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2004年クリスマス。NYCに赴任していた友人夫妻を訪ねた。彼らが住むミッドタウンに近く、スポーツジムがあり、プールがあり、比較的リーズナブルでスタイリッシュ。そんな厳しい条件のもと、選んだホテルが ル パーカー メリディアンだった。彼らは事前にロケハンをしてくれた。ホテルの1Fにあるレストラン「ノーマ」がNYCで一番人気の朝食レストランだということも分かった。最上階のプールはニューヨークでは貴重だとの情報も得た。地下のジムにスカッシュコートがあるとホテルのHPに書いてあったけれど、実はラケットボールコートであることも分かった。窓の向こうにセントラルパークが望めるコンパクトだけれど明るくオシャレな客室だった。プールもジムも快適で実に良いホテルだった。けれど、スカッシュコート付きの彼らの住まいの方がさらに魅力的だった。
【快楽主義宣言より】
■「羨望の住まい スカッシュコート付きのアパート」 2005年6月12日
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パリ、セーヌ左岸、サンジェルマン・デ・プレ。その響きにある種の憧れを抱く日本人は多い。学生時代にアテネ・フランセに通い、パリに短期留学をした私もその1人だ。留学当時はセーヌ左岸、リュクサンブール公園やサンジェルマン界隈を歩き回った。そんな左岸唯一のパラスホテル(パリに7軒しかない豪華ホテルの敬称)がルテチアだ。ラスパイユ大通りに面した古き佳きパリ“ベル・エポック”の時代の香りが残る建物。オルセー美術館やモンパルナスにも近く街歩きも楽しい。宿泊したのはパリの街並みが一望できるテラス付きのジュニアスィート。こぢんまりとしていながらも趣のある良い部屋だった。そしてお気楽夫婦が宿泊した翌年の改装によってにスパやフィットネスセンターもできたらしい。パリ左岸の街を歩き、街を眺めるホテルに新たな機能が加わった。
【快楽主義宣言より】
■「スープ・ド・ポワソンで復活!」 2005年5月23日
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横浜三銃士というホテル企画で繋がる3つのホテルがある。「横浜ロイヤル パーク ホテル」「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」そしてこの「パン パシフィック 横浜ベイホテル東急」だ。いずれもみなとみらい地区に立地する高層ホテル。いずれのホテルにも滞在したけれど、なぜかお気楽夫婦にとってこのホテルのお気に入り度が高い。すっきりとした内装、横浜港やベイブリッジを望む爽快なバルコニー、テレビが電動でボードの中に沈み込む機能的な設備など、細かく挙げればいくつか理由はある。このホテルに初めて宿泊した際に、妻の体調が悪くなり、スタッフにお願いして頭痛薬をいただいた。あるいは、その時の好感度の高い対応が決め手だったような気もする。人の印象などはそんなものである。そして2010年冬、久しぶりに宿泊したこのホテルの使い勝手の良さを改めて実感した。ビューバスから眺める風景に、風呂上がりにベランダで感じる風の心地良さに、みなとみらい線からのアクセスの良さに。
*2013年4月より「横浜ベイホテル東急」に名称変更
【快楽主義宣言より】
■「YOKOHAMA黄昏」2010年2月13日
■「大人食い 中華三昧」 2007年2月4日