ザ リージェント香港(当時)
- ★★ :ヴィクトリア・ハーバーを眺める宿
- 住所:18 SALISBURY RD TSIMSHATSUI KOWLOON HONG KONG
- TEL:852-27211211
- URL:http://www.hongkong-intercontinental.jp/
- 宿泊:1997年3月
お気楽夫婦にとって、香港には2つの憧れのホテルがあった。ザ・ペニンシュラ、そしてザ・リージェント(麗晶酒店)だった。尖沙咀の突端にあり、ヴィクトリアハーバーと香港島の街並を眺めるには最高のロケーション。1995年、初めて香港を訪れた際に、ペニンシュラに良からぬ印象を(勝手に)持ったため、2度目の香港の宿泊先はリージェントと決めていた。そして1997年、待望の宿泊。チェックインをする際に、何となくupgradeということばは聞こえていた。何となくThank you!とも答えておいた。そして、案内された部屋に入った時に、自分のヒアリングが正しかったことを理解した。アップグレード!通されたのは、大きな窓ガラスいっぱいに香港島の景色が広がる、ジュニアスイート!素晴らしい!その瞬間から、滞在中ずっと窓際に陣取り、ハーバーの景色を眺めていた。香港が中国に返還される直前、何かイベントがあるらしく、ハーバーには世界各地から集まったクルーザーで溢れていた。より豪華なハーバーの往来。昼も、夜も、飽きることなく眺めていた。
リージェントのもうひとつの魅力は、やはりヴィクトリアハーバーを見下ろすプールとジャグジー。ジャグジーの水面と海面とが連続して見えるようなデザインで、インフィニティ(無限)のように見える、インフィニティプール・ジャグジーの先駆け。リージェントと言えば、このジャグジーの写真が紹介されるお約束のポイント。さらには、メインダイニングのライ・チーン・ヒン(麗晶軒)の点心もこのホテルの自慢。ちょっとよそ行きの上品な美味しさだった。
…ところで、現在はインターコンチネンタルホテルズの傘下に入り、インターコンチネンタル香港となった。ペニンシュラとも(これまた一方的に)関係修復した現在、このホテルに再度宿泊する日が訪れるかどうかは、残念ながら未定。