二期倶楽部〈栃木・那須〉*残念ながら閉館

リゾート(スパ・温泉)

  • ★★★ :満足の美味、大人の寛ぎホテル
  • 住所:栃木県那須郡高久乙道下2301
  • TEL:0287-78-2215
  • URL:http://www.nikiclub.jp/top.html
  • 宿泊:2003年8月

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この風景に憧れてエントランス川沿いの爽やかな風と一緒に朝食を取る朝食の風景パラソルの下、デッキの上でレストランを見下ろす広大な敷地の先にこんな露天風呂もある風景暖炉のある部屋本館のバーここで飲む一杯のためにライブラリー

二期倶楽部は、コンラン卿デザインによる東館の新設で話題になる前は、知る人ぞ知るホテルだった。ある雑誌で紹介された記事と写真に魅せられた。その写真が表す静謐な空間に憧れた。その場所に似合う「大人」として訪れることができるだろうか。友人夫妻と一緒に訪れたそのホテルは、期待通りの空間と味、サービスを提供してくれた。その後、お気楽夫婦はそのホテルが経営する都内の何軒かのレストランに足繁く通った。すっかり気に入った友人夫妻は両親を連れて再訪した。そんな行動を起こさせる魅力あるホテルだ。

【快楽主義宣言より】

「美味への階段」 2005年5月22日

「憧れの風景」 2005年5月21日

嵯峨沢館〈伊豆・修善寺温泉〉

リゾート(スパ・温泉)

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嵯峨沢館川辺の休憩所嵯峨沢館露天風呂付き嵯峨沢館大風呂嵯峨沢館お造り嵯峨沢館デザート朝食は鮎の干物付き♪

日本各地にいわゆる「和モダン」の宿ができている。伝統的な日本旅館のおもてなしの心、和風建築の美しさ、などの良い部分とホテルの機能的、合理的な部分を融合させている。これは温泉好き、ホテル好きのお気楽夫婦にとって嬉しいことだ。それに加え、温泉旅館でのんびりするというコンセプトなら妻の両親との同行が可能。修善寺の老舗旅館、嵯峨沢館も優れた和モダンの宿だ。駐車場で出迎えるスタッフの対応は隙がない。和風の落ち着いたエントランスを通ると、ウッディな家具で統一されたロビー。「プー露(ネーミングはいかがかとは思うが)」と呼ぶ温水プールに続くウッドデッキのガーデンテラス。狩野川からの風が心地良い川沿いのテラスは、湯上がりにぴったり。

客室は和室だけではなく、和室にベッドとリビングルームを配した和洋室もある。ほとんどの部屋に露天風呂が付いている。その上、館内には川の湯、寝覚の湯、渓流の湯などの湯処が11ヶ所もあるばかりか、岩盤浴までも。そして、足の具合が良くない義母にありがたい個室での食事は、椅子とテーブル。和洋の良いとこ取り。こんなホスピタリティ溢れる宿は、海外からの客を迎えるにも相応しい、素晴らしい日本文化でもある。

【快楽主義宣言へ】 ■「和みの空間、安らぎの時間」2005年10月16日

たちばなや〈山形・あつみ温泉〉

リゾート(スパ・温泉)

  • ★★★ :味・宿・湯のバランスの取れた清楚な宿
  • 住所:山形県鶴岡市湯温海丁3
  • TEL:0235-43-2211
  • URL:http://www.tachibanaya.jp/index.html
  • 宿泊:2008年8月他 多数

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たちばなや外観たちばなや中庭たちばなやラウンジたちばなやドレッシングルーム たちばなや朝食

あつみ温泉は、開湯約1,000年というから、平安時代から続く歴史ある温泉。中でも360年以上の歴史を誇る老舗旅館が「たちばなや」だ。昭和天皇をはじめ、皇太子・皇太子妃などの皇室の方々が宿泊した名旅館でもある。あつみ温泉に宿泊するなら、この宿をいちばんにお薦めする。良きライバルである萬国屋の豪華さはないけれど、上品で楚々とした風情の佇まいは、お気楽夫婦が日本旅館に求める姿にぴったり。まずは風呂が良い。檜をふんだんに使った大浴場、続きの露天風呂、貸切の展望露店風呂の「星の湯」は快適そのもの。大浴場の中央にある檜の枕に頭を置き、高い天井を眺めていると、すーっと現世の雑事が消えて行く。落ち着きと趣のある客室で、ゆったりとした気分で食す夕食、そして何よりも朝食が絶品。日本旅館の朝食はかくあるべきという少量多品の皿が並ぶ。そのひとつひとつに心がこもる。そして、緑溢れる庭を眺めるラウンジや待ち合いコーナーで過ごす時間も悪くない。大切な人をもてなす宿として、ぜひ一度は訪れて欲しい。

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです