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香港にはシャングリ・ラ ホテルが2つある。香港島側、太古廣場(パシフィック プレイス)にあるのがアイランド シャングリ・ラ。九龍側、尖沙咀東(チムサーチョイ・イースト)にあるのがカオルーン シャングリ・ラ。香港に拠点を持つシャングリ・ラ ホテル&リゾーツの旗艦ホテル。いずれもサービスとレストランに定評がある。
お気楽夫婦が宿泊したのは1998年夏。3度目の香港。仲間たちと一緒に、香港スカッシュセンターで開催された香港オープンという大会を観戦し、地元のスカッシュ仲間と対抗戦を行った。つまりスカッシュ合宿のようなツアー。香港スカッシュセンターに最も近いホテル、そんな理由で選んだのがアイランド シャングリ・ラだった。普段のお気楽夫婦の行動パターンと違い、ホテルの滞在を楽しむよりもホテルの外での活動を重視した宿泊。従って、このホテルの評価は他のホテルとは違ってしまうかもしれない。滞在型ホテルとしてお気に入り度を評価するのは、日本初進出となるシャングリ・ラ東京のホライズンクラブになるのかもしれない。
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少し古い表現だけれど、百万ドルの夜景という表現がぴったりの神戸。六甲山から眺める夜景ももちろん素晴らしいが、このホテルから眺める夜景も格別だ。元町から海を目指せば、ホテルオークラ神戸と神戸ポートタワーがランドマーク。絶好のロケーション。六甲や摩耶山に向って広がる神戸市街地の夜景か、神戸ベイエリアの夜景を選ぶか。結果、お気楽夫婦は両側のVIEWを見せていただき海側に決めた。どちらの眺望も魅力がある。そのどちらを選んでも満足の滞在ができるであろう上に、ウェルカムシャンパン(ヴーブクリコ!)とイチゴのサービス。もちろん、そんなプランを選んだ結果ではあるけれど、これで満足の滞在にならない訳がない。清潔感溢れるすっきりとした客室と、早朝から利用できるプールと本格的なジム。お気楽夫婦の嗜好にぴったりのホテルだ。
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1999年当時、それまで私が訪問したアメリカのメインランドは、インディアナ・ポリスとアトランタだけだった。1995年にスタジアムの視察で訪れたインディアナ・ポリスは北部の田舎町。1996年にオリンピックの視察で訪ねたアトランタは南部の大都市。いずれも出張で訪れた街だったし、出張でなければ訪れなかった街だった。では、どこに行きたいのか?と問われれば、NYC!かつてのクイズ番組ではないけれど、「NYCに行きたいかぁ?」「おぅっ〜!」てなもんである。
1999年当時勤務していた会社で、とある賞をいただき、副賞としていただいた旅行券で初めてNYCを訪れた。NYCと言えば、タイムズ・スクウェアだ!セントラルパークだ!MOMAにも、METにも行きたい!…ということで選んだホテルがシェラトン ニューヨーク ホテル&タワーズだった。どこに出かけるのも便利だった。何しろ、7thアヴェニューである。52ndストリートである。憧れのNYCの街を堪能するには最高のロケーション。けれど、当時のお気楽夫婦の予算で宿泊できる部屋は、残念ながら狭かった。そして、国内外からの団体客が多い猥雑な雰囲気のホテルだった。今思えば、NYCの初印象を象徴的に表しているホテルなのかもしれない。
*ホテル外観の写真は公式サイトより