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「ザ レギャン スミニャック バリ」は、ひと言で言えば、オトナのホテルだ。全てスイートルームの客室は67室、ヴィラが15棟というスモール&ラグジュアリーなホテル。そして3段に連なるインフィニティプールのすぐ目の前はビーチ。文字通りのビーチフロントが魅力。そして妻の事前のリサーチで「夕陽を眺めるホテル」だとの情報を得ていた。夕刻、砂浜を歩く人々の影を眺めながらのんびりと陽が落ちるのを待つ。打ち寄せる波を眺めているだけで、心地の良い時間が流れて行く。その日の夕陽は雲間に隠れ、見事な夕焼けとまではいかなかったが問題なし。ゆったりとした造りの客室も、柔らかで丁寧かつフレンドリーなスタッフたちの接客も、実に居心地が良い。2泊だけでの滞在では惜しい、ここで長期滞在、いやいっそのこと住んでしまいたくなるホテルだった。
■IGA“快楽主義宣言”より「夕陽と波を眺めるホテル」2017年9月16日 「ザ レギャン スミニャック バリ滞在記
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松山市の中心部から車で15分。迎えに来ていただいたオーナーの越智さんと、お互いに日本各地で泊まり歩いたホテル談義をしただけで、良いホテルなんだろうなと期待が高まった。そして、「TOBE オーベルジュ・リゾート」はその期待以上の宿だった。
湖の畔、広大な敷地の中にコテージとエステ施設が点在する宿泊棟、レストランとブライダル施設があるメイン棟に分かれる。そしてその間の移動は、南の島のリゾートのようにカートを使う。これだけでもリゾート気分が増すというものだ。宿泊したのは「辛夷」という名前が付いたレークビューの端正な客室。全室それぞれに花の名前が付けられ、その花をあしらったランプシェードや洗面ボウルに砥部焼の丁度が揃えられていると言う。
ホテル名にオーベルジュと冠するように、レストランはこの宿の要。湖と噴水を望む場所に長いカウンタを配し、その美しい景色を眺めながら目の前のオープンキッチンで調理された料理をいただく。美味と美景を一緒に味わえる、季節ごとに訪れたくなる宿だ。
■TOBEオーベルジュ・リゾート滞在記
・美景の宿(2017年7月29日)
・美味の宿(2017年8月5日)
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その名前からして堂々たるものだ。軽井沢という地名はブランド化しているが、さらに一線を画す「旧軽井沢」だ。旧軽ロータリー、旧軽銀座も程近い。加えて、メインストリートから少しだけ内側に入っている絶妙なロケーション。ここ数年の間に圧倒的に増えた観光客の騒音にも無縁な環境だ。エントランスやレストラン、中庭などがゆったりしているのに、客室数は50部屋と抑えてある。お気楽夫婦好みのスモール&ラグジュアリーなホテルの典型。
宿泊したジュニアスイート(52㎡)は、中庭に面したベランダを配し、ゆったりと寛げるレイアウト。ベビーボトルのシャンパンも含め、冷蔵庫の中のドリンク類は無料。嬉しいサービスだ。ビュフェスタイルの朝食も充実しており、原木で並べられる生ハムや専用の器に盛り付けられたスモークサーモンなど、演出も見事。きめ細やかで柔らかなサービスが嬉しい。2019年現在、経営もヒルトンの系列になり、ホテルの名称も「KIKYO」と変わったけれど、従来のコンセプトは大きく変わっていない模様。それを確かめルために、再訪したいホテルだ。
◾️IGA“快楽主義宣言”より 旧軽井沢ホテル滞在記
・「Just our type!」2017年7月15日