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インドネシアのビンタン島にあるこのホテル、実はシンガポールから船でわずか1時間足らず。シンガポールのカップルたちの隠れ家ホテルだ。海に沈む夕陽を眺めながらプールを囲むデッキで夕食を取る、はずだった。少々予算不足で宿泊したのはヴァレーヴィラ。熱帯雨林の中に佇むジャグジー付きのヴィラ。このロケーション、ベランダには鳥の糞、バスルームには何種類もの虫。神経質な方々ならお薦めできない。お気楽夫婦にとってはジムがないのが残念だった。代わりに眺めの良いリゾートの敷地の中をジョギング。それはそれで爽快な日々。次回宿泊する機会があるなら、ベイ フロント プール ヴィラで。
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プーケット島のラグーナ地区にあるホテル間には無料で船や車の送迎がある。それらの交通機関をフルに活用すると、例えば、バンヤンツリーに宿泊し、ラグーナビーチリゾートでスカッシュをして、シェラトンで食事をするということができる。ラグーナ地区全体がひとつの巨大な宿泊、レジャー施設のようなものなのだ。ホテルのカテゴリーもそれぞれファミリー向け、しっとりラグジュアリー系、など選択肢の幅も広い。バンヤンツリープーケットはジャグジー付きのガーデンヴィラやプライベートプール付きのプールヴィラなど、大人系のリゾート。
ラグーンの景色を眺めながらジャグジーに浸かりビールを飲む。幸せな時間がゆったりと流れる。朝食は、焼きたてのワッフルが食べたかったらウォーターコートカフェで。のんびり2人で楽しみたかったら、ルームサービスメニューをヴィラのプライベートガーデンで。「ここの朝食は、どこで食べてもかなりのレベルだね♪」妻が絶賛する。このホテルを選んで良かったと実感する瞬間だ。
【快楽主義宣言より】 ■「南の島の旅支度」 2005年5月19日
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バリ、デンパサール(ングラ・ライ)空港に降り立ったのは夜、迎えの車に乗り込み、漆黒の夜を猛スピードで走る。ウブドゥに向う山道は舗装が充分ではなく、穴を避けて左右にハンドルを切る。無灯火の自転車が走り、犬が飛び出して来る。なんともスリリングな1時間余りのドライブの後に到着したホテル。チェックインの後に案内されたのは、アジアリゾート特集のホテルMOOKSを眺めながら憧れたヴィラ、そして天蓋付きのベッド。それに、ん?ガーデンの向こうにあるのはプール?予約したのはガーデンヴィラ。なのにその部屋は明らかにプールヴィラ。個人旅行がほとんどのお気楽夫婦。アップグレードの幸運に恵まれることが多い。Lucky!
翌日、朝食の後にさっそくプライベートプールに浸か…れない!冷たい!ウブドゥの清冽な水の冷たさが全身を貫く。結局、プールは眺めるもの。あるいはガゼボ(東屋)で読書をした後、それでも水が温む午後に入っていられるのは、せいぜいが数分。火照った身体を冷やすためにしか入れない。けれど、お気楽夫婦の行動パターンはメインプールでも同様。決してがしがしと泳ぐことはなく、身体を浸す程度。だったらマイプールが良いに決まっている。日がなヴィラに籠る2人。
そして、夕方には評判の高いバンヤンツリースパ(当時)でのマッサージ。ペアで受けるトリートメントを初めて経験したお気楽夫婦。こりゃぁ良い!自らを開放し、テレずに受ければ気分爽快!こうして、2人は禁断の味を覚えたしまった。ヴィラでのんびり過ごす時間を、そしてC/Pの高いリゾートでのスパを。以降、お気楽夫婦のヴァカンスが確立した記念すべき?リゾートだった。
※現在はバンヤンツリー傘下から別れ、カマンダル リゾート&スパとして営業中