読書のための宿「ハイアット・リージェンシー箱根」

P1030996読書をするために設えたような、快適な空間で週末を過ごした。ハイアット・リージェンシー箱根リゾート&スパのDXツイン。落ち着いた色合いで統一されたベッド&リビングルームに続くサンテラス。ちょうど新聞を広げられるぐらいの大きさのテーブルがひとつ。座り心地の良い椅子が二脚。窓を開け放すと春の柔らかな風と共に、まだ練習中の鶯の鳴き声が部屋に流れ込む。長閑な朝。窓に向いた大きなソファも快適だが、その場所は妻がキープ。年度末の慌しさにピリオドを打つために選んだ今回の宿。2人が普段は持ち歩かないハードカヴァーをそれぞれ1冊、この部屋に持ち込んだ。

P1040090ロバート・B・パーカーの翻訳をなさっていた菊池光さんが亡くなり、スペンサー・シリーズは加賀山卓朗さんが引き継いだ。シリーズ最新刊『スクール・デイズ』は、菊池流を残しつつ、若々しさを加えたスペンサーが登場する。訳者が代わってもスペンサー節は変らず、スーザンがほとんど登場しない淋しさを、彼女の愛犬パールの活躍が埋めてくれる。ファンにとってはほっと安心の1冊。妻は同じくパーカーのジェッシー・ストーン・シリーズ最新作『決別の海』。こちらの訳者はベテラン山本博さん。それぞれ読み比べるのも楽しみ。

P1040018_1昨年の12月、強羅にオープンしたこのホテルは、他にも読書に適したスペースを持っている。ハイアットグループパーク・ハイアットグランド・ハイアットなど、いくつかのカテゴリのブランドがあるが、このハイアット・リージェンシー箱根リゾート&スパは、全ての部屋がクラブフロア扱いのリゾートタイプ。暖炉を中心に吹き抜けの大空間が広がる“リビング・ルーム”と呼ぶスペースでは、夕方はシャパンを含めフリー・ドリンク・サービス。ゆったりとグラスを傾け、時間を忘れて読書ができる場所だ。

P1040035もちろんこのホテルには温泉やスパがあり、浴衣姿で“リビングルーム”や“ダイニングルーム”で寛ぐことができる。場所柄、着慣れない浴衣をはだけた外国人観光客も多い。スリッパでぺたぺたロビーを歩き、ダイニングルームでフレンチを食べるカップルも、ここでは微笑ましい風景になる。夕闇が訪れ、本がすっかり読めなくなった頃、アコースティック・ギター・デュオが演奏を始めた。あまり巧くないのはご愛嬌。読書は諦め、暖炉の火をぼーっと眺めながら何杯目かのシャンパンを飲み干す。その時はまだ、調子に乗って飲み続けた“つけ”は翌日にやって来ることも知らず。…明日に続く。

■お気に入りホテルカタログへ「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ

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