赤レンガパーク、みなとみらい線など、現在も継続する巨大な街づくりである横浜MM21プロジェクトは、伝統と未来を融合する港町横浜のイメージを決定付けた。

シャンパンで乾杯!2月のある週末、お気楽夫婦はYOKOHAMAに向かった。毎年恒例のMyバースデー企画、都内近郊ホテル宿泊だ。都内の主要ホテルも一巡し、今年はお気に入りホテルであるパンパシフィック横浜をチョイス。2007年以来3度目の宿泊。今回の企画はひたすら部屋でのんびりするために、ビューバスの付いた「ラグジュアリーオーシャンツイン ベイブリッジビュー」というやたら長い名前の部屋を選んだ。コスモクロック(観覧車)や赤煉瓦倉庫、横浜港、ベイブリッジ、インタコを臨む絶好のロケーション。みなとみらい駅から直結のこのホテルの魅力は、何よりもその立地条件にある。レストラン、ショップなどの街の施設がホテルと融合しており、ホテルの付属施設の如く利用できる。例えば今回は、成城石井でシャンパンとおつまみを買込み、インルームダイニング用にポンパドールでパンを購入。朝食は朝マック、ランチはスタバのラップサンド。ラグジュアリーとカジュアルが融合するホテルライフ。

オードブル盛り合せ持ち込みのパン暮れの景色をゆったりと楽しみながらバスタブに浸かり、バルコニーで湯上がりの身体を冷ます。ルームサービスで、オードブル盛り合せ、シーザーサラダ、ホタテのフライなどという健康的なメニューの食事を取り、持ち込んだシャンパンとジンジャーエールで乾杯。やはり持ち込んだポンパドールのバラの花を象ったフランスパンが絶妙に美味しい。お腹がふくれたらソファで寛ぎながら本を読む。そしてまた街の灯りを眺めながらお風呂に入り、残ったシャンパンを飲み干す。ホテルの機能と、街の機能(ただの持ち込みですけれど)をバランス良く活用する。ひたすらのんびりと過ごすには、55㎡という部屋はコンパクトながらも充分な広さ。

インタコ横浜を臨むパンパシビューバス朝、妻を起こさないように、独りこっそりとバスルームに忍び込む。冬の青い空が大きな窓に広がる。これは朝風呂を楽しまない手はない。眩しく爽やかな休日の朝の日射しを浴びながら、半身浴の体勢でひたすら汗を流し、前日に読み残した三崎亜記の『失われた町』を読む。目の前にはコスモクロックの巨大な姿。遠くにはベイブリッジ。左手にはヨットの帆を模した独特のフォルムのインターコンチの白い壁が青空に映える。町が消えてしまうというSF的な物語でありながら、現実と地続きであるような、不思議な三崎ワールドを楽しむにはぴったりの場所。「良い天気だねぇ♬気持良いね♪」妻もようやく起きてきた。

定を変更して、夕方までここでお風呂に浸かってようか。その日はホテルの窓の下に見える日帰り温泉「万葉倶楽部」に行くつもりだったお気楽夫婦。「良いねぇ♬そうしようか」ホテル好きの妻にとっては願ってもない私の提案。否定することはないだろうという私の読みは当たった。「それに、ここだったらビール飲みながらお風呂に入れるしね」むむっ!行動パターンを読まれているのは私だった。

「お気に入りホテルへ」パン パシフィック 横浜ベイホテル東急

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