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ある夏、美しい海をどうしても一緒に見たくなった。もちろん妻と一緒に。そこで選んだのは、かつて仕事で訪ねた石垣島、川平湾。選んだホテルはClub Med KABIRA、そして二期倶楽部が運営するオーベルジュ川平だった。小さなエントランスを抜けると、窓の向こうに青。世界中どの海を訪ねても、この美しさ、透明度には敵わない。そう思わせる川平湾が目の前。ホテル自体が川平湾に浮かんでいるような風景。案内されたデラックス・ツインルームはその川平湾を望むコーナールーム。川平湾を視界の隅に置きながら本を読む。風景に物語が溶けて行く。決して豪華な施設ではないけれど、手作りの感覚も残る温かい施設。地元の食材をベースにした美味しい料理も忘れられない。そして深夜、建物の屋上で降る星を眺める。さらに早朝、明けて行く空を眺める。近くの高嶺醸造所(泡盛:於茂登の醸造所)、川平公園茶屋と共に長く記憶に残る風景になった。
*2010年都市計画(公園整備)のために退去命令〜閉館 残念!
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青い海と美味しい食事を求め、お気楽夫婦は踊り子号に乗り込んだ。目的地は湯河原。いつものように、観光は一切しない。目的地は、正確には「ラ・シェネガ」というリゾートホテル。さらに言えば、その宿のダイニングルームでの食事が目的だった。春の青い海を眺めながらフレンチレストランで食事、などという設定は堂々と実行すればテレはしない。こぢんまりとしたホテルの割には、海に向って突き出す最高のロケーションのダイニングルームはゆったりとしている。アールの付いたガラス窓に囲まれて、夕食はもちろん、朝食の時間は清々しい。そして、何しろ目の前が海なのだ。新鮮な食材を使った一皿一皿が、実に美味しい。“大人の”ためのリゾートホテルを満喫できる宿だった。
…が、自らのサイトで「大人の隠れ家ホテル」と自称してしまうのは、いかがなものでしょうか。
*むむっ!その後「大人の隠れ家ホテル」という表現は止めた模様。ほっ、良かった。自ら隠れ家と公言するのは矛盾だよなぁ。
■快楽主義宣言へ 「大人のリゾートホテルとは』2006年4月9日
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ある年の夏、妻がきれいな海に行きたいね、と呟いた。それなら石垣島だよと迷わず答えた。かつて訪れた川平湾の青さが浮かんだ。選んだホテルは川平湾に面した二期リゾート オーベルジュ川平。そしてCLUB MED KABIRAだった。お気楽夫婦が南の島を訪れ、ホテルを選択する際に必須なのは、スポーツクラブ。特にスカッシュコートがあれば、そのホテルは最優先になる。長期滞在型リゾートであるCLUB MEDは、スカッシュコートだけではなく、テニスコート、トランポリン、空中ブランコなどのスポーツ施設が充実。いずれも無料で、滞在中たっぷり楽しめる。
施設はバリ風の建築。明るく健康的でファミリー向けのインテリア。OGと呼ばれるフレンドリーなスタッフ。施設全体がカジュアルで、リラックスできる空気が満ちている。セクシィな大人のリゾートではなく、健康的なファミリーや団体向けのリゾート。オールインクルーシブの食事は、料理の種類が豊富でレベルが高い。お気楽夫婦は、毎食つい欲張ってワインや泡盛を飲み、チーズを食べ、沖縄料理に舌鼓。終日あらゆる運動をしていたにも関わらず、自宅に戻って計ってみると見事に体重増加。いろいろな意味で、実に健康的なリゾートだ。