日本の宿 古窯〈山形・かみのやま温泉〉

リゾート(スパ・温泉)

  • ★★ :歴史ある名門旅館だけに、もう一息!
  • 住所:山形県上山市葉山5-20
  • TEL:023-672-5454
  • URL:http://www.koyoga.com/
  • 宿泊:2008年3月他、多数

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上山温泉の名湯古窯和洋室展望風呂古窯ありがちな夕食古窯小宴会場に続く廊下古窯ありがちな朝食会場

なにしろ「日本の宿」である。堂々たる名付けっぷりである。山形県かみのやま温泉にある日本の宿 古窯は「プロが選ぶ日本の旅館100選」の常連だったり、TVなど多くのメディアに紹介されたり、有名人の宿泊客(これでもか!という程の著名人の絵付けをした楽焼きの皿が飾ってある:色紙よりは風情がある)が訪れていたり、銀座に日本料理の店を出したり、まぁつまり、評価の高い有名な宿である。何を文句の付け様が…ある。

施設の老朽化が目立つのは仕方がない。きちんと掃除が行き届いていて清潔である。きめ細かなサービスもある。料理も美味しい。けれど、いわゆるお仕着せのものに感じられる。優等生的な正解なのだけれど、面白みのない回答。ゼータクな感想だとは思う。初めて宿泊した20年以上前には、宿の豪華さやサービス、料理に感嘆した。私も歳を取り、あちこちの宿に宿泊し、驕ってしまったのかもしれない。けれど、老舗の名門旅館を守るのならば、ONE & ONLYの魅力が欲しいなぁと。もしかしたら、古窯が始めて他の旅館が模倣したサービスなどがあるのかもしれない。だから手垢が付いたものに感じるのかもしれない。であれば、それを超える新たな魅力を、サービスを創造しなければいけない。偉そうだけれど。誤解のないように書けば、好きな宿だからこその辛口コメント。古窯を愛する皆さま、ご容赦ください。

■快楽主義宣言より(日本の宿 古窯 滞在記)

婿殿も修行中」2010年8月15日

センチメンタル ジャーニー」2008年4月12日

バンヤンツリー カマンダル(当時)〈バリ〉

RESORT/リゾート

  • ★★ :ヴィラ&スパ生活の始まり
  • 住所:JL.TEGALLALANG, BANJAR NAGI, UBUD-BALI 80571, INDONESIA
  • TEL:(0361)975825
  • URL:http://www.kamandalu-resort.com/
  • 宿泊:1997年8月

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バニヤンツリーカマンダル室内バニヤンツリーカマンダルメインプール

バリ、デンパサール(ングラ・ライ)空港に降り立ったのは夜、迎えの車に乗り込み、漆黒の夜を猛スピードで走る。ウブドゥに向う山道は舗装が充分ではなく、穴を避けて左右にハンドルを切る。無灯火の自転車が走り、犬が飛び出して来る。なんともスリリングな1時間余りのドライブの後に到着したホテル。チェックインの後に案内されたのは、アジアリゾート特集のホテルMOOKSを眺めながら憧れたヴィラ、そして天蓋付きのベッド。それに、ん?ガーデンの向こうにあるのはプール?予約したのはガーデンヴィラ。なのにその部屋は明らかにプールヴィラ。個人旅行がほとんどのお気楽夫婦。アップグレードの幸運に恵まれることが多い。Lucky!

翌日、朝食の後にさっそくプライベートプールに浸か…れない!冷たい!ウブドゥの清冽な水の冷たさが全身を貫く。結局、プールは眺めるもの。あるいはガゼボ(東屋)で読書をした後、それでも水が温む午後に入っていられるのは、せいぜいが数分。火照った身体を冷やすためにしか入れない。けれど、お気楽夫婦の行動パターンはメインプールでも同様。決してがしがしと泳ぐことはなく、身体を浸す程度。だったらマイプールが良いに決まっている。日がなヴィラに籠る2人。

そして、夕方には評判の高いバンヤンツリースパ(当時)でのマッサージ。ペアで受けるトリートメントを初めて経験したお気楽夫婦。こりゃぁ良い!自らを開放し、テレずに受ければ気分爽快!こうして、2人は禁断の味を覚えたしまった。ヴィラでのんびり過ごす時間を、そしてC/Pの高いリゾートでのスパを。以降、お気楽夫婦のヴァカンスが確立した記念すべき?リゾートだった。

※現在はバンヤンツリー傘下から別れ、カマンダル リゾート&スパとして営業中

ロイヤル メリディアン バーン タリンガム(当時)〈サムイ・タイ〉

RESORT/リゾート

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プール&プールバーバーンタリンガム海を望むテラスで窓の外は海

サムイ島は椰子の島。そう聞いていた。小高い丘の上に建つこのホテルのプールから見下ろす森は、確かに椰子の森。遥か眼下にどこまでも広がる椰子、椰子、椰子。縮尺を小さくした模型で造ったジオラマのように、椰子の樹が連なる。視線を転じれば、青い海。海に向って流れ落ちるようなプール、椰子の森と海に向ってせり出すオープンデッキを持つレストラン。バーン タリンガムとは、美しい崖の上という意味らしい。そのロケーションを活かしたホテルの作り。崖の途中に建つクリフヴィラ、椰子の森を降り切った海岸に建ち並ぶビーチヴィラ、崖の上のポニョ…は、まだ公開前だった。

お気楽夫婦が宿泊したのは、スパ、ジムなどがあるメインサラに直結するデラックスルーム。海に向って大きなバルコニーがあり、朝食を取るのにも充分なスペース。リビングルームから続くバスルームの鎧窓を開けると、海まで見渡せるビューバスになる。お気楽夫婦は、徹底的にホテルに籠った。朝食の後、ジムに通い、プールで椰子の森を眺め、ランチ&ビールの後はプールサイドで読書。そして夕陽に辺り一帯が赤く染まる頃、マッサージに出かけリフレッシュ。そしてホットなタイ料理を食べて…そんな毎日を繰り返す。帰路、バンコクに立ち寄った。その後のお気楽夫婦のヴァカンスの過ごし方として、リゾート暮らしの後、大都会の喧噪の中で過ごし、リハビリをして帰るというパターンを確立。そうしないと社会復帰ができない、そんなリゾート暮らしの始まりでもあった。

※現在は、バーン タリンガム リゾート&スパとして営業

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです