夏はトマトだ!「トマト料理」

TomatoSaladeマトブームが続いている。トマトには血液中の脂肪増加を抑制する成分が多く含まれるという。それをマスコミが大きく報道したことから、トマトジュースが品不足になった。さらに「とま○ちゃん」などのダイエット用サプリメントも人気。リコピンが持つ抗酸化作用、血糖値を下げる効能が着目されている。それだけではなく、品種改良が重ねられ、糖度の高いトマトが出回ったことも人気の理由。フルーツトマトと呼ばれるトマトがある。糖度を上げるため、成長を遅くさせ、実が小振りになるように育てるのだという。何年か前に初めて食べた時、そのあまりの甘さに驚いた記憶がある。

Picklesマト料理は実に多彩だ。熟したトマトをスライスし、きれいに並べただけで立派なサラダになる。例えば、ご近所の洋食屋「はしぐち亭」で毎回オーダーする「真っ赤なトマトの絨毯サラダ」。メニューのネーミングのセンスはさて置き、ゴマをベースにしたドレッシングと相性抜群で実に美味しい。ある日、料理自慢の居心地の良い店「さかなの寄り処 てとら」でお通しにいただいた「トマトのピクルス」も絶品だった。トマトの甘さ、酸味をさらに酢で磨き上げる美味しさ。生で美味しいトマト料理の典型。真っ赤な夏の色合いが食欲を増す。

BakedTomatoマトは熱を加えることで旨味が増すし、失われる栄養素が少ない。ただ焼くだけでも美味しい。ランカウイ島の「ザ・ダタイ」というホテルで食べた一皿が忘れられない。ある日の朝食で、オムレツと一緒に食べたベイクドトマト。オムレツの黄色、トマトの赤、その上にパセリのみじん切り。目にも美味しい夏のヴァカンスの象徴のような味。南の島の朝。高い天井にシーリングファンが廻る広いレストラン。朝からのんびり、たっぷり食べる朝食。まだ上りきらない若々しい爽やかな日射しの中で食べたトマトは実に美味しかった。これはロケーションとシチュエーションの味でもある。

Ratatouilleマトは煮込み料理で最大の実力を発揮する。イタリア料理ではパスタなどのソース用に多く使われ、メキシコ料理ではサルサになり、ケチャップなどの原材料にもなるため、その消費量は野菜の中ではダントツの世界一らしい。お気楽夫婦のトマト料理と言えば「ラタトゥイユ」。ナス、ズッキーニ、ピーマン、タマネギなどの夏野菜をニンニク、唐辛子、オリーブオイルで炒め、たっぷりのトマトと香草で煮込む南仏料理。野菜の水分だけなのに、出来上がりはジューシーな野菜スープが溢れる。黄色のパプリカを多めに入れるとサフランを加えたような鮮やかな黄金のスープになる。

るなぁ!美味しそうだぁ♬立派な主夫だねぇ」と遅くに帰宅した妻。その日の他のメニューはアスパラ豚バラ肉巻き。多めに作り、ラタトゥイユと共に翌日の妻のサラダ弁当に。しっかり者の主夫。「これで飲み過ぎなきゃ完璧なんだけどねぇ」という妻の呟きは、きっと幻聴だと思ふ。

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