バンヤンツリー バンコク

BANGKOK/バンコク

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バニヤンバンコクベッドルームバニヤンツリー風景天空のレストラン「ヴァーティゴ」ここで食事をするためだけにバニャンツリー バンコクに宿泊するのも一興天空からの眺望天空のバー隣のコンドミニアム

バンヤンツリー バンコクの“ウリ”は、その眺望だ。高層階にあるスパも良い。部屋からの眺めも悪くはない。しかし、堪能すべき眺望は屋上にある。日本であれば、そこには存在しない、というかできない、はずだ。そこにあるのは“天空のレストラン”。それも譬えとしての表現ではなく、その名前の通りに青空の、夕焼け空の、そして星空の下に広がる地上61階のオープンエア・レストラン「ヴァーティゴ」。その店に行くためだけでも宿泊することに意味がある。

【快楽主義宣言より】

「天空のレストラン ヴァーティゴ」2005年11月10日

シャングリ・ラ ホテル バンコク

BANGKOK/バンコク

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River-ViewShangri-La Bangkok

1978年2月、パリに向う途中にトランジットで立ち寄ったのが、香港、バンコク、モスクワ、そしてコペンハーゲンだった。南回りの格安航空券を使った短期後額留学ツアー。香港の空港も雑然としていたけれど、それ以上に怪しかったのがバンコク。冬だというのに蒸し暑い空港内。調子に乗って機内サービスのビールを飲み過ぎたワカゾーは必然的にトイレに。決して清潔とは言えないトイレには掃除担当らしい男がいるのだが、用を済ませて出ようとすると勝手に洗面所の水を出し、やはり清潔とは言えないタオルらしき布を差し出す。そして使おうが使うまいがチップを要求し、邦貨で10円を出すと「NO!」と叫び財布を覗こうとする。日本円を把握しているらしく、最低100円は渡さないと出してくれない気配。けれど私は10円で強硬突破。…そんなイメージがタイ、バンコクだった。

20年以上を経て、初めてバンコクの街に降り立つ。記憶にあった悪印象がすっかり払拭され…はしなかった。ワット・ポーに向う途中、「ジャパニーズ?ナカタ!アィノゥナカタ。ヒーイズナイスプレーヤー!」などと言い寄ってくる男に危うく騙されそうになった。チャオプラヤ川を臨むシャングリ・ラ ホテル バンコクの印象も、施設はすっかり老朽化して五つ星のラグジュアリーホテルとは思えない。お気楽夫婦がこのホテルを選んだのは、スカッシュコートがあったから。けれど、半屋外のコートは蒸し暑く、10分もコートに立っていられない。仕方なくチャオプラヤ川が目の前のジムでランニング。これが実に快適。Ocean Viewのジムはあっても、River Viewのジムはそう多くはないだろう。ホテルのサイトを見ると、2010年にリノベーションを済ませ最新設備になった模様。タイの情勢が落ち着きを取り戻したら再訪したいホテルだ。

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです